自治会の班長をやっていると、
回覧板では間に合わない急なお知らせが来ることがある。
そんな時は、配付物を1軒1軒ポスティング。
先日も、配付物を配りにあるお宅へ伺った時、
玄関まで、ずっと雑草が繁っている。
その雑草を踏み分け、郵便受けまでたどり着く。
しかし、郵便受けに蜘蛛の巣が絡まっている・・・。
蜘蛛の巣を払いのけ、郵便受けに配付物を入れた途端、
ストンという音が・・・。
郵便受けの蓋の部分が壊れていて、
配付物は無残にも地面に落ちた。
私は、雑草の中に手を伸ばし、その配付物を拾い上げた。
私の手には蜘蛛の巣と雑草と土の汚れが付いた。(>_<)
こんな体験をして、自分の家を振り返った。
宅配便のドライバーさん、郵便配達のおにいさん、
そんなに長居をするわけではないけれど、
我が家はその方たちに不快な思いをさせていないだろうかと・・・。
その日から、私は毎朝、玄関のドアと門扉を拭き、
蜘蛛の巣があったら払い、
無駄に伸びている枝があったら切るようにしている。
見た目に大きな変化があるわけではないが、
気分はすっきりする。
先日、「ポツンと一軒家」という番組を見ていた時、
里山で暮らす一人の男性が、
「自然界での自然と、里山の自然とは違う。
里山は人の暮らしと共存するもの。
だから、雑草を採り、木を伐採し、野山の植物が生きやすいように
手を加えてあげることが、里山の自然を守ること。」
というようなことをおっしゃっていた。
私は里山に暮らしているわけではないけれど、
この田舎の町で暮らですからには、
自分の怠惰で、町の景観を損なってはいけないと思った。
【写真は、ウォーキングの時にいつも遊んでくれるハッピーちゃん!】