宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「電磁波帝国」

2008年06月04日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)


「電磁波」というものの認知度が飛躍的に高まったのが90年代中頃であったと
記憶していますが、わたくしの手元にある90年代その当時に出された雑誌の
中にも、また同じ頃に使用度や認知が高まった「洗脳」という言葉と共に取り
上げられています。

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【思想をマヒさせる洗脳】

マインドコントロールによる洗脳の恐ろしさは、少しずつ知られるように
なってきた。
「そんなもの、私には無縁だわ」
こう思っている人には警告したい。
「あなたのすぐ側にマインドコントロールはある」

テレビがその一つだ。
一方的に見せられる映像全てを、本当の事だと錯覚してしまうからだ。
テレビを見る人は、製作する人の視点や編集の仕方によって、映像を「事実」と
受け取ってしまう。
これは一種の洗脳である。

また頻繁にテレビゲームをする人も、マインドコントロールの危険性の中にいる。
「どうしてゲームが?」
と思うかもしれない。
ニュースと違って始めからフィクションなのに……

マインドコントロールの怖さは、一つの思想や考え方に人を染めるだけではない。
本当に恐ろしいのは、思考するパターンを単純化してしまう事である。
いわゆる洞察力や、深く物事を掘り下げる思考をなくさせてしまうのだ。
テレビゲームをしている人は薄々気づいているかもしれない。
ゲームにハマっている間は、殆ど思考判断がゼロ状態になっているのである。

「テレビゲームは目に悪い」
よく言われる事だが、これは単に目を疲労させるからだけではない、
ゲームの中の動きが自然界にないものだからだ。
目は自然の動きをとらえて脳に翻訳させて認識している。
それがパターン化されたゲーム独特の動きを追っているうちに、目を通して脳に
影響を与え、マヒさせていくのだ。
知識も良識もある人間が、ある日突然理性が働かなくなる。
思考が何らかの要因でマヒすると、同じ方向で物事を考える癖がつくのである。


【電磁波シティ】

以前引越しをしようとあるマンションの下見に行った時、急に肩の辺りが
重くなり、頭が締め付けられるように痛み出した事があった。
窓を開けると、ベランダから1メートルほどの所に電柱があり、黒い電線が
太い束のようになっていた。

気になったので電力会社に問い合わせた所、

「ああ、それは6600ボルトの送電線です。テレビの受信状態に影響が出て
いますか?」

このような答えが平然とした声で返ってきた。
6600ボルトとは驚いた。電車の送電線でさえ1000ボルトなのだ。

人体への影響を心配して聞いてみた。
「そういう報告は今の所ありませんよ。」

サリン事件で有名になった第7サティアン(オウム真理教)に引かれていた
送電線が6600ボルトで、何に使用されたか問題になったのはその後の事だった。

あなたの生活を見回して欲しい。
あらゆる電磁波を出すものに囲まれていないか?
一つ一つの電磁波は大した事がなくても、集まれば人体に影響を与えていく。

だが関連企業はそれを否定する。
しかも原子力発電所は安全だと説いている。
それほど安全なら、関係者が原発の側に家を建てて住んで欲しいと思う。
科学技術庁長官がフランスから持ち込まれる核廃棄物を拒否した青森県知事を
非難しているが、ならば長官の自宅の庭に核廃棄物を埋めたらどうかと提案
したくなる。

本当はみんな、何が危険なのかを知っているはずである。
ただ欲がそれを理性に認めさせないのだ。

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当時は未だ「ネットゲーム」というものがなかった為、「テレビゲーム」
のみについて言及されていますが、両者とも同じであろうと思います。
またこれが書かれた当時はポケベル全盛期で携帯電話というものが未だ一般に
普及していなかったのでこちらについても言及されていません。

数日前、偶然こちらの「無線LANの危険性」というものを読みました。
わたくし自身は有線LAN使用なのですが、無線LANを主に使用されて
いる方は、可能な限り有線LANを使用された方が良いかもしれません。

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