ここのところわりと寝覚めが良くて、夜が明けるとぱっと目が覚めてしまう。ところが、今日は少し具合が悪く、床から動けない(ラジオをつければ良かったな、今気がついた)。午後1時(今・・)ようやくリビングに来てテレビつけたら途端に「うゎーっ」という歓声。
FBを見ても、もうみんなコメントしている。
う~ん、よかった。でも、ひとり乗り遅れた見たいな気分・・・ま、いいか。
YouTube: Tokyo Awarded 2020 Olympics
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ちょうど1年前に、同じ指揮者/オケの旧盤を買った。通販だったが、配送時不在だったので郵便局まで夜遅くいそいそと取りに行ったのを覚えている。
そのことを思い出していたら、デジタル録音の新盤(80年代から90年代にかけての録音)も聞いてみたくなった。ちらちらと聞こえる世評は、旧盤に比べると演奏にムラがあるとか、あまり芳しいことは聞かないのだが、そう言われると逆に興味をそそられる。どのみち日本ではこの指揮者はあまり公正な評価を受けていないのだ・・。
そのCDだけど、昨年は店頭にもあって、この時代にそれなりの値付けでセット売りされていた。今回はウェブでさらっと眺めるに、発売から時間が経過したのか在庫切れの店が多そうだ。
ならば中古を久しぶりに探して見るか。いつもの中古店を訪れると、やはりセットものはない。ただ、バラ売りのものを探すと、一応全曲揃うようだ。大半が10年前の、いわゆる「ベスト100」シリーズの一部で、まだ封も切られていない新古盤である。4&5のみ、昨年発売の「ショルティ生誕100年記念」の一部。
で、まだ4&5しか聞いていないが、これ、演奏も録音も立派で、堂々たるものだ。5番を旧盤と比較して聞いてみた。旧盤の方が勢いがある感じがするが、演奏そのものはどちらが良い悪いというのはない、と言うかよくわからない・・。芸術性やら、精神性云々はわからないが、とりあえずオケがとても上手なことは僕でもわかる。スタンダードな解釈の、立派な演奏だ。
録音は旧盤は低音寄りでデッド、個人的にはちょっと低音が出すぎて、長時間聞くのは疲れる。新盤は透明感、奥行き、繊細さ共に上だ。今目の前で4番がかかっているが、手持ちの10枚ぐらいのCDの中では、これが一番演奏、録音のバランスがいいかなあ、とすら思う。
・・おっとっと、うさ耳のくせに、えらそうな蘊蓄をたれてしまった。「個人の感想です。効果には個人差があります。」ということでご容赦を。
去年も後で気がついたのだが、5日がショルティの命日だそうだ。僕がこれを買おうと、急に思い立ったのがその1日前(4日)だが、妙な因縁?だな・。
Qシリーズのフィッシュアイは、Q10を買ったときから購入するつもりだった。
というわけでヨドバシに行く。人混みをかき分けて探すが、展示が見つからない。店員さんに聞くと、案内してくれた。あまりにも小さくて見落としたか?
なんだか携帯電話の箱みたいだが、箱の大きさはまあ普通だ。
本当に小さい。タイ製だそうだ。
プラマウントは当然だが、材質は一般的なレンズより柔らかそうな感じがする。
02レンズはボディと比較すると結構立派なサイズだが、こちらはサイズ比的にはより普通。もちろん、絶対的にはかなりちいさい。
ポケットなどに入れておいたら、どこにやったかわからなくなりそうだ。
まだ室内小物ぐらいしか撮っていない。MFだが、アシストを使うとそれほど難しくない。液晶がもう少し見やすければ良いが。
外に持ち出して、色々試して見たいが、週末は天気が悪そうだね。
ケーブルテレビで放映されていた「サンダーバード」が先日最終回を迎えた。
僕は途中から見始めて、ゴールデンウィークの特別放送でキャッチアップ、録画もしたが、うっかり1話と半分、録画しそびれた。字幕版がこれから放送されるそうなので、それを録画しようと思っている。
このドラマが作られたのは1965年、今から50年も前の話である。基本的な内容は今でも全く古くなっていない。メカや巧みなストーリーなどもさることながら、凄いと思うのは、ジェフ・トレーシー氏が率いる「国際救助隊」が、人命救助を目的に作られた組織であることだ。よくあるような、相手をやっつけ、叩きのめしてしまうようなヒーローものではない。更に、「今日の政治情勢を考えると」卓越した機能を持つメカを、どこかの政府が悪用しかねないので、活動は秘密裏になされ、写真撮影も許さない、という設定も、実に大人っぽいと言うか、見事なものの考え方である。
ただ、男の子というのは昔から、戦争物や戦いものが大好きなことも事実である。そのためか、国際救助隊も時には英国空軍や米国海軍とも協力したりする。また、救助のためにミサイルを使ってその辺のものを爆破したり、そうでなくても色々なものが壊れる過程で大爆発を起す、などの描写はしょっちゅうである。ちなみに、設定の中で多少時代を感じさせるのは、原子力発電所、原子力を使った?海水濾過装置、原子力飛行機、原子力船と、やたらと原子力を万能視していること。それと、なぜか地下鉄は時代遅れで廃止になり、モノレールが高速列車の主役?とされていること。当時モノレールはとても未来的な乗り物だったのかな?
話を戻そう。大人になった僕が見て、おもしろく思ったのは、そういう破壊願望?と平和主義という、本音と建て前みたいなものが設定やストーリーに見え隠れしてることだ(ちょっとうがった見方かも知れないけど)。もう一つ、ここに出てくる登場人物は、男の子があこがれるかっこいい大人の「男性」であること。トレーシー一家もそうだが、他にもパイロット、宇宙飛行士、航空管制官、軍司令官ほか軍関係者たち、船長や航海クルー、建設現場の監督やスタッフ、探検家、科学者、銀行家など、あこがれの「はたらくおじさん」たちがたくさん出てくる。このおじさん達はみんな、今の僕が見ても結構かっこいいのだ。ヘルメットに作業服の建設作業員もかっこいいし、メガネに白衣の科学者なんて、インテリっぽくてあこがれちゃう。たくましくて、仕事ができそうで、偉そうだ。今のおじさん達みたいに、情けない様な描写をされる人はいない。
もちろん女性達も素敵だ。ペネロープ嬢は命令口調がすごく板についている(黒柳徹子さん!!)し、ミンミン(ティンティン)もとてもおしゃれだ。しかし、登場人物の9割ぐらいは男じゃないかな。現代のドラマ作りではこの点がまず指摘されると思う。もう一つ、ペネロープ嬢は有能なスパイのはずなのに、山の中にドレスで分け入ろうとしたり、ネズミを怖がったりと、時に「お嬢様ぶり」を発揮することがある。このような、「女性とは・・」というものの見方を示すような描写は、今日のドラマでは表現できないんじゃなかなと、ちょっと思う。
こうして考えると、このドラマ、古くなっていないと言いながら、結構古き良き時代の作品なのかな、とも考えたりする。男の子達にとっては、なんのてらいもなく「かっこいい大人」にあこがれることのできる、良い時代だったのかも知れない。時代が女性の世界を広げていることは、何の疑いを抱くものではないが、その間に男の子達は道を見失い、困惑しているというのが、今という時代に対する僕のみたてだ。
丸善の一角にHMVができたのは昨年秋。当初は小さいし、使うことはあまりないかなあ、と思っていたがさいきんはちょっと立ち寄って、気に入ったものを買うことも多くなった。昔は大型店舗でないと、欲しいものがないと思っていたが、ジャンルによっては大型店では探しにくいこともあり、小型店も悪くないと思う。今、CDを買う人は年配の人が多いのかも知れない。若い人は余り店で見ない気がする。僕も、一時期はダウンロードばかりしていたが、1昨年ぐらいからCDに戻っている。
HMVで買ったのは、アール・クルーだ。流行したのは相当昔、当時はテレビやラジオの番組のBGMとしてよく使われた。
昔録音したラジオ番組で紹介されていたのが、アール・クルーを知ったきっかけだ。ひとつき交代ぐらいで、いろんなジャンルの人たちが、DJをやるという企画の番組があった。その人(女性)はなにかのアーチストだったと思うが、美大に通っていた頃の思い出を語っていた。美大は、楽しかったです・・色々な、くせのある友人達を紹介していた。そして、その頃良く聞いた音楽として、アール・クルーの「キャプテン・カリブ」をかけていた。僕より年配の方だったが、若くて楽しかった頃の様子が伝わってきて、とても印象に残った。
これをきっかけに、ベストアルバムをカセットに入れて、車で良く聞くようになった。
今回2枚買ったが、僕の気に入っていた曲は大体入っている。ただ、1曲これはという曲が入っていない。カセットを探さないと、曲名がわからないな。
加古隆のCDは、NHK「映像の世紀」のサウンドトラックである。
20世紀の様々な風俗、ニュースを記録した映像を、紹介していく番組で、1995年から96年にかけて放映された。たしか隔月ぐらいで10回ぐらいのシリーズで放映されていたと思う。20世紀は、科学技術も発達したが、同時に様々な戦乱が絶えなかった100年でもある。僕もこれを見て、初めて学習した歴史的事実も多い。難民の母親が、避難するような目でこちらをじっと見つめている映像、引き離され、強制収容所に送られる母子を撮影した隠し撮りでは、兵士がいくら追い立てても子供が母親の後を追おうとするという、哀切きわまる映像などが、とても印象に残っている。
加古隆はこの番組のテーマと、挿入音楽を担当していたが、とても番組のムードに似合っていた。今、このCDを聞いていると、ああ、この音楽をバックにバルバロッサ作戦の映像が流れていたな、とか、これはフルシチョフの訪米の場面で使われていた、とか、思い出したりする。
考えて見るともう放送は20年近くも前なのだが、音楽も番組も色あせていない。