乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

奈良・明日香の棚田

2009-06-07 | お出かけ


 六月七日。

 気がつくと田植え季節。田に水が張られ,勢いのよい黄緑の稲の苗も準備されている。中には、まだ整地されてない田も見られる。トラクターが走り、田植えの準備を急ぐ。農家の方達は、この土日は休み返上のようす。大地を踏みしめ,太陽の光を浴びて生きる農家の方にあこがれ、しばし見とれる。

 新年を迎えてはや六ヶ月。年月のたつのは早いものだ。私はこの半年,どのように過ごしてきただろうかと鏡に向かって問いかける。歪む口。

 明日は六月八日。あら!末広がり。やりたいことも多くある。なんだか新たな気分で出発できそう。

 写真は五月末に奈良の明日香で見た棚田。まだ、稲は植えられてない。夕日のうつる棚田を見てみたいと思う今日この頃。

 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

79; 『魔性の文化誌』  吉田禎吾 著  研究社

2009-06-07 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

 記録だけ  2009年度 79冊目          



    『魔性の文化誌』 



 吉田禎吾 著

 1998年11月30日 

 研究社

 272ページ 2700円+税   

                                            


 怪異の民俗学 2 『妖怪』の解説を書かれた香川雅信氏似よると、宮田登先生の前に

     山口昌男 『文化の両義性』(岩波)

     吉田禎吾 『魔性の文化誌』 (研究社)

がいろいろと論じられていたと記されていたよ。
 
 これは読まねばと思い、吉田禎吾氏の 『魔性の文化誌』を選ぶ。この本が比較面俗楽の立場をとっており,かなり面白い。特に興味を引かれたのは、
https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=4306e79c3b07ed0d61f9704e6124be58&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMCZzb3J0PWRlc2MmY2F0ZWdvcnlfaWQ9JnltZD0mcD01NDU=#
     色(白、黒、赤)、さかさ水、双子、女性の魔力、憑きもの、ナマハゲ、右・左回り  ・・・など。 

 右・左回りにおいては以前稲荷神社に行ったときに疑問に思っていたとことだったので,この本でおかげで、また今までとは違った謎を解く糸口の一方向性をつかんだ思いで喜んでいる。

 民俗学が少しなりとも好きな人には読んで損はない良書と感じる。




             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする