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画像は少女雑誌「マイバースデイ」の妖精シリーズの女の子の
妖精さん達です。
この妖精さんシリーズの後期の方で、妖精と接触するための砂山を
作る方法が紹介されていました。
それは
①自然のある所に砂山を作り、頂上を平らにならしてそこに特別
高価なものではないお菓子(飴玉一個など)を置く。
②砂山の斜面の一部に階段を作っておく。
③一晩そのままにして、翌日斜面の階段に足跡がついていたら、
それが妖精の足跡である。
というものでした。
最近になって知ったのですが、その方法はつのだじろう氏の「うしろの
百太郎」に紹介されていたものを若干アレンジした方法であったようで、
「うしろの百太郎」の中では、「神社の境内で行う」「お菓子ではなく
小さな円鏡を置く」という風に紹介されていたそうです。
そしてこれを実際に試されたという方の言葉がネット上にあるのを偶然
見かけましたが、
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友達が試して翌朝見に行ったら、
砂山は潰れてぐちゃぐちゃ、鏡は行方知れず、
そして周囲にはおびただしい鳥の足跡がついていたそうだ。
どうみても鳩です本当に(ry
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という事で、なかなか上手くいかないものであると感じたのですが、
この方法も本来は沖縄の
ガジュマルの木の下で、その古木に住まうという
精霊キジムナーと接触するための方法であったそうです。
この精霊はに関しては、
・男女の性別がある
・特定の人間しか見る事が出来ない
・魚介類を好む
・住処である古木を伐られると徹底的に人間に祟る
伝えられており、比較的人間に近い生活を送っている存在のようです。
精霊や妖怪について調べていた時、偶然
こちらのサイトを見つけたのですが、
個人的に共感させて頂いた言葉が幾つもありました。
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http://yj.shueisha.co.jp/mizuki/column/column_c/03.html
・「神像は破壊され、書物やパピルスは燃やされ、石板は破壊された。
しかし、民衆は古い神々を忘れることができず、民話や神話、お伽噺と
いうふうに形に変えて口伝えで残そうとした。
神様としてではなく、妖怪や精霊の話として、長く代々と語り伝えて
きたのじゃ。」
・「まずは技術万能神話。機械万能にコンピュータ万能神話。
DNAに核の神話。
次に共産主義にまつわる神話。対する資本主義の神話…パックス・
アメリカーナ。
ビッグバン宇宙のインフレーション、パラダイムは転換し…。
-はぁ、銀行、株、土地、道路、生保、年金…いろんな神話が
一気に崩壊したわな。
神話やのうて、幕間劇か。ま、ワイにはトンと縁のない話でっせ。
かくして!ここにきてのファンタジー流行りじゃ!
一時期は消え去ったかに思われた精霊たちも大・復・活!科学技術礼賛で
抑圧されてきた人類黎明期の精霊を信じる心性や感性が、ファンタジーの
形を借りて世界中で求められているのじゃ!」
・「現代日本の民話を知らない子供たちは『モーニング娘。』という
寓話に走っておる。
これもまた現代のシンデレラ・ストーリーじゃろう?
どこにでもいる女の子が、突然、スポットライトをあびる。
それが、民話のままではなく実際にオーディションに応募してしまう
ところに現代の問題があるのじゃがな。」
・「神話や民話をなくした現代人は、心の不均衡を調整するために、
ファンタジーをもとめるのじゃよ!
『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメが数年おきに、時代の世相を反映させた
マイナーチェンジをへて復活するじゃろう?」
・「時代が閉塞感にとらわれた時、社会のバランスが崩れたとき、
テレビ局がネタに困った時!
満を持して鬼太郎待望論がでるというな。」
・「吾輩が心配している事はじゃ。
『日本昔ばなし』や『ゲゲゲの鬼太郎』を見ないで育った子供たちは、
大丈夫なんだろうかということなのじゃ!!!
水木しげる作品は、ツラい現実を笑い飛ばしてくれる=現代の民話とも
いえる希有な作品なり!
みな拳拳服膺して見るべきなのじゃあ!!」
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