高すぎる国民健康保険料に悲鳴！・・・国民健康保険相談会で

熊本市の国民健康保険料は、4人世帯のモデルケースで比較した場合、政令市20市の中で、高い方から2番目です。
これまでは、ずっと政令市で一番高い保険料となっていましたが、神戸市の引上げによって2番目となりました。
しかし、市民の負担が減ったわけではありません。
新型コロナによる景気の低迷・生活困窮に加え、春からの急な物価高騰の影響で、暮らしはますます厳しくなっています。
しかも、6月支給分から年金も減っています。
6月に送られてきた国民健康保険料の納付書を見て、あらためてその金額の高さに驚いた方も多かったと思います。

7月13日、「熊本市の国保をよくする会」が行った相談会に参加しました。
相談者のうち、飲食店関係者は、前年所得との比較で３割の落込みにはならない、そんなに悪化したら廃業だということで、新型コロナ減免の対象にはなりませんでした。
「国保をよくする会」では、新型コロナ減免の際、コロナ前の収入と比較することを求めてきましたが、長期のコロナ禍、そのことの大切さが浮き彫りになっています。
コロナ減免の間口は極めて狭いのが、現実です。
一方、そんな中でも減免の対象となる状況の方もいらっしゃいました。それはそれで、営業と暮らしはとても大変だと思います。
新型コロナによる国民健康保険の減免は、被保険者の置かれた状況に見あった運用への改善、急務です。

7月22日には、「国保をよくする会」で熊本市への要望を行います。
午前10時から議会棟２階予算決算委員会室で行われますので、国民健康保険制度の改善を求めるみなさん、是非ご参加ください。

引き続き、国民健康保険についてのご要望もお寄せください。