15日になにか書かないとと思いつつ、例によって食事の後はほぼ動けなくなって、ノートを寝床においたまま寝落ち状態。。
今週は電車が空いていて通勤は楽ですがお天気が悪く、風呂場の様な湿気に体力を消耗しているようです。
この時期テレビなどでは戦争に関するドキュメンタリーが必ず取り上げられますが、そうしたことが風化すると憂う人、そうかと思えばあまりに繰り返しすぎと反感を示すひとなど、色々な意見が飛び交います。
当時を知る人が少なくなっていることは争えない事実で、僕らが子供の頃は指揮官レベルの人がたくさん存命していた、どころか実社会で多数活躍して社会を動かしていた。自分でビデオ録画できるようになった(自分のビデオデッキ買ったの、30代に入ってから)頃~10数年前でも、戦場を知る人たちの生の証言を聞くことができた。
それが戦後74年もたてば、初年兵でも90歳ぐらいに達しているわけで、確かに今は曲がり角に差し掛かっているのでしょう。
もっと未来を見つめよ、という意見はもっともです。
だが、北半球の国々に民主主義が普及し始めた20世紀初頭、「戦争」が民意を味方につけることに成功したように今、SNSなどの高度な発達により、社会を特定の方向に導くことが次第にやりやすくなっていることも事実です。
70年前、既に最悪の政治形態と言われていた民主主義は、その最悪ぶりに磨きをかけつつあるようです(まあ相変わらず他よりはましというか、なかなかきちんと運営するのが難しいようです)。無力な一市民としては、せめて歴史を学び直しながら、今起こっていることを冷静な目で見つめていきたいと思います。