タイトルは昨日行った、恩師と旧友が参加したコンサートの名前そのものですが、僕自身は毎年、あの日にたどった道のりを追うことで記憶をよみがえらせようとしています。
毎年ここで書いていますが、あの日は夕方、父のいたオフィスまで歩いて行って、そこから更に親戚の家まで二人で歩く、という道のりをたどっています。いわゆる帰宅難民の問題は、のちに色々な角度から再検討されていますが、当時の僕としては、高齢の父をこのままにしておけない、という気持ちが強くありました。
いまはもう、距離感もわかっていますが、あのときはどれほど歩くのかもわからないし、道も完全にはわかっていませんでした。四谷を過ぎてからの道のりが非常にながく感じられました。お堀端付近は初もうで並みの人込みでしたが、四谷付近は歩道も広く、人が少なかったのは幸いでした。
携帯の電池は心配でした。最後は部下の子と話しているうちに、空になったんじゃなかったかな。電池は途中のコンビニでも何度か探しましたが、どこも売り切れでした。パンやおにぎりもなくなっていましたが、そのあたりは5時ごろに買っていたので心配ありませんでした。
商品はなくなってもコンビニはだいたい開いてましたし、飲食店もたいていはやっていたと思います。店員さんも帰宅難民になっていたのでしょうね。
とまあ、歩いているとそんなことを思い出していきます。昔と今の違いは、新宿に着くころにはかなり体力的にきつくなってきたこと、昔はあまり感じなかった花粉症がひどくなったことでしょうか。気候的にも、今年はかなり暖かい感じがしますね。
とりあえず疲れてしまったので、写真の掲載はあとまわしとします。。