先日、お世話になった方のご命日に、お墓参りに伺うため、
お花屋さんに寄りました。
毎年、そのお花屋さんで、
お墓にお供えする小さなブーケを作ってもらっています。
ところが、「配達中」の札が・・・。
しばらく待ってみよう。
お店の周りには、色々なお花が植えてあります。
オリーブの花、見たのは初めてです。
ブラシの木も本物を見るのは初めて!!
やがて、お店の方が戻ってこられました。
いつものようにブーケを注文し、
お話をしながら、出来上がるのを待っていました。
私が「ブラシの木もオリーブの花も初めて見ました。」
と言うと
「あなた、植物にお詳しいのね。」
「いいえ、詳しくはありませんので、
スマホで調べながら、拝見していました。」
と言うと、
「勉強がお好きなのね?」
と言われました。
そこから、お店の方の話が始まりました。
フラワーアレンジメントだけでなく、花や植物に関する様々な資格を持つ
プロ中のプロの方なのに、
「これが人生最後の資格と思って、大阪で2日間大学の先生の授業を受け、
試験を受けてきたんですよ。」
と、おっしゃり、テキストを見せてくださいました。
その書き込みの量のすごいこと!!
みっちり勉強した様子が伝わってきました。
お年は70代だと思います。
「お恥ずかしい話だけど、私は耳には補聴器を付けています。
目も悪いので、マークシートの試験問題も〇の位置がわからないのよ。
それでも、合格することができました。」
お世話になった方のご命日に、そんな素晴らしいお話を伺えたのも
何かのご縁かと思います。
何歳になっても、挑戦し続けるその気持ちが素晴らしいです。
私も「まだまだ、これからだ・・・。」
と、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」で、一番最後に水木先生がおっしゃった言葉が、
頭に浮かんできました。(*^^*)