乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『世にも面白い狂言』 茂山 千三郎著 集英社新書 

2008-07-04 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は奈良の春日大社後宴能で演じられた狂言

 

記録だけ  

 

2008年度 75冊目   

 

『世にも面白い狂言』  

 

 茂山 千三郎著         

 集英社新書 0371 P

 2006年12月19日 第1版発行

 222ページ 680円+税

 

 7月3日は 本を二冊読んだ。

 一冊目は明治公開講座の『妖怪』

 二冊目は 『世にも面白い狂言』

 

 この本は新書、内容も狂言ということもあり、気楽に楽しむことができた。

 知っている演目の解説は楽しいものだ。

 そういうと 最近はご無沙汰しているが、今年も秋には、『十五夜狂言』があるのだろうな。

 見たい気もするが、最近では正直なところ、能楽を楽しみたい。

 そういうともう七月・・・。

 先日は歌舞伎役者の舟乗り込みも終えた。

 いよいよだな。

 今年の演目も、好きなものが結構ある。

 役者も・・・好きだ!

 能楽や狂言は もう少し先かな・・・。

 

 

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『妖怪』  明治大学公開文化講座 VI  風間書房

2008-07-04 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(写真はイランのテヘランにあるガラス博物館の皿。絵が興味深い。カメラはOK。フラッシュ無し。)

 

記録だけ  

 

2008年度 74冊目  

 

 明治大学公開文化講座 VI

  『妖怪』

 

 発行 明治大学人文科学研究所   

 風間書房

 昭和62年9月5日 第1版発行

 680円+税

 

 近隣図書館には無かったため、大阪府立図書館に借りていただき、明治大学公開文化講座 VI 『妖怪』 を読了。

 明治大学公開文化講座シリーズは『悪』等、四冊目。

 

 この 『妖怪は、かなりおもしかった。

 この本も四部構成。内容は以下のような具合。

 

①「泉鏡花の幽玄美」   村松定孝

②「怪異の出現 歌舞伎の場合」  原道生

③「妖怪の図像学 西洋に見る奇跡」  森洋子

④「中国の妖怪」  駒田信二

 

 泉鏡花あり、歌舞伎あり、西洋絵画や図柄などの妖怪あり、中国妖怪あり・・・とあらば、これは読まない手は無い。

 心ははやり立つ。

 楽しくて楽しくて、家族やこども二人に内容を伝えるが、話内容総てをまともに聞いてくれたのは家族一人なり。

 それでも家族の一人は、③の挿絵に興味を持ち、一人は歌舞伎に興味を持っていた。

 

 ところで③の挿絵は楽しかった。

 一部だが記録しておこう・・・。

 

 「巨耳人間」 『世界の不思議』より

 「異人たち」 『宇宙世界』より

 「インドの怪物」 『世界年代記』より

 「グロリス」(古代ギリシャの彫刻 『幻想中世』より

 「頭脚人間」(メッス天井画) 『幻想中世』より

 「人喰い龍」

  (ジョビニー聖ピエール聖堂内陣の柱頭 12C前半)

  『幻想中世』より

 「悪女フリー」(1956)「地獄の入り口」「怪物人間」

  ピーテル・ブリューゲル 画

 

 面白くて、公開講座よっつでは、我慢できない。

 もっと読みたいよ~~。

          (吠える乱鳥)

 

 

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