タラバエビ科のぼたん海老。
赤い斑点があり、牡丹の花のように見えることが名前の由来。
深海に生息し、底引き網のみの捕獲なので、漁獲量が少なく希少価値が高いのです。
ぼたんエビをたまに食す事がありますが、小樽銀鱗荘さんのきらきら透き通るこのえびには、胸躍りました(本当に踊り食い)。
殻を持って帰りたいくらい美しい。
甘みもありますが、ぷりぷりコリっとしています。
その他にいただいた、蟹やあわび、鰊のお料理もシンプルな食べ方、素材が良いので直球です。
お料理をいただいた銀鱗荘は高台にあり、石狩湾や小樽全景を見渡せ、北の迎賓館の異名を持ちます。
細部にまで贅を凝らした鰊御殿は、明治、大正の小樽も表していて豪壮優美な温泉宿。
窓から望む初夏の美しい景色もごちそうで、忘れられないひと時でした。