SNSで、いつも政治的なことに口にしている知人たちが、今日はだんまりを決め込んでいる。というか、関心がないのかな。一人で興奮しているみたいで恥ずかしい。。だって、面白くないですか?せっかくの政治ショーなんだから、楽しめばいいのに。。実効性がないとか、ケチ付けたって仕方ないじゃないですか。だいたいこの人たちに何を期待しているんですか。はじめからわかってるでしょうに。
こういう、ことの理非にかかわらず世間を騒がせないと気が済まないという「視聴率男」は、自分とは対極の世界にいるだけに、どこかで爽快感を感じてしまうことは否定できない。いや、家ではテレビ見ながらしょっちゅう「このXX」とか、「ネコンプ、お前はまた・・」などと罵倒していますけど。
ちなみにネコンプ(トラじゃない)をネットで検索すると、ちゃんとヒットするのには恐れ入ります。。
それでも、ライブ中継中のつぶやきを見ると、「トランプすげえ」とか「オバマもブッシュもできなかった」などと絶賛しているアメリカ人はたくさんいるみたいだし、やっぱり政治は小利口なだけじゃダメなのかも、と考えなおしたりもしてしまう。
ネコンプに「素晴らしい人格だ」「26歳で国を率いて(本当は35ぐらいだと思ったけど)・・」と持ち上げられた金氏はもっとすごい。大国を手玉に取るという偉業を成し遂げてしまった。
この人あたりになると、サイコパスという言葉が使えなくもない気がしてくるが、あの年齢で国を(客観的には内外ともに問題だらけの)率いるというのは、どんな気分がするものだろうか。
昔、30ぐらいの頃に、ほぼ同年の上司が、名の知れた企業のコントローラーの誘いを受けたとき、先輩から「あの会社にいるとたくさん人を切る(解雇する)仕事をしないといけない。まだ若いんだからやらないほうがいい」と止められた、と話してくれたことがある。現実問題として、上に立つものは、時には手を汚すことを避けられないことがある。若い頃は心の機微が分からず、事を荒立てたり、返り血を浴びたりする危険がある。その上司は結局、その仕事を受けなかったという。
ビジネスの世界では本当の血は流れないが、この若者は・・。それは必死にもなるだろう。追い詰められて、下手をすれば本当に、ボタンを押してしまったりするかもしれない。
とりあえず握手している間は、その危険からは多少離れていられる。。まあ、ネットではミュンヘン会談2018かも、などという人がいて、ちょっと言えてるかもな、思ったりもしますが。。
引き続き見守っていきましょう。。