数日前、民放連がAMラジオを廃止してFMに切り替えるよう要望、というニュースが流れて驚いた(し、そんなことあるわけないだろ、と思った)が、ちょっと調べてみると事態は結構深刻らしい。広告収入はピーク時から6割減、放送設備の更新も大変らしい。海外ではドイツではAM全廃、欧州ではデジタル放送が普及し、FMも全廃した国もあるらしい。ただ、デジタル音声放送は国によって方式が異なるようで、日本では話を聞かない。
ラジオ低迷の理由はメディアの多様化、特にネットの普及だろう。ラジコ、らじるらじるなどネットでラジオを聴くアプリもあるが、僕は最初の頃少し使っただけであまり活用してない。地下鉄がネット対応になったころ(ご記憶かどうか、ほんの6-7年前まで地下鉄では駅以外ネットが途切れていたのだ)、帰りにベストオブクラシックが通しで聞ける!と感動したものだが、まあ電池食うしね。。
僕は単純にAMは遠くまで届くが音質が悪い、FMはその逆、と思っていたが、AMは都市部では届きにくいようだ。車でAMを聞くと、家のあたりなど特に音声が乱れる。受信機がダメなのかなと思っていたがそうではないらしい。家の中でもAMは時折聞きづらいことがある。
昔よく深夜放送を聞いていた者としては寂しい感じもするが、これも時代だろうか。聞けば白石冬美さんもなくなられたそうで。。ご冥福をお祈りいたします。。