日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

父の住処

2009-05-18 | 実家に関すること
昨年特養へと言う話があって、何か所か見学の後、今の施設と同系列のグループホームと、隣の市にある特養に申し込みをしたのは昨年の3月。

昨年夏の入院の後ますます閉じこもり傾向が強くなった父の様子から、たまたまホールで行きあった相談課の女性課長にいまの父の状態ではグループホームより特養の方が良いと思うという話をしたのは何ヶ月か前の事でした。
その際に申し込んでいる人はたくさんいるし、決定が来てから考えても良いのでそのままにしておきましょうと言われ、そのままの状態になっていました。

先日ケアマネさんから電話がありグループホームに空きが出るので面談をしたいという話がありました。
どうも相談課の課長さんから話が伝わっていないよう
「○○さんにはお話ししたんですが、今の父の状態ではグループホームよりも特養の方が良いと思っています。今度は終の棲家となると思いますから、特養を待ちたいんですが」言いましたら、相談してみますとの返事でした。

その後、父に会いに行った折にケアマネさんから話がありました。グループホームの方はキャンセルという事で、特養の方を待ちましょう

グループホームは今の施設と同じ系列という事もあり、他にも申し込みをしている人がいるはずなので、キャンセルの申し入れも受け入れてもらいやすかったのだと思います。
さらに、前もってこちらの意思を話しておいたことも良かったのでしょう。

深い考えがあって特養の方が・・・という話をしていた訳ではありませんでしたが、こうなってみれば話しておいて良かった



父は入所して5年目に入りました。
特養はいつ入所の順番が来るか、まったく分かりません。
これから先、特養が空くまで現在の施設にいられるかどうか、不安が無いわけではありません。

グループホームをキャンセルしたことが、後悔にならないとは言い切れないのです。


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4 コメント

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Unknown (メイ)
2009-05-18 20:03:22
私もそう遠くない未来に老いた親の行く末を考えなくてはならないんですね
親の状態をよく見ながら自分も親にも良かれと思う方向へ
いや、勿論親の事を一番に考えて・・・
責任感じますね
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Unknown (nihao)
2009-05-19 09:39:55
特養ホームはなかなか入れないみたいですね。
終の棲家を求めての長い順番待ち......

喩えがヘンかもしれませんが
『女三界に家なし』と言いますが、介護問題を考えると、男も女ももともと安住の家なんかないと思わざるを得ません。
終の棲家.....なんか考えさせられてしまいましたが、親だけではなく自分たちの行く末を想定しても、割り切ってお世話になることを決心していかなければなりませんね。
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終の棲家 (umi)
2009-05-19 14:33:04
決めかねる事を決めなきゃならないってたくさん出てきますよね。
5年同じ所ですか、数年経つとこの先はどうするんですか?この話は出ますよね。
特養は意外と早く決まる時もあればほんとに何年も待つって事もあるし、決まってもこれでいいのか?
と思う気持ちは続くしね。
お父様の状態次第でまた気持ちも揺らぐし
たぶん、決めたから大丈夫とはならないのでしょうね。
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こんにちは (うらら)
2009-05-19 16:49:32
メイさん
nihaoさん
umiさん
親にとっては在宅が一番なのでしょうが・・・
かといって、自分の家庭の事も考えるとそういう訳にもいきません。
何ヶ月っていうものではないですからね。何年になるか分からない。
長くなれば親どころか自分の事も心配しなきゃならない。
親を引き取って自分の家庭が壊れるようじゃ困るし

老いて、安住できる家が無いという状況は政府の無策ですね。
これから老人人口が増えて、さて我らの行く先はどうなるのでしょうね。

不安がいっぱいですね。

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