大阪民族博物館に『鳴神』の衣装が展示されていた。
手前左には、 先代 尾上松録丈の写真がおかれていた。
松録丈の『鳴神』はテレビで見たことがある。品が良く、迫力があり好ましい。
鳴神の衣装を前にして、心ときめかぬはずが無い。
こりゃ、愉快じゃわぇなぁ!
大阪民族博物館を楽しむ。
写真は『精霊像』と『偶像』の、ほんの一部。
海外の芸能や面、織物、民族など、興味深く見る。
中国の少数民族である ペイ族(白族)の藍の絞り染めの元の文様は三種類。「蝶」「梅?」「毛虫」とのこと・・・知らなかった。今のように模様が増えた理由など、納得がいく。
山の神や縄やおしらさま、まつりや飾り、風習など、日本に関する展示物は心が躍る。
宮田登氏などの民俗学関係で読んだ言葉が あちらこちらに散りばめられ、系統立てて展示されている。
研究者の方々のひとかたならぬ努力と研究の成果が わかりやすく集結。 とても素晴らしい展示法に感服した。
全体として 質の良い民俗学の書物を一冊なめ尽くした感じかする。
見た後は、非常に心地が良い。
数時間をかけて見て回ったが、あまりにも楽しすぎて 見足りない感じがする。
ここは近日中に、もう一度じっくりと 逆回りで見て廻りたい。
ただし、広く、展示物も多い。
かなり疲れるので、茶の用意は必須。
途中 自販機あり。
トイレが多いのには、驚きと同時に満足した。
採算を度外視した、研究者の研究の成果を楽しく体験できる博物館。
民博hp ↓
(写真はイランの美術館にて、一人イランケーキとチャイを楽しみながら、仲の良いカップルを撮る。何だか、素敵な空間・・・。
この二人公の場で 堂々と語らいあっているが・・・夫婦だろうか?まぁ、恋人同士でも、私服ポリスに見つからなければ、okかな。)
記録だけ
2008年度 80冊目
京都書院アーツコレクション 206
『トルコの旅はバスがいい!』
写真・文 小田 陽一 著
編集 アートダイジェスト
平成10年10月15日 第1版発行
1000円+税
7月15日、『トルコの旅はバスがいい!』 を楽しむ。
ワォ!京都書院。懐かしい!
中学性の頃のこと。先生に連れられて、学校から本を注文に行ったな。
高校、大学の頃は 度々 海外の書物や美術書や絵本を楽しみに(?!?)訪れたものだ。
この本は京都書院アーツコレクションとあって、写真が良い。重厚で、内容も濃い。写真は影の使い方も好きだな。
内容も興味深く、楽しい時間を過ごすことができた。
ネムルートから カッパドギアに行く場合は飛行機よりもバスが安い。
加えて一番良い点は 一日有効に使えて カッパドギアを一日多く楽しむことができる。
又、現地の人々や生活にも触れることができ、私の趣味としては、バスの方が好ましい。
しかしながら、私のみならず家族と一緒の場合は、疲労度から考えて 飛行機の方がベストといえよう。
著者のいろいろなバス旅行でのエピソードを読み進めるにつれ、そう深く感じた。
さてさて、いつになれば、トルコに行く事ができるだろう・・・。
記録のみにて 失礼いたします。