上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市庁舎建替え有識者会議第5回・・・「耐震性能分科会」の審議内容を公開し、まずは建替えの是非を市民に問うべき

2023-04-22 20:31:34 | 熊本市庁舎建替え問題
「耐震性能分科会」の審議内容を公開し、まずは建替えの是非を市民に問うべき
4月5日、第5回「本庁舎等整備の在り方に関する有識者会議」が開かれました。
すべてが「建替えありき」の議論
第5回有識者会議では、本庁舎の「規模」、「立地・配置の要素」、「熊本市の財政状況」等について審議されました。
 市が整理した内容に沿って意見が述べられましたが、終始建替えを前提としたものでした。
【市が整理した内容】
⑴ 防災の観点からの立地・配置
災害リスクを踏まえた立地・構造、災害対応を踏まえた機能とする
⑵ 財政への影響
中期財政見通しの前提条件、庁舎整備を踏まえた財政の健全性
⑶ 資産マネジメントの観点
行政手続きのオンライン化、テレワーク等、社会・行政の変化を踏まえた庁舎規模
⑷ まちづくりの観点
行政施設全体の立地、市民の利便性・都市機能への影響を踏まえる

「民間活力」という前に、公の施設として果たす役割こそ重要
審議では、資産マネジメントの観点で、「建設は民間、PFI等を活用する、稼ぐ場所・・・」との意見もあり、民間主導・PFI活用を前提に、効率的活用ということで、利益を上げる施設が想定されていました。
市庁舎が「公の施設・市民サービスの拠点」として果たす役割の議論こそ必要です。

非公開の「耐震性能分科会」結論に市民は納得していません
「庁舎整備に関する有識者会議」が、市民の意向が反映されないまま、建替えを前提にして
検討がすすめられていることが大きな問題です。
 そもそも非公開の「耐震性能分科会」が出した「『耐震性能が不足している』という耐震性能評価は正しい」という結論に市民は納得していません。秘密になっている耐震性能分科会の審議内容を公開し、市民への説明責任を果たし、市民的論議を尽くすべきです。

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