百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

一汁三菜・夏の和食・薬膳・食養生

2023-07-17 | 昆布

和食・食べ合わせ・一汁三菜・薬膳・井澤由美子

大暑の盛りですね、皆様ご自愛下さい。

今日は食材の効能を生かした猛暑にお勧めの食べ合わせの、簡単な一汁三菜をご紹介致します。

和食はご飯、お味噌汁、お浸し、シンプル調理の魚や肉、漬物、梅干しなどのバランスのとれた薬膳そのものです。

旬を取り入れ、地域に密着した四季折々の食材は健康効果が高く、理にかなっています。

野菜料理の小鉢は暑熱を解消し体を涼しくする代表野菜のゴーヤと、消化を助ける茗荷の梅浸し。

浸し汁の出汁に疲労回復効果のある梅干しを加えて煮立てて冷まし、薄切りゴーヤと茗荷を浸しす。

薬膳での五畜は羊になります。

エルカルニチンでダイエット効果も高いヘルシーな羊肉を醤油麹とおろしにんにく(好みのスパイスを加えても)に漬けて柔らかくし、魚グリルやフライパンでソテーします。

好みで夏バテに良い豚肉やカツオ、マグロなどでもよいでしょう。

 

ご飯は白米でも玄米でも良いですが、少し柔らかめに炊いて胃腸を労わります、すりごまと粗塩少々をすり混ぜてご飯にかけ、ゆっくりと良く噛んでいただいて下さい。

汁物はセロトニンを含む卵とギャバの多いトマト、効果的に体に取り入れる生姜を加えてをかき玉にし、体を潤し安眠効果を上げて養生する。

あれば塩分補給にもなる糠つけなど、腸活する発酵食を添えていただきます。

 

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きゅうりの水キムチ・ 乳酸菌飲料・ 腸活・夏バテ予防

2023-07-16 | 昆布

美容食・美肌・腸活・食養生・きゅうりの水キムチ・井澤由美子・まいにち食薬養生帖・薬膳・漢方・保存食・発酵食・乳酸菌・乳酸菌飲料・きゅうりの乳酸水キムチ

うだるような暑さから帰宅して冷蔵庫を開け、キーンと冷たいサッパリとした水キムチの漬け汁をゴクンと飲む。

塩分と糖分、野菜や薬味の風味、程よく発酵した酸味が入りじまっています。

たっぷりの乳酸菌を感じる事ができますよ、体も脳も直後に元気が回復します。

水キムチは、水分がたっぷりで辛味がほとんどない食べやすいキムチ。

漬け汁に沢山の乳酸菌が含まれています、そのまま飲んだり冷麺や冷し中華などの漬け汁に加えるなど、余す事なくいただいて下さい。

今回は(はじめての手仕事・夏の恵みで保存食)と言う事で、簡単に作れる乳酸菌飲料を使いました、発酵オタクの裏技です。

米の研ぎ汁などでも良いですが、乳酸菌飲料はそれ自体に効果効能があるので安定した発酵力を醸し、漬け汁の乳酸菌も容易に増える。

きゅうりの繊維も手伝って腸活にうってつけです。

しかも、丁度良い酸味や甘さがあるので美味くなる嬉しいおまけ付きです。

 

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帆立貝・ホタテ・食養生・疲労回復

2023-07-15 | 昆布

ホタテ・帆立・食養生・井澤由美子・お刺身・しそこしょう・薬味・貝・疲労回復

ホタテは縦に、手でちぎって食べると美味い!

北海道の漁師さんから教わりました。

ホタテは繊維が縦なのと、スパリと包丁で切るよりも、手でちぎることで断面が生まれタレなどが絡みやすくなります。

粗塩とすだち、あるいは柚子胡椒とオリーブオイルなどでシンプルにいただく時もプリプリッと食感よく感じます。

もしも肉厚のホタテが手に入ったら、騙されたと思って手割りをお試しください。

 

世界中で愛されているホタテはどんな調理をしても美味しい貝ですね。

日本での天然ホタテの旬は産地によりますが、初夏から夏にかけてと、卵の育つ冬から3月頃の2回だそうです。

旨味の元のイノシン酸やグルタミン酸、甘味の元のグリコーゲンが豊富。

タウリンやビタミンβ1を含むので疲労回復を手伝い、お酒のお供にも最適です。

薬膳では腎の低下を補い、アンチエイジングなどにも良いとされ、干し貝柱を使用します。

 

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パパイヤ・夏の果実・美肌・眼精疲労 ・大暑

2023-07-14 | 昆布

井澤由美子・パパイヤ・夏も果実・酵素・カロテン・美肌・眼精疲労・美容・食養生・薬膳・食薬ごはん

道の駅で、一人で食べるのにちょうど良い手の平サイズのミニパパイアを発見しました。

半分に切ってみると小さな種が一つしかついておらず、石垣島で食べたパパイアも種なしだった事を思い出しました。

通常のパパイアには種がぎっしり入っています。

完熟したパパイアの種は口にすると柔らかく、ホースラディッシュ(山わさび)のような辛味のニュアンスがありますよ。

この辛味を生かしたお勧めのパパイアサラダの作り方です。

まずパパイヤは表面をよく洗って、汚れなどをしっかり落とします。

容器に種適宜とオリーブオイル、レモン果汁、少々の塩を混ぜてドレッシングを作る。

食べやすくカットした果肉とさっくりと混ぜて器に盛ります。

レモン果汁を絞ったり、器ごと冷やしてからいただくとさらに美味。

シンプルですが、栄養を損なわず、効果的に体に吸収させる一皿です。

黄色く完熟したフルーツパパイヤは酵素やミネラル、ビタミンCがたっぷり。

中でもカロテンの含有料が高いのが特徴。

夏の日差しに負けない美肌効果や、眼精疲労ケアも高くなりますね。

薬膳でのパパイヤは母乳の出をよくしたり、消化不良など胃痛に良いとされています

暦では明日は大暑(暑さピーク)、心身共にご自愛下さい。

 

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ピーマン・夏の食養生

2023-07-13 | 昆布

食養生・井澤由美子・ピーマン・夏野菜・赤ピーマン・きょうの料理・

夏の緑黄色野菜の王様ピーマン。

唐辛子を意味するフランス語のピマンが語源だそうです。

ビタミンCとカロテンが豊富で、皮膚を健やかに保ち、疲労回復を担います。

紫外線などのダメージが気になるこの季節には、特に食べたい野菜ですね。

ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れにくい特徴があり、コラーゲン豊富なたんぱく質と合わせると生成に役立つので、肌を潤す手助けをします。

豊富なカロテンは油と調理すると体への吸収率が高まります。

旬のピーマンはフレッシュで若々しく香りも良いですね、鉢植えでもたわわに実ります。

タネやヘタ部分も食べられるし、美味しいんですよ。

手でギュッと押しつぶして丸ごと調理、ヘラで押しつけながらごま油で焼いて、酒、醤油、みりんで落としブタをして煮込む「ピーマンの丸煮」や、お味噌汁やバーベキューなどいろいろな料理に展開しています。


ちなみに、少し苦味のある緑のピーマンを時間をかけて完熟させたものが赤ピーマンですが、甘みがましてビタミン類やカロテンの含有量が高くなります。


意外なところでピーマンは、鯵のなめろうに薬味代わりに加えると魚の風味を邪魔せずに美味しくなります。

千葉の漁師さんに教わりました。

 

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与論島・オクラ・島オクラ

2023-07-12 | 昆布

オクラ・おくら・夏野菜

与論島の農家のお母さんに、オクラは生で刻んで食すときいて、試してみました楽しい食感です。

一般に関東に出回るオクラより沖縄、鹿児島にこの時期出回るおくらは産毛がすくなく、大きい上に柔らかいので生食にも向いているようです。

丸もあるし、5角形の5各種もあって赤オクラも収穫できるそう。

オクラは塩で少しもんで、熱茹でパンっと張るくらい(中の種がでないくらい)まで茹でると、強い粘りと甘みが引き出されてものすごく美味しい。

塩茹でしただけのシンプル調理ですが、島の粗塩とおろした生姜や山葵(これは持参)で堪能、オクラばかり食べていました。

オクラはカロテンやビタミン、食物繊維を多く含み、疲労回復効果が高い野菜なので、夏バテ予防にも良いですね。

炭火やグリルで(茹でずに)焼いても美味しい。

そういえば、島根県の道の駅で買った黄色いオクラの花を酢の物にし、角寿司を作った事を想い出しました、花にも粘りがありますよ。

 

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与論島・オクラ・島オクラ

2023-07-12 | 昆布

オクラ・おくら・夏野菜

与論島の農家のお母さんに、オクラは生で刻んで食すときいて、試してみました楽しい食感です。

一般に関東に出回るオクラより沖縄、鹿児島にこの時期出回るおくらは産毛がすくなく、大きい上に柔らかいので生食にも向いているようです。

丸もあるし、5角形の5各種もあって赤オクラも収穫できるそう。

オクラは塩で少しもんで、熱茹でパンっと張るくらい(中の種がでないくらい)まで茹でると、強い粘りと甘みが引き出されてものすごく美味しい。

塩茹でしただけのシンプル調理ですが、島の粗塩とおろした生姜や山葵(これは持参)で堪能、オクラばかり食べていました。

オクラはカロテンやビタミン、食物繊維を多く含み、疲労回復効果が高い野菜なので、夏バテ予防にも良いですね。

炭火やグリルで(茹でずに)焼いても美味しい。

そういえば、島根県の道の駅で買った黄色いオクラの花を酢の物にし、角寿司を作った事を想い出しました、花にも粘りがありますよ。

 

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うめ・梅干し・梅仕事・夏の養生

2023-07-10 | 昆布

初夏の手仕事・梅仕事・食養生・東京食薬Labo・井澤由美子・三毒を消す・ume・梅干し・梅料理・井澤由美子・食養生・食薬・まいにち食薬養生帖・健康・美容・和食

日本では「梅はその日の何のがれ」と昔からの言い伝えがありますね。

梅干しを食べると、その日1日の災難から逃れられると言う意味合いですが、薬のなかった時代に下痢や便秘、疲労回復、生物などの殺菌効果や、旅先での病よけなどの意味合いも含まれていたと思います。

子供の頃、高熱が出ると母におでこに梅干しを貼られるのが嫌で逃げ回っていましたが、翌朝目を覚ますと梅干しは私の熱を吸ってカラカラに乾いておでこからポロリとはがれていたものでした。

「食・水・血」の三毒を断つとも言われる梅干し、色々な効果効能があることを昔の人々は感覚的によく知っていたのですね。

7月に地方に行くと、農家さんの庭先にずらっと並んだ梅干しを見かけます。

夏の風物詩でもある梅の土用干しの景観はそれは壮観、もっとも日本らしい風景です。

7月30日は梅干しの日だそうで、梅で有名な和歌山県みなべ町の東農園さんが設定されました、7(なん)が30(去る)の語呂合わせだと伺いました。

汗で塩分が排出されていくので、暑い日の塩梅の良い梅干しは美味しく感じます。

白米や玄米、バターを加えた夏野菜のピラフなどを炊く時に梅干しを、ポトンと一粒落とします。

出汁をとる時に加えるのもこの時期の防腐効果や養生になります。

 

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糠漬け・発酵食・腸活

2023-07-09 | 昆布

井澤由美子・雨季の食養生・発酵食・漬物・糠つけ・青梅・実山椒・梅雨の食養生・食薬ごはん・井澤由美子・薬膳・漢方

糠漬け作りは発酵しやすいこの季節の気温がおすすめです。

梅干しやラッキョウ、山椒仕事で忙しい作業中ではありますが、酸味のあるさっぱりとした胡瓜の糠漬けなどをパリパリと頬張ると、グラつきがちな天候も気にならなくなります。

できれば精米したての生糠(ぬか)500gを用意します。

鍋に水2カップ強の水と粗塩60〜70gを入れ溶かし冷ます、ホーローなどの密封容器にぬかを入れ、冷ました塩水を少ずつ柔らかく(ぬかどこらしく)なるまで加えてよく手で馴染ませる。

赤唐辛子2本、角切り昆布3㎝角2枚、生姜、粉辛子、干し椎茸などを適宜好みで加え混ぜる。

捨て漬け野菜を毎日変えて5、6日して熟れたらきゅうり等、軽く塩もみしてから本漬けします。

朝晩かき混ぜるのが理想ですが、最低でも1日1回は混ぜる、容器のフチについたぬかはキレイにふきとり、表面は平らにならして保存するとカビが生えにくくなります。

そして、旬の生実山椒と青梅をポンと加えるのがこの時期ならではの醍醐味。

風味が良くなって防腐作用が上がりますよ、ぜひお試し下さい。

管理が難しい時は発酵してから冷蔵庫保存します。

乳酸菌やギャバがたっぷりの糠漬け、免疫力を上げイライラも防ぐ効果も期待できます。

 

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荏胡麻・エゴマ・ジュウネン

2023-07-08 | 昆布

ジュウネン・健康ごはん・食薬ごはん・井澤由美子・料理家・薬味・健康ごはん・野菜料理・美しい人・初夏の野菜・香味野菜・韓国料理

農家さんから、茎がしっかりとしたエゴマの葉が送られてきました。

エゴマはシソの葉が大きくなったような香味野菜、シソ科の一年草。

絞ったエゴマ油は近年特に人気ですね、大変な手作業に加え、デリケートな油なので値段は少々しますが、それだけ高い効能があります。

 

豊富に含まれるオメガ3脂肪酸、aリノレン酸が体や脳、肌を健康に保つ効果が期待できます。

上質なものを購入し、かける和えるなどの調理法でシンプルにいただいて下さい、加熱しないのがポイントです。

荏胡麻の簡単麺つゆ漬けの作り方です。

荏胡麻の葉30〜40枚は、5分水に離して裏面をよく洗い、重ねる。1分塩茹でし、氷水にさらして水気を絞る。

浸るくらいの3倍濃縮麺つゆに、おろしにんにく、ごま油、すりゴマ、唐辛子各少々を混ぜたものに茹でた荏胡麻を馴染ませ、一晩冷蔵庫で寝かせれば、ごはん泥棒の出来上がりです。

荏胡麻は防腐効果もあるので、採取される産地では、昔から郷土料理や民間療法などに多様されて来ました。

10年長く生きられる意味合いから、ジュウネンと呼ぶ地域もあるほどです。

食以外にも、荏胡麻油は乾性油なので防水性、昔は油髪や番傘に使われていたそうです。

 

 

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パッションフルーツ・リリコイ・果物時計草・美肌

2023-07-07 | 昆布

井澤由美子・与論島・美肌・美容・パッションフルーツ・果物時計草・リリコイ

果物時計草はパッションフルーツの別名。

コケティッシュな花が時計草に似ているからだそうで、ハワイではリリコイと呼ばれる定番のフルーツ。

台湾では百香果(パイシャンコウ)百の香りの果物といい、素敵な意味の名がついています。

爽やかで甘酸っぱく、奥底に魅惑的な香りがひそんでいて、化粧品やアロマテラピーなどにも用いられています。

切った時のビジュアルもとてもフォトジェニックです。

農家さんがパッションフルーツの話をしながら、両手で挟むように圧をかけてパンッと器用に割って中を見せてくれました。

中身が飛び散らないか少し不安になりますが、私も真似してみたら割と上手くいきました。

内側の皮を寄せて引っ張りだすと中身を上手に出すことも出来ます。

パッションフルーツには、肝機能を高める効能の他、美白効果や新陳代謝を活発にする働きが期待できます。

ピークは6月〜8月頃、果肉はすっぱいイメージがありますが、皮にしわが寄ってしっかり完熟したものは酸味が抑えられて食べやすい。

逆に表面にシワの寄らない若いものは酸味が少し立つように感じ、ソースやドレッシングにするのがお勧めです。

生クリームとの相性もよく、他のフルーツでは作れない魅惑的な味わいが生まれます。

写真は与論島のパッションフルーツ農園にて。

まだ青く、実垂れ下がる感じがカーテンみたいで可愛い。

撮影で、沢山のフルーツティーを作っていますが、リリコイを加えると他の果物より衝撃的に美味しくなりますよ。

 

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ホワイトアスパラガス

2023-07-06 | 昆布

井澤由美子・ホワイトアスパラガス・アスパラ・食養生・アスパラの茹で方・フレンチ・シャンパーニュ

口中に広がるほろ苦さと、みずみずしい甘さを兼ね添えたジューシーな野菜はホワイトアスパラガスしか無いように思います。


ヨーロッパには、桜前線ならぬアスパラガス前線があります。

まっすぐに伸びた太めのアスパラガスを手に入れたら、剥いた皮と粗塩を入れた70度くらいの湯で、ゆっくりとアスパラを茹でます。

晒しやガーゼを伏せてだいたい17〜20分ほどです。

氷水にさっと落とし、表面だけの粗熱を取るのですが、口にする時はまだ温かい状態でなければなりません。

さっぱりとしたオランデーズソースと削りたての岩塩がお約束です。

この茹で方は三田にある私が一番好きなフレンチの名店のシェフに教わったもの、丁度今はフランスから北上してドイツ産になりました。

グリーンアスパラに多く含まれる抗酸化作用のルチンやカロテン、ビタミン類などの含有量には劣りますが、何よりもその食感や旨味、そこはかとなく感じる大人っぽい苦味とジューシーさが美味しい。

この風味に熱狂するヨーロッパ人のファン心理に同感します。

初夏を感じる爽やかな休日の午後に冷えたシャンパーニュや白ワインをお供に堪能してみて下さい。

 

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トウモロコシ・玉蜀黍・とうもろこしご飯

2023-07-05 | 昆布

井澤由美子・まいにち食薬養生帖・野菜・トウモロコシ・わかもろこし・コーン・食薬・薬膳・食養生

とうもろこしの炊き込みごはん、甘みがあって旬ならではの美味しさですね。

ポイントは出来るだけ新鮮な生のとうもろこしを使うことです。

とうもろこしは実を包丁でこそげておきます。

ごはんを洗い30分水に浸してザルに上げる。

鍋か炊飯器に洗った米、同量より少なめの水、酒少々、粗塩3つまみ、昆布一切れ、とうもろこしをこそげた後の芯を加えて普通に炊きます。

炊き上がり3〜5分前に芯をとり除き、とうもろこしの実を加えます。

炊き立ては格別ですよ、ぜひ堪能して下さい。


暑くて水分をとりすぎた時など、胃が重くなることがありますが、とうもろこしは胃をスッキリとさせ、身体の余分な水分を排出させてむくみをとります。

ひげが茶色くなったもの、実の先に丸みがあるものが甘いようです。


皮中のやわらかなヒゲは、ざるに広げて乾燥させ半量になるくらいまで煮詰めると、むくみがとれるヒゲ茶になります。

 

 

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すもも・季・プラム・露茜

2023-07-04 | 昆布

露茜・プラム・季・季節の手仕事・シロップ・食養生・薬膳

すももが出回り始めました。
すももは、中国原産の生食用とする日本すもも「プラム」と、ジュースやジャム、ドライフルーツなどの加工用が多いヨーロッパ原産の西洋すもも「プルーン」の2つに分類されることが多いようです。

日本すもものもぎたては、酸味が強く、酸っぱい桃と言う意味合いから「すもも」と呼ばれるようになったそうです。


みずみずしいという言葉がぴったりな果肉と程よい甘酸っぱさは、ありそうで他の果物にはなかなかないもの。

旬も短いので完熟フレッシュを思いっきり堪能します。

保存用には、皮ごと氷砂糖と優しく煮たシロップを仕込みます、ほんのりした淡いピンク色も可愛らしい。

私がかき氷屋さんに率先して足を運ぶのは、限定すもものシロップがある時期だけ、氷の温度にこだわったエアリーなかき氷を繊細に引き立てるから、天然氷をちゃんと楽しめる。
すもものクエン酸は肝機能を高め、中医学では血の巡りを良くし精神安定にもよいとされています。

あまりに香りが良いので、枕元に置いて楽しむことも。


写真は、日本すももと梅の掛け合わせです。

毎年宮崎県楽樹農園さんから取り寄せて追熟させ、あれこあれ楽しんでいる「露茜」。

一目見たその時から、その美しい真紅に魅せられています。

 

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スイカ・西瓜・スイカ・サマーオレンジ

2023-07-03 | 昆布

西瓜・スイカ・すいか・サマーオレンジ・利尿作用・むくみ・ほてり

サマーオレンジと聞くと柑橘類のようですがスイカの名前です。

北海道で出逢って感動した食材の一つ。

頂いてみたらよくある黄色いスイカとは違い、ちょっとメロンのような甘さと舌触りでクリーミー。

色も少しクリームがかった黄色で種が少なく、食べやすいのも特徴です。

聞けば、生産方法も変わっていて、夕顔に接木して育ててらっしゃるのだそうです。

サマーオレンジは(夕陽色のスイカ)の意味、目の前に広がる水平線に沈む夕日を毎日眺めながら味見をされるそうです。


スイカにはカリウムが豊富なので利尿作用があります、赤いスイカはトマトと同じリコピン、黄色いスカイかはカロチンを含み美肌にも有効。

シャリシャリと冷んやり冷えたスイカを食べると、糖分やミネラルを含むので潤いを体に感じます。

薬膳では体の余分な熱を取り、むくみを取るとされています。


塩をふって食べると甘さが引き立つだけではなく、スポーツドリンクと似た内容に近づき、熱中症対策にも最適です。

 

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