マヘンドラ・ヤクシニに
牛乳や蜂蜜 バターや穀物 トゥルシー樹の葉などを捧げて
毎日1万遍誦す事と繰り返してゆくうちに、
マヘンドラ・ヤクシニが出現して
地界の物を授けてくれるとされますが、
無理のない範囲で行ってゆく事で
何らかの感応が得られる可能性があります。
★「オン・マヘンドラ・クル(Lの発音)・クル(Lの発音)・スヴァーハー。」
以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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これは私の子供がまだ小さかった頃の話です。
上の子(当時9歳)の幼稚園時代の集合写真を見ていた時のことです。
たまたまアルバムに入れ忘れたものだったのですが、
それを何気なく下の子(当時3歳)に見せました。
すると、下の子がずっとある女の子を指さしているのです。
クラスは28人で、女の子も14人くらいはいるのですが、
何故かその女の子だけずっと指すのです。
たまたま気になったのかなと不思議に思いながらも、
その写真は自分の部屋の机の上にぽんと置いておきました。
ちなみに上の子と下の子は6歳離れているので、
下の子が上の子の幼稚園時代のお友達を知る事は不可能です。
それから何日か経ち、ジジとババが家へ遊びに来ました。
そのときになんとなく写真の話をしました。
そしてその写真を下の子の前に持って来て、「女の子をもう一度指差して」とお願いしました。
初め下の子は「イヤだ」と拒否をして、なかなか指してくれませんでした。
私が何度も言うと渋々指をさしてくれたのですが、
やはり同じ女の子の顔を今度はぐりぐりと指しました。
嫌なのに無理強いしたからそんな指し方をしていたのかと思った矢先、
下の子が慌ててリビングと洗面台につながる扉を閉めにいったのです。
そして「くるよ」と言うのです。
えっ…と思って「何がくるの?」と聞くと、「女の子」と答えます。
妙に嫌な感じがした私は話を切り替えて写真をアルバムの中に入れ、もう見ないようにしました。
そして数日後。下の子とお風呂に入っている時でした。
私が髪を洗い終えて目を開けると、下の子がお風呂の端を指し「いるよ」と言うのです。
当然、その空間には何もいません。
私は怖くて下の子とすぐにお風呂から出ました。
下の子はその後も2、3回ほどお風呂場の端を指すことがありました。
そこで盛り塩を置いたところ、変に空間を指すことはなくなりました。
私は幽霊など見えないし、見たこともないので、話が本当かどうか分かりません。
もう下の子も大きくなり、その時の記憶がないようなので真意を聞くこともできません。
何かの偶然かもしれないし、単なる子供の戯言だったのだろうと私は思っています。
ただ下の子が指していた女の子ですが…お母さんと連絡が取れないのが今では気がかりです。
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当時18とかそこらの母は、ちょっと距離のあるところで就職してた。
百貨店の接客と長時間通勤で精神と肉体の疲労は半端なく、常に肩こりが酷かったらしい。
熱い風呂とマッサージで誤魔化してたけど、流石に限界がきたらしく整体へ行くことに。
整体の先生が施術しながら、ここのコリが酷いとか片足に体重かけ過ぎだとかをお説教してきて、
すこしうんざりしてたんだけど、「枕が合ってない」って言われてドキン!とした。
そんなに裕福じゃなかった母は、昔から重ねた本にタオルを巻いて枕代わりにしてたらしく、
その頃もまだ即席枕を使うクセが抜けてなかったそうだ。
なんだか見抜かれた気がして恥ずかしかったらしい。二度は来ないな、と決めた。
しっかりと施術してもらって身体も楽になった翌日、
母はさっそく自分の勤め先の百貨店で枕を買う事にした。
まだその頃は、羽毛とか綿とかソバ殻しかなくってビーズやら低反発やらは置いてなかった。
母はある程度固くて高さの調節がしやすそうなソバ殻の枕を選んだそうだ。
その日、早速買ったばかりの枕を使ってみたら、自分でも驚くくらい熟睡していた。
しばらく快眠が続いて、同僚からは「最近、○子さん(母の名前)がんばってるね」みたいなこと言われて、
なんとなく話の流れで、肩こりとか整体とか新しい枕の事を話したんだってさ。
そしたら同僚の人も「私も枕変えてみようかなぁ」とか言って、その人も同じソバ殻の枕を買ったらしい。
その日を境くらいに同僚の人はものすごい遅刻が増えたそうだ。
理由を聞くと「熟睡しすぎて起きれない」って。
かくいう母も、このところ物凄く熟睡してるせいで朝一人で起きれないことが多々あった。
当時はまだ実家暮らしで母の母(私の祖母)が起こしてくれてたからいいけど、休日は寝疲れするまで寝てた。
肩こりは以前ほど酷くもないし、なにより熟睡できるなら良いかってことで気にもかけてなかった。
だけど日に日に眠りが深くなりすぎて、今度は仕事中でも眠気が酷い事になってた。
それは同僚の人も一緒でとにかく眠くって、家に帰ったらすぐにあの枕で寝てた。
最初は疲れてるのかなーと思ってたけど、
祖母が心配になって「最近寝すぎちゃうか?」って聞いてきた。
眠かった母は「うーん」って適当な返事をしながら枕に顔をうずめた。
その時、顔をうずめた瞬間、初めてその枕に違和感を覚えたらしい。
音?におい?感覚的に「あれ、変だな」って。
ガバっと起き上がると急に眠気がふき飛んで怖気が背筋を走った。
何を思ったか、買ってそんなに使い込んでもいない枕を母は挟みで開けた。
もったいないとかそんな概念はなく、ただすぐ中身を見たかったらしい。
そしたら、ソバ殻がバッサー!!って散らかった。
それを見てた祖母が思わず「ヒィ!!」って声を上げた。
ソバ殻ってこげ茶色っぽいんだけど、中身の大半が明らかに赤黒い何かを塗ってあった。
でも祖母が声を上げたのはそれが原因じゃなくって一緒に入ってた写真。
ポラロイドで撮ったと思われるモノで全然知らないおっさんが竹林で手を振ってる写真。
それと皮のついた短めの髪の毛。
唖然とする母が枕の内側をみると同じような赤黒い何かの跡があった。
三本指で線を引くような跡。
祖母が封を切ったように勢い良く塩をもってきて部屋の中だってのにかまわずふりかけまくった。
そして母がハっとして急いで中身をビニール袋に一粒残らず入れてお寺に持って行ったらしい。
住職さんは差し出されたビニール袋の中身を確認するとすぐにお祓いしてくれた。
でもずっと薄気味悪い写真が頭の中でちらついてた。
さすがにその日は一切、眠れなかったそうだ。
翌日、そのことをすぐに同じ枕を買った同僚に話したら、
その同僚はダッシュで家に帰って中身を確認したらしい。
案の定、薄気味の悪い写真(でも同僚のほうは、どこかの海で撮った手を振るおっさん)と髪の毛。
それと枕の内側に二本の線。同僚は同じようにお寺で供養とお祓いしてもらった。
すぐに職場の寝具売り場担当にその事を言うと、「その枕は入荷が5個で売り切れた」という。
売り場の担当は証拠もないし、ただの冗談だと思って真剣に取り合ってくれなかったし、
出荷元もいたって普通の寝具屋だった。
いまだにアレはなんだったのか、残り3個の枕はどうなったのか、わからずじまいだった。
気持ちが悪いけど、別にその後害はなかったし、怪談話の十八番にしてるって母は言ってた。
だけど枕だけはいまだにソバ殻は無理だってさ。