東京都あきるの市で収穫されたのらぼう菜を練りこんだ
お素麺を送っていただきました。
のらぼう菜については、こちらをご覧ください。
よく見ると、麺に黒い点々がありますが、
それがのらぼう菜だそうです。
3分ほど茹でました。
本当なら、のらぼう菜のかき揚げと一緒にいただくのがよいのでしょうが、
春が旬のお野菜ですから、それは無理ですね。
お汁を温かくして、きのこと肉団子を入れ、
つけ麺にしてみました。
茹でると、淡い緑色がより美しくなります。
つるつるっとのど越しを楽しむことができます。
でも、こういう野菜を練りこんだ麺の残念なところは、
もとの野菜の味と香りがなくなってしまうこと。
クレソンうどんもそうでした。
ゴーヤ―麺もそうでした。
私たちが受け取る情報の80%以上は、
視覚の働きによってもたらされると言われていますから、
麺の色を楽しめばいいのでしょうが、
全国各地で売られている野菜を練りこんだ麺やパンを見るたびに、
「出荷できなかった野菜を乾燥させ、粉にしたものが
全国の倉庫にどのくらい眠っていんだろう?」
と、考えてしまうのでした。