東北の恵みの話は続きます。
以前、秘密のケンミンSHOWで
「山形の人は『ひょう』という雑草を食べている。」
と紹介されたことがありました。
「ひょう」とは「スベリヒユ」のことで、我が家の庭にも生えています。
山形の人があまりにおいしそうに召し上がっていたので、
食べてみたいとは思ったのですが、
さすがに庭の雑草はどうなんだろう・・・と、そのままになっていました。
で、今回の「東北の恵み詰め合わせ」の中に「ひょう」が入っていたのです。
山形の直売所で野菜として販売されている「ひょう」を送っていただき、
夢が叶いました。ヽ(^o^)丿
さっと茹でた「ひょう」を使って、3種類のお料理を作りました。
(お料理とは言えないほど、簡単なものです。)
おひたし
かつおだしのお汁をかけ、丸文岩瀬商店さんの花けずりをぱらり。
辛子和え
和辛子と薄口醤油で和えただけですが、かなりおいしい!!
山形ケンミンイチオシの食べ方というのも頷けます。
グランドペチカと「ひょう」のポテサラ
「ひょう」はクセがないので、マヨネーズにも合います。
このポテサラは貴重ですね。
茹でている時は、ヒユ科の野菜特有の土臭い香りがしましたが、
茹で上がった「ひょう」はクセがありません。
シャキシャキとした食感が心地良く、調味料もよくしみ込みます。
山形で「ひょう」が食べられるようになったきっかけは、
江戸時代に上杉米沢藩が財政困難に陥り、
上杉家第9代藩主・上杉鷹山が倹約のために食べるよう推奨したということですが、
おいしくなければ、
山形県の内陸を中心に食文化として根付き、愛され続けることもなかったでしょう。
食文化って本当におもしろいです。
もっと食べたいので、
次は勇気を出して、庭の「袋井産ひょう」を収穫しようか・・・。
ただ珍しいだけでなく、
食文化について改めて考える機会となった食材を送っていただき、
ありがとうございました。(^-^)