うなぎ屋さんの めおと漫才! (うなぎ専門店 本多)

長野県飯山市で 「うなぎ専門店」 を営む夫婦のブログです。
 長崎県佐世保市から嫁いできた女房との、楽し~い奮闘記!

お知らせ!

当店の定休日木曜日ですが ・・・
新年は、通常通り1月2日から営業となります。
ご来店の際は、HP等で確認をお願い致します。

№266 うなぎ養殖のはじまり・・・

2012-03-06 08:15:06 | お店のこと!

夫 筆

いつもの業界紙からの紹介です・・・。

鰻食文化の歴史は縄文時代から4000年以上続いていますが、

養殖の歴史は130年となっています。

その昔は捕獲した鰻を一時的に池沼に放し畜養していたようですが、

幼魚を育てるようになったのは明治12年からです。

東京の深川でスッポン養殖の元祖「服部倉次郎」さんが始めたそうです。

その後、水質の悪い東京から静岡の浜名湖や愛知の三河へと移りました。

時代は流れ、私達の生活は豊かになりましたが、

天然鰻の棲み処が減り、現在は希少な存在となってしまいました。

№248で今冬のシラス鰻漁の様子をお伝えしましたが、

今日も相変わらずの展開となっております。

よって、まだまだ活鰻相場は止まりそうもありませんので、

当店でも苦しい対応に迫られています。 

さて、これは業界の人間しか知らないと思いますが、

今現在、国産の活鰻よりも中国の活鰻の方が高いんですヨ~!

中国の言いなりで国内の活鰻価格が決まってしまっているのが現状なんです。

中国の売値に日本が付いて行くって感じでしょうか。

まったくもって悔しい・・・。

コメント
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