“Verdicchio di Matelica” Collestefano –Marche
別の項で案内したコッレステファノのヴェルディッキオ。
アルザス風の造り、つまりイタリアのワインとはだいぶ離れている感じで、やや軽め+エレガント。
酸味が苦手な人には酸っぱいくらいなのが特徴。
アルコールは、どれも12.5度程度で、いまどきのイタリアワインにしては低い方である。
2007年
暑い年で、収穫がかなり早かったと言う。
色は薄く、やや緑がかる。
香りは、とてもエレガントなミネラル臭。そして、柑橘。レモン、シトロン、香草など。香りがきれいに透き通っている。布で言うと、シフォンのよう。
味は、予想通り酸味がかなり強く、塩味も強い。後味が長くエレガントで、とてもきれい。これだけ酸味があると、ブラインドではアルト・アディジェと間違えそうなくらい。
2006年
色は相変わらず薄い。
香りはやや閉じているが、ミネラル臭が強く、火打石が出始めている感じで、とても良い。
レモン、シトロンは、同じくある。
味は、酸味が強く、塩味が隠れるくらい。かなりエレガント。
これだけのきれいな酸味があると、かなり長く持つだろうと予想される。
こういうワインを5年後、10年後飲んでみたいものだと思う。
後でわかったのだが、ガンベロのトレ・ビッキエーリを取っている。
現地で6ユーロ足らずの値段だが、これでもトレ・ビッキエーリは取れるのだ、と思うと嬉しい。(。。トレ・ビッキエーリだけが良いわけではありません。念のため)
2005年
色がやや濃いめになる。
香りにかなり落着きが出る。甘い香草、柑橘、ミネラルなど。
味は、酸と塩味と年齢のバランスが取れてきているような気がする。
持続性ありで、エレガント。
2004年
色はやや濃いめ。
香りにidrocarburoが出て、きれい。柑橘に、香草、そして、スパイスっぽさが混じるようになる。
口当たりがとても良い。そして、持続性も良い。本当にきれいなワインである。
バランスの良い年であるが、なるほど良いし、また、3年ちょっと経過して、飲みごろに入る感じ。
2002年
雨、雨、雨の年だった。今思い出しても、寒かった~!と震えるくらい寒い夏だった。
収穫はかなりずれこみ、11月に入ってだと言う。
色は、薄めの黄金色で緑がかる。
香りは、最初、ちょっと還元臭があった。エレガントで、細め、優しく、かなりの透明感を持つ。Idrocarburo、火打石、香草、おなじみ柑橘など。
味は、酸がかなり強い。ほんの僅かの残糖がある(2-3g)と言うが、酸で糖が隠れる、または、糖が酸を少しは抑えてもこれだけの酸がある、という感じ。
細く、長く、繊細で、シトロンが残るきれいに残り続く。
別の項で案内したコッレステファノのヴェルディッキオ。
アルザス風の造り、つまりイタリアのワインとはだいぶ離れている感じで、やや軽め+エレガント。
酸味が苦手な人には酸っぱいくらいなのが特徴。
アルコールは、どれも12.5度程度で、いまどきのイタリアワインにしては低い方である。
2007年
暑い年で、収穫がかなり早かったと言う。
色は薄く、やや緑がかる。
香りは、とてもエレガントなミネラル臭。そして、柑橘。レモン、シトロン、香草など。香りがきれいに透き通っている。布で言うと、シフォンのよう。
味は、予想通り酸味がかなり強く、塩味も強い。後味が長くエレガントで、とてもきれい。これだけ酸味があると、ブラインドではアルト・アディジェと間違えそうなくらい。
2006年
色は相変わらず薄い。
香りはやや閉じているが、ミネラル臭が強く、火打石が出始めている感じで、とても良い。
レモン、シトロンは、同じくある。
味は、酸味が強く、塩味が隠れるくらい。かなりエレガント。
これだけのきれいな酸味があると、かなり長く持つだろうと予想される。
こういうワインを5年後、10年後飲んでみたいものだと思う。
後でわかったのだが、ガンベロのトレ・ビッキエーリを取っている。
現地で6ユーロ足らずの値段だが、これでもトレ・ビッキエーリは取れるのだ、と思うと嬉しい。(。。トレ・ビッキエーリだけが良いわけではありません。念のため)
2005年
色がやや濃いめになる。
香りにかなり落着きが出る。甘い香草、柑橘、ミネラルなど。
味は、酸と塩味と年齢のバランスが取れてきているような気がする。
持続性ありで、エレガント。
2004年
色はやや濃いめ。
香りにidrocarburoが出て、きれい。柑橘に、香草、そして、スパイスっぽさが混じるようになる。
口当たりがとても良い。そして、持続性も良い。本当にきれいなワインである。
バランスの良い年であるが、なるほど良いし、また、3年ちょっと経過して、飲みごろに入る感じ。
2002年
雨、雨、雨の年だった。今思い出しても、寒かった~!と震えるくらい寒い夏だった。
収穫はかなりずれこみ、11月に入ってだと言う。
色は、薄めの黄金色で緑がかる。
香りは、最初、ちょっと還元臭があった。エレガントで、細め、優しく、かなりの透明感を持つ。Idrocarburo、火打石、香草、おなじみ柑橘など。
味は、酸がかなり強い。ほんの僅かの残糖がある(2-3g)と言うが、酸で糖が隠れる、または、糖が酸を少しは抑えてもこれだけの酸がある、という感じ。
細く、長く、繊細で、シトロンが残るきれいに残り続く。