「黄庭経」には
腎臓の神名は「玄冥(げんめい)」
字(あざな)は「育嬰(いくえい)」と記されており、
上下黒色の衣を来た小さい童子が
自己の腎臓にいる様子を観じつつ
心の中で「玄冥(げんめい)」「育嬰(いくえい)」の名を念じる、
もし 童子を観ずる事が難しければ、
腎臓に黒光が輝く様子を観じてもよろしいとされています。
「焼香して諸神仙を供養して仙果を集める」
焼香して 香煙が諸神仙に届いて供養される様子を観じて3遍誦します。
「道由心学(どうゆうしんがく)
心假香伝(しんかこうでん)
香熱玉炉(こうねつぎょくろ)
心存道前(しんぞんどうぜん)
眞霊下ふん(しんれいかふん)
仙旆臨軒(せんばいりんけん)
弟子関告(でしんかんこく)
径達九天(けいたつきゅうてん)
霊通感応天尊(れいつうかんのうてんそん)。」
1遍誦す。
「恭しゅ宝香(きょうしゅほうこう)
虔誠上啓(けんせいじょうけい)
大羅啓教(たいらけいきょう)
東皇大帝(とうこうたいてい)
大羅主教(たいらしゅきょう)
西皇金姥(せいこうきんぼ)
啓教師眞(けいきょうししん)
元皇道君(げんこうどうくん)
神霄伝教(しんしょうでんきょう)
正陽祖師(せいようそし)
選仙金闕(せんせんきんけつ)
純陽祖師(じゅんようそし)
開玄啓教(かいげんけいきょう)
文始眞人(ぶんししんじん)
太和仙君(たいわせんくん)
太極真人(たいきょくしんじん)
太微仙君(たいびせんくん)
太清眞人(たいせいしんじん)
大羅開化(たいらかいか)
八洞金仙(はちどうきんせん)
泰玄上相(しんげんじょうそう)
大法祖天師(だいほうそてんし)
九天司命(きゅうてんしめい)
三茅応化眞君(さんぼうおうかしんくん)
九天延嗣(きゅうてんえんし)
注生張眞人(ちゅうせいちょうしんじん)
南宗始祖(なんしゅうしそ)
海蟾祖師(かいせんそし)
北宗始祖(ほくしゅうしそ)
重陽祖師(ちょうようそし)
龍門主教(りゅうもんしゅきょう)
長春祖師(ちょうしゅんそし)
蓬萊上宮(ほうらいじょうくう)
白雲白雪白霞三眞人(はくうんはくせつはくかさんしんじん)
十洲三島(じっしゅうさんとう)
諸仙聖衆(しょせんせいしゅう)
天医師相(てんいしそう)
得道仙眞(とくどうせんしん)
霊宝五師眞君(れいほうごししんくん)
歴代師尊聖衆(れきだいしそんせいしゅう)
悉仗眞香(しつじょうしんこう)
普仝供養(ふどうくよう)。」
「天官より福を授かる」
祭壇に線香を3本立てて
心の中で 各1遍誦す。
「太上台星(たいじょうだいせい) 応変無停(おうへんむてい)
駆邪縛魅(くじゃばくみ) 保命護身(ほめいごしん)
智能明浄(ちのうめいじょう) 心神安寧(しんしんあんねい)
三魂永久(さんこんえいきゅう) 魄無喪傾(はくむそうけい)。」
「霊宝天尊(れいほうてんそん)安慰身形(あんいしんけい)
弟子魂魄(でしこんぱく) 五臓元宜(ごぞうげんぎ)
青龍白虎(せいりゅびゃっこ)
仗隊紛紛(じょうたいふんふん)
朱雀玄武(すざくげんぶ)
侍衛我眞(じえいがしん)
「元始安鎮(げんしあんちん)
普告万霊嶽涜眞官(ふこくばんれいがく とくしんかん)
土地祇霊左社右稷(とちぎれいさしゃうしょく)
不得妄驚回向正道(ふとくもうきょう えこうしょうどう)
内外澄清各安方位(ないがいちょうせい かくあんほうい)
念成家庭太上有命(ねんじょうかてい たいじょうゆうめい)
捜捕邪精護法神王(そうほじゃせい ごほうしんおう)
保衛誦経帰依大道(ほえいしょうきょう きえたいどう)
元亨利貞大聖元始(げんこうりてい)
急急如律令(きゅうきゅうにょりつれい)。」
「天地玄宗(てんちげんしゅう) 万気本根(ばんきほんこん)
広修億劫(こうしゅうおくこう) 証吾神通(しょうごじんつう)
三界内外(さんがいないがい) 唯道独尊(ゆいどうどくそん)
体有金光(たいゆうきんこう) 覆蔭吾身(ふくいんごしん)
視之不見(ししふけん) 聴之不聞(ちょうしふぶん)
包羅天地(ほうらてんち) 養育群生(よういくぐんせい)
誦持一遍(しょうじいっぺん) 身有光明(しんゆうこうみょう)
三界侍衛(さんがいじえい) 五帝司迎(ごていしげい)
万神朝礼(ばんしんちょうらい) 役使雷霆(やくしらいてい)
鬼妖喪胆(きようそうたん) 精怪忘形(せいかいぼうけい)
内有霹靂(ないゆうへきれき) 雷神隠名(らいじんおんみょう)
洞慧交徹(どうけいこうてつ) 五気騰騰(ごきとうとう)
金光速現(きんこうそくげん) 覆護眞人(ふくごしんじん)
急々如律令(きゅうきゅうにょりつれい。」
線香を両手で取って 眉間の高さにまで持ち上げて
三礼して 口に出して3遍誦す。
「拝請天官賜福(はいせいてんかんしふく)。」