乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

「心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ」 演劇におけるパロディの難しさ

2009-06-14 | 舞台・音楽 雑感メモ
 (写真は中東のからす。真っ黒じゃないね。)





    ==心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ==   西行

  
                         狂歌は?ウム!・・・・・・、やめときましょう。







 パロディはもとを知っていてはじめてパロディとなる。脚本および演出家の空回りでは、空虚残るばかりなり。




 芝居は良かったんだよ。若手もみんな理解して演じていると思っていたんだ。希望的幻想。

 役者はことのほか勉強にいそしんでいる方が多い。が、そんな人たちばかりでもなかったんだ。知らなかった。

 芝居後の半時間以上にわたるだれたトークとやらは、私の役者たちに抱く理想像を打ち砕かせてしまった。

 見方を変えれば、若手は勉強をする時間が持てないくらいに大変な生活を送られているのかもしれないな。

 好きな道で生きるって大変だな。

 喜劇やパロディって難しいんだな。



 またまた辛口、失礼いたしました。




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舞台上での幕内

2009-06-14 | 舞台・音楽 雑感メモ
 

 まぁ、歌舞伎でも客に向かって同じ舞台に立つ役者についての幕内を話す人もいるけれどね・・・あれはおちゃらけで芝居をつぶさない程度なら許せるよね。客のことは楽屋で言ってるんじゃない?役者の本心も、聞こえなけりゃ、幸せだよね。やっぱり歌舞伎役者はプロだな。ま、どっちみち一般庶民の私には関係のない世界だけどね。



 某小劇場でのこと。

 タイシュウ演劇や小芝居や素人芝居じゃあるまいし。シェークスピアの某演目ではいただけなかったけど、一応名の出た演出家などをされてるでしょう。舞台人なら舞台に立ったら、観客についての役者同士の幕内はやめにしませんか。タイシュウ演劇はその代表みたいなとこも感じられるって聴いたけど、名高い小劇団でも同じなんだな。どうも勘違いしている演じ手や劇団が多いことに、閉口する。台詞の一部を膨らまし強調しただけだから、舞台人は客にはわからないと思っているのでしょうね、でもね。気づく人もいるからね。今までに、不愉快な思いをして離れていった御贔屓筋も多いかもよ。発散して客を減らしたいのだろうか?それとも、わざとわかるように話しているのかな?いずれにせよ、ストレス発散は舞台を降りてからの方がいいんじゃないかな。芝居良くてもお品の無い舞台にうつるから、損だよ。まぁ、小芝居のの団員によると、御贔屓は『お客さん』で一般の観客は『雑魚』って呼ぶって聞いたこともあるからね。私も魚なんだ(爆)

 あと、
「役者ならトークの時でも耳の穴ほじるのはやめてほしいな。」
って、一緒に観ていた友人が横でつぶやいていたよ。四人中、二人いたよ。確かに、役者に抱いている幻想が夢崩れるな。(笑み)



 会場が狭い分、精神面でも資金繰りでもたいへんなんだろうけど・・・。脚本や演出に気を配るように、最善の注意を払って舞台に取り組んでいただきたい。

 あはは!芝居は良かったんだけどね。芝居良ければ全て良しってなものではないと思うけどな。劇団四季や吉本新喜劇はプロ根性に徹しているんだな。客を不愉快にさせずに楽しませて帰らす基本を守っているな。



 ちょい!辛口の乱鳥、でした。


コメント (2)
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