1か月ほど、昼食はとらないで過ごしてきたが、先日税理士の方と打ち合わせのため、お昼を一緒にしたので記録としてはいったん途切れた形となった。
しかしとにかく、1か月で3キロほど体重は減らすことができた。
いろいろな意見はあるだろうけど、とりあえず摂取カロリーは昼食分減っていることは確かなので、結果オーライということか。朝晩は今までと特に変えていない。夜はむしろ、油ものや肉などを今までよりもとっているくらいだ。間食はやめた。残業するとストレスがたまるから、塩せんべいをばりばりかじりながら仕事するのが習慣だったが、やめた。
ただし、人から何かもらったら状況に応じて食べている。コーヒーなどの甘味料は制限していない。
昼、食べないとむしろ午後の体調がよい、というのも意外な発見だった。今から思うと、5月ごろは体調が悪くて、昼食をとった午後は眠くて仕方なくなる時があり、つよいコーヒーが欠かせなかったのだ。
昼休みは、スタバなどでコーヒーを飲みながら、本を読んでいる。食事をしていたころはあまり時間が取れなかったが、今はずっと読んでいられるので快適だ。
6月は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読みながら、気になったところをメモ書きしていた。やっているうちにだんだんと、単なるメモ書きから、写経するみたいに文章を丸ごと書き写すように変わっていった。
タブレットには以前、キーボードを使って入力していたが、キーの表示と実際の入力が違っていたりして、あまり快適ではなかった。日本語変換、タッチパッドはATOKのものを使っている。左右人差し指入力になるが、慣れると案外快適だ。変換も適切だし、キー配列も良い(特に記号は、日本語に必要なものがあらかじめ並んでいて、とても使いやすい。
文章を写すと、ただ読んでいるときには気がつかなかったこともわかるし、たとえば漢字と仮名の使い分けなどにも作者の意図を感じることができる。いま、「世界の終わり」をモティーフに絵を描こうとしていて、それがきっかけで始めたのだが、とにかく昼休みのつかの間、物語の世界に浸ることができた。
今は少し違う、現代史のことを勉強している。
回転の速い飲食店のランチと違い、スタバのお客たちはまた別の人間模様を見せてくれる。別に聞き耳を立てているわけではないが、企業担当の新聞記者と、広報担当の女性の会話とか、どこぞの大きな?弁護士事務所の事務員同士の会話とか・・。聞こえてくるので聞いちゃうんですけどね。
外国人も多い。今だとこちらの料金は安く感じられるのかな。
とにかく、この時間を楽しめることも、ダイエットを続けられた一因だ。
思うに、その時間に食べる、食べないというのは一つの習慣であり、習慣を変えるのは少し大変だが、一度変わればそれがまた習慣となり、楽になる。僕の場合は生活の中の一部だけしか変えていないから、効果は限定的かも知れないがとりあえず結果は出ているようだ。
それと思ったのは、食生活も習慣だが、お金の使い方も習慣が強く働くんだろうな、ということ。僕なんかそれで、無意識のうちにまた新しいデジカメを買おうと思ってしまう。本なんか、読むものがなくなるのが怖いから買ったりしている。本はともかく、デジカメは買いすぎだなあ。
これもつかっています・・。ココナツオイル。