百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

学ぶ人と学ばない人

2014-08-17 | Weblog

 

学ぶ姿勢のある人は、様々な文章から、自分にないもの、学ぶものや感動するものを引きずりだし、身につけて成長しようとする。

学ぶ姿勢のない人は、同じ文章から、相手は間違っている、だから自分は変わる必要はないと言える部分を探し、批判して満足する。

学ぶ人は、誰からでも学ぶ。例えアドバイスしている相手からでも、教え子からでも、子供からでも学ぶし、学ぶ機会を探しては吸収していく。

自分を変える機会を探している。学ばない人は、見下せるターゲットを通じ自分は正しいと主張できる機会を求めている。

自分を変えない理由を探している。

学ぶ人は、自分が変わる事が目標であり、誰が正しいとか正しくないとか、上とか下とか好きとか嫌いとか関係なく、

学んだかどうかに貪欲にフォーカスしている。

学ばない人は、批判を通じて自分が他人より優れていると主張し、

「そうですね」と共感してくれる人を集める事に貪欲にフォーカスしている。

学ぶ人は、相手の生まれた国、所属、経歴などの過去によって解釈を曲げず、本人そのものを見て大事な事を探す。

学ばない人は、相手の生まれた国、所属、経歴などによって相手をカテゴリー分けし、グループで否定することで関連のない解釈を与えようとする。

学ぶ人は、出会いを求めている。学ばない人は、一緒に他人を否定できる仲間、つまり自分が変わらないでいいと思わせてくれる仲間と群れる。

世の中には、いろんな人がいて、いろんな意見があって、いろんな文章があって、いろんな人生があふれている。

しかし同じ世界を見ても、学ぶ人は感動し、学ばない人は下らないと思うだろう。

自分が見たものが、自分の人生にどんなインパクトが生み出すのか、という重要な因果関係は、

ほとんどがその目を開く前に、自分が何を探しているのかで決まっている。

学ばない人生を選ぶのも本人の自由だし、本人が満足しているならそれでいいと思う。

ただ、同じ世界には違う真実もあるわけで、学ぶ人生の良さを見過ごしているのだとしたら、一度立ち止まって考えるもの良いのではないだろうか。

なぜ、そんなに他人を否定したいというモチベーションが自分の中に生まれたのか。

例えば、なぜまさにこの文章に凄く反論したくなり、「それはお前が○○カテゴリーだからそう思うんだ」と言いたくなるのか。

僕がバカで間違っていて、自分がとても優れていて正しかったとして、それが自分にとって何なのか。

学ぶ人は変わる。学ばない人は変わらない。

学びがあふれる世界と、下らない世界の違いは、世界を見る目を開く前に、自分の姿勢が決めている事ではないだろうか。

 

http://yokichi.com/2012/08/post-340.html

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