先日、みょうがのことで、こんな記事を書きました。
冷蔵庫に入れておいても、花が咲く。
その花びらを摘み取っても、また花が咲いている・・・。
そうしたら、ブログを読んでくださった方から
こんな質問をいただきました。
「スーパーのみょうがを冷蔵庫に入れておいても
花が咲くのを見たことがないのですが、
どうしてでしょうか?」
そう、確かにそう!!
スーパーで売られている3個入りのみょうが。
冷蔵庫の中で萎れることはあっても、
花が咲いたのは見たことありませんね。
これは調べてみなくては!!
みょうがと言えば、高知県。
JA四万十さんにお尋ねしてみました。
まず、私たちがみょうがとしていただいているのは
みょうがのつぼみの部分です。
そのつぼみに花が咲くのは、
ストレス(急な温度変化、乾燥など)がかかるためです。
高知県産のみょうがは、ハウス栽培で、
年間を通して25℃~30℃の中で栽培されます。
そんな中ですくすくと育つみょうがは、
樹の高さが4m~5mにもなります。
この丈夫な樹にできるつぼみは、とてもふっくらしています。
しかし、ハウス内の温度も夏場は上昇します。
遮光することにより、温度管理を工夫しても、
やはり夏場は、樹の育ちが悪くなり、
つぼみの太り具合も悪くなります。
こうやって、十分に太らなかったつぼみは、
出荷の途中で花が咲いてしまうこともあるそうなのです。
つまり、みょうががどれだけストレスを受けたかどうかが
花に現れます。
露地栽培の(というか、家の日陰に生えている)みょうがは、
いくら日陰で育っているとは言え、
天候、気温の変化、乾燥、湿気など
様々なストレスの中で生きています。
みょうがの花は、箱入り娘ではない、
自然児の証なのかもしれません。 (*^_^*)
突然のお電話にもかかわらず、
丁寧に教えてくださったJA四万十さん、
勉強する機会を与えてくださったJunJunちゃん、
本当にありがとうございました。