宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「真夏の夜の……」

2008年06月16日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。
画像の方は少女雑誌「マイバースデイ」の昔の付録で、
愛の力を強めたい時、愛に関する願い事がある時に、
このシンボルを左の掌に置いて右手の薬指で三度
撫でるようにという説明つきでした。)

21日は夏至ですが、この日、また冬至や春分秋分というのは
魔法の世界でも妖精の世界でも特別な時と捉えられています。

わたくしの手元にあるこの本の中には、ラベンダーやカモミール
といったハーブをブレンドした袋を作って焚き火にくべる祝祭の
方法について書かれていますが、どちらかと言えば子供向けで
ある「魔法のおまじない」の方ではキャンドルを灯してパーティーを
行う事が書かれていました。

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【太陽は天頂にあります。昼が長く夜が一番短いです。】

キャンドルを門から玄関までの両側に置きます。
やって来る人達がキャンドルの間を通ってくるようにします。
もしアパート住まいで前庭が無い場合は、玄関から廊下に
容器入りのティーライトを並べます。

扉の近くにはボウルに水を張って、上には薔薇の花びらを
浮かべます。
ヒースを一枝この水につけ、お客様に軽く水をかけます。

パーティーを終え夜になったら、鏡を見ながらリンゴをかじります。
こうすると鏡に将来あなたが結婚する相手が映るという事です。
本当に見えるかはわかりませんが、心を開いて鏡を見ていると
相手のパーソナリティーなど感じるに違いありません。

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わたくし自身も試した事がないのでこれについては何とも言えませんが、
欧州の一部では、夏至の前日の正午丁度にナナカマドの葉を
12枚摘むと近いうちに恋人が現れる、また24日の聖ヨハネ祭の日に
自分のベッドの上に天上から薔薇の花を吊り下げると、クリスマス
までに恋人が現れる、などといった言い伝えも存在したようで、
西洋では何か恋愛に関する願い事や占いに結びつけられる
事が少なくないようです。
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