熊本市議会の庁舎整備特別委員会から、「本庁舎等整備の在り方に関する有識者会議」の耐震性能分科会に対し、議事録の公開について、その意向を聴取することを求めていました。
2023年1月になって、分科会委員(3名・委員長:山田哲東京大学教授)から「分科会は非公開とすることを決めて開催しているので、今さら議事録は公表できない」との回答があったと、市議会特別委員会の委員に政策局より報告がありました。
400億円かかる熊本市役所建替えの根拠となる市庁舎の耐震性能の有無について、H29(安井設計が実施)、R2(山下設計が実施)の2回の耐震性能評価についての検証を行うものであり、どのように検証されたのか、市民や議会にわかるように根拠を示して説明すべきです。
しかし、現在公表されている分科会の「報告書」は、安井・山下、2つの設計事務所が行った耐震性能評価の結果を追認するだけで、その検証の根拠がわかりません。
市議会が参考人として招致した斎藤幸雄氏からは、耐震性能分科会報告に対する疑問点を述べた見解が提出されています。
そもそも建替えの是非に関わる耐震性能評価の検証を「非公開」で秘密裏に行ったことが大きな問題であり、市議会の議事録公開の求めに応じないような委員の姿勢も問題ですが、そんな委員を任命した市長の責任も問われます。
「非公開」の耐震性能分科会報告は到底受け入れられません。
このような状況のまま、建て替えありきですすめさせる訳にはいきません。
市役所建替え問題は、開かれた場で論議すること、市民への説明責任を果たし、合意のもとにすすめるよう、引き続き求めていきたいと思います。
2023年1月になって、分科会委員(3名・委員長:山田哲東京大学教授)から「分科会は非公開とすることを決めて開催しているので、今さら議事録は公表できない」との回答があったと、市議会特別委員会の委員に政策局より報告がありました。
400億円かかる熊本市役所建替えの根拠となる市庁舎の耐震性能の有無について、H29(安井設計が実施)、R2(山下設計が実施)の2回の耐震性能評価についての検証を行うものであり、どのように検証されたのか、市民や議会にわかるように根拠を示して説明すべきです。
しかし、現在公表されている分科会の「報告書」は、安井・山下、2つの設計事務所が行った耐震性能評価の結果を追認するだけで、その検証の根拠がわかりません。
市議会が参考人として招致した斎藤幸雄氏からは、耐震性能分科会報告に対する疑問点を述べた見解が提出されています。
そもそも建替えの是非に関わる耐震性能評価の検証を「非公開」で秘密裏に行ったことが大きな問題であり、市議会の議事録公開の求めに応じないような委員の姿勢も問題ですが、そんな委員を任命した市長の責任も問われます。
「非公開」の耐震性能分科会報告は到底受け入れられません。
このような状況のまま、建て替えありきですすめさせる訳にはいきません。
市役所建替え問題は、開かれた場で論議すること、市民への説明責任を果たし、合意のもとにすすめるよう、引き続き求めていきたいと思います。
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