在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

日本より帰国して

2007-07-28 06:56:06 | もろもろ、つれづれ
日本での一時帰国を終え、イタリアに帰ってきました。
今回は、ずいぶん食べましたイタリア料理。
そのせいか、フランス料理を味わう機会が少なかったのが残念でした。
日本では、まだ、気軽なイタリア料理に人気があり、フランス料理が敬遠されているのではないかと思うのですが、個人的にフランス料理は大好きです。
イタリア料理は、素材の味をそのまま生かしたシンプルさに分があるのではないかと思いますが、フランス料理は、素材を使っていかにして食の芸術を生み出すか、ではないかと思います。
賛同していただける方がいらしたら、ぜひ、内田増幸氏の以下の本なども見ていただけると嬉しいです。
「教養としての料理・ワイン・レストラン」
「心ときめく料理・ワイン・レストラン」
ずっと前、初めてマルゴーをご馳走になった方の著書です

で、イタリア料理。
思ったのは、ワインリストを作らない?それとも、あるけど出さない?ところが多いのではということ。
それとも、たまたま私が行ったところがそうだったのでしょうか?
これは、ちょっとなるほどと思いました。
フランスワインならともかく、イタリアワインは全然わからない人の方が多いと思うので、それなら、わけのわからないものを見せるより、こちらでいくつか適当に見繕って差し上げたほうが親切ではないか?ということなのでしょうか?
面白いやり方だなぁ、と思いました。
なーんて。。全然違いますよー、それ、勘違いなんて話があったら、ぜひ教えてください。