在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ES 2009 -Gianfranco Fino

2012-09-13 15:52:31 | Puglia プーリア
”エス2009”ジャンフランコ・フィーノ -プーリア州

突然、プーリアに行った。
料理の質がよく、なおワインの品揃えが素晴らしいと言うとさるレストランだったが、あいにく月曜日だったのでお休み。(そこは、魚の生が素晴らしい。それは質も品揃えも。)
そこで郊外へ出た。

近郊の村にあるそのレストランもとても有名なレストランで、目の前にとても素敵な城がある。2階の窓からの景色は、城、城の前の広場、そして行きかう人たちのざわめきと、とても雰囲気のあるもの。
ここも料理の質がかなり高い上に、ワインの品揃えもなかなかのもの。
ソムリエとも話し、あれやこれや名前が出たが、結局最後の1本と言うES2009にした。
2010年もあるというが、まだリリースされてまもないし、昨年の賞を総なめした2009年。これがあるなら飲まない手はない。
ESはその昔、ヴィニタリーで飲んだ。すごいワインがあるから絶対に飲んで、と友人に言われて探して飲みに行った。一度見たら忘れられないラベルなので、ワインの名前はとっくに忘れていたが、ラベルは良く覚えていた。その時も、これがプーリアのワイン?と思ったのを覚えている。少し前から話題になって、ラベルを見たら、すぐにあれだ!と思った。



レストランのオーナーはジャンフランコ氏の友人。だから、まあまあの数が入るというが、すぐに出るらしく(そりゃあそうだ・・・)そして、2009年はもうほとんど手に入らないだろう。
素晴らしかった、の一言。
そして、一緒にいた人も実はジャンフランコ氏の知人。
なにやら電話をかけ始め、話を聞くとジャンフランコ氏にかけている。
夜遅かったのだが、丁寧に対応していただき、直接御礼を伝えた。
まだ飲んでいない方は、ぜひどうぞ。
好みかどうかは別にして、「一度は飲んだほうがいいワイン」です。

ES 2009 di Gianfranco Fino ad un ristornte di Puglia:
perfetto....
Era l'ultima bottiglia del 2009.
Un bel ristorante elegante, bellissimo panorama di un castello dalla finestra, molto buona la cucina, bravissimo sommelier giovane e simpatico ed un'ottima compagnia.......