在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

”コッリオ・ビアンコ・フォサリン 2006” ロンコ・デイ・タッシ

2008-05-27 00:54:56 | Friuli フリウリ
“Collio Bianco Fosarin 2006” Ronco dei Tassi –Friuli
値段は安い(15ユーロ)のに、ガンベロのトレビッキエーリとイタリアソムリエ協会のブドウ5房を取っている。
なるほど、非常によく出来ている。
品種は、ピノ・ビアンコ50%、トカイ・フリウラーノ35%、マルヴァジア15%のブレンド。
色は、きれいな麦藁色で、つやがとても良い。
香りは、花の香りがとてもきれい。そして、白いフルーツのコンポストのようである。リンゴ、洋梨、白桃などがとてもきれいに熟している感じにミネラルが奥の方に混じる。
味は、まろやかさがよく出ていて、ボディも良い。酸味がきちんとあり、味の強さ、持続性がとても良い。
前から良いワイナリーではあったが、このところ非常に良い感じで、目が離せないワイナリー。