乱鳥の書きなぐり

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『図典「大和名所図会」を読む』奈良名所むかし案内 1  第一章 第二章 艦真和尚(唐招提寺)写す 創元社  本渡章(著)

2022-01-27 | 変体仮名見むとするハいとをかし

 

 『図典「大和名所図会」を読む』奈良名所むかし案内 1  第一章 第二章 艦真和尚(唐招提寺)写す 創元社  本渡章(著)

 

 

本渡章(著)

創元社

2020年

256ページ

3800円+税

 

 奈良に住んでいると和本にせよ陰影本にせよ「大和名所図会」を手に取ったり見たりする機会に恵まれる。

 今回は「大和名所図会」を解説中心に紐解いた『図典「大和名所図会」を読む』を読むことにした。

 まずは 

  第一章 南都の大寺 法隆寺/東大寺/興福寺/元興寺/唐招提寺/薬師寺/当麻寺/西大寺

  第二章 飛鳥そして万葉 天香具山/飛鳥社/多武峰/鬼の厠と肉几・益田岩船/初瀬/三輪社(79ページまで)

を楽しんでみました。

 これまでにどこかシコの講義や講演、書物で読んだ内容も多いのですが、改めて読んでみると大変に面白い。

 著者である本渡章氏の切り口に魅力を感じています。

 

 

 P.28

 艦真(かんしん)和尚

 遣唐使(けんたうし)

 同船(とうせん)にて

 来朝(らいてう)し

 給ふ時

 龍神

 仏舎利を

 望しかば

 即(すなハち)與(あた)へ風波(ふうは)

         を

 鎮(しづ)め給ふ

30,31ページでは、艦真和尚が伝えた「戒」 とは何かなどが詳しく解説されている。

 

 

 

以下はデーターベースより

 

はじめに

◆第一章 南都の大寺 法隆寺/東大寺/興福寺/元興寺/唐招提寺/薬師寺/当麻寺/西大寺

◆第二章 飛鳥そして万葉 天香具山/飛鳥社/多武峰/鬼の厠と肉几・益田岩船/初瀬/三輪社

◆第三章 神仙境の風景 宮滝/山上嶽の役行者/葛城山/久米寺と久米仙人/漆部仙女と押阪の直/雷丘の栖軽

◆第四章 大和旅情 さらし場/吉野の筏流し/飛火野・春日野/龍田の紅葉/吉野の花見/新春風景/五條里の駅/奈良坂・般若寺/木綿とりと勧進比丘尼/旅の夕立

◆資料編 

  図典「大和名所図会」 巻之一 添上郡南都之部 巻之二 添上郡 巻之三 添下郡 平群郡 広瀬郡 葛下郡 忍海郡 巻之四 山邉郡 城上郡 城下郡 宇陀郡 巻之五 葛上郡 宇智郡 高市郡 巻之六 十市郡 吉野郡

おわりに

現在地一覧 

 

奈良の名所絵が引ける、使える画期的な図典

原寸復刻された迫力ある名所絵を読み解き、江戸時代の奈良へ誘う案内書。全三十景に厳選した絵図は、全体図を鑑賞したあとで部分図を添えて細部まで絵解きし、丁寧に解説する。南都の寺、飛鳥の名所から四季の行楽地、修験の峰々や川辺、人の暮らしや生業も題材にし、現代につながる生活文化や歴史・地理が体感できる。さらに資料編として、約180点に及ぶすべての絵図を縮小掲載し、地名やキーワードでも引ける画期的な図典。

写真は『図典「大和名所図会」を読む』奈良名所むかし案内 引用

 

 

『図典「大和名所図会」を読む』奈良名所むかし案内 1  第一章 第二章 艦真和尚(唐招提寺)写す 創元社  本渡章(著)

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『枕草子』7 三巻(134段(127)、135段(128) 3枚5ページ /135段一部写す  清少納言の会話部分)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

2022-01-27 | 枕草子

 

 

『枕草子』7 三巻(134段(127)、135段(128) 3枚5ページ /135段一部写す  清少納言の会話部分)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

 

 今回読んだ部分

 三巻(岩波古典文学体系:134段 『枕草子解環  三』:127)

   (岩波古典文学体系:135段 『枕草子解環  三』:128)

    岩波古典文学体系:133段部分は書き写されてない。 

 

 三巻(134段(127)、135段(128) 3枚5ページ 

 写真は135段  清少納言の会話部分

 

 

 

 

 

百三十五段 

清少納言と中宮と斎信の会話

 三巻(134段(127)、135段(128) 3枚5ページ 

 写真は135段一部写す  清少納言の会話部分

百三十五段 

清少納言と中宮と斎信の会話

百三十五段

(斎信の言葉)、、、、、(中宮の言葉)、、、、

、、、、、(清少納言)「それをけいしにとて。

物を見さして参りつるなり」なをいとめでたく

しぞ思ひ侍れどきゝさるれば。(中宮)ましてさおぼゆらん」と

おほせらるゝ。わざとよびもいで。をのづからあふところに

ては(斎信の言葉)「などが、、、、、、、、、

 

 

清少納言と中宮と斎信のたわいない会話はまだまだ続きます。

 

 

早稲田大学蔵書

二条通(京都) : 沢田庄左衛門,

慶安2[1649]

4冊 ; 25.6×18.5cm

早稲田大学図書館

 

 参考

『枕草子』九曜文庫 慶安2年

『日本古典文学大系』

『新日本古典文学大系』

『枕草子解環  三』

 

            

 

『枕草子 一』

(一から三十六 総合)

『枕草子』25  『枕草子』一巻読了(1〜36段 まとめ)  九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

『枕草子 二』

(三十七から五十総合)

『枕草子 二』51 『枕草子』二巻(26〜50段 まとめ) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』  『枕草子』二巻(51〜68段 まとめ) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

枕草子 三

『枕草子』1 三巻(119段 あはれなる物 2枚)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』2 三巻(120段 正月寺にこもりたるはいみじくさむく雪がちにこほりたるこそおかしけれ。5枚)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』3 三巻(121段 いみじく心つきなきものは。1枚 21段全文写す)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』4 三巻(122段、123段、124段、125段、126段 /123段全文写す 3枚6ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』5 三巻(126段、128段、129段、130段、131段 /131段全文写す 4枚7ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』6 三巻(132段(126)、133段(126) 3枚5ページ /132段一部写す 4枚7ページ)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子』7 三巻(134段(127)、135段(128) 3枚5ページ /135段一部写す  清少納言の会話部分)九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

枕草子 他

『枕草子』関係総合   (日本古典文学大系)

『枕草子解環』を見つけた、、、  枕草子解環 著者 萩谷朴  出版社 同朋舎  刊行年 1981  冊数 5冊

 

 

 

 

 

 

 

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映画『白雪姫殺人事件』4,1★/5 2014年  監督 中村義洋 脚本 林民夫 原作 湊かなえ   井上真央 綾野剛 菜々緒 貫地谷しほり 生瀬勝久 他

2022-01-27 | 映画

トルコ 

 

 

 映画『白雪姫殺人事件』4,1★/5 2014年  監督 中村義洋 脚本 林民夫 原作 湊かなえ   井上真央 綾野剛 菜々緒 貫地谷しほり 生瀬勝久 他

 

 

 映画『白雪姫殺人事件』を見ました。

 始まってすぐにネットで無責任で興味本位な内容が拡散されていく様子が目に移る。

 

 始まって初っ端にサイロ鮮やかな目を引く殺人事件が画面にうつる。

 滅多突きされたしたいは残酷にも燃やされていた。

 火を放たれたしたいを話題にネットでは多くの言葉が飛び交う。

      白雪姫か

      いや、シンデレラだろ。

 無責任な言葉とはいえ、

      いや、シンデレラ(灰担ぎ姫 サンドリヨン)だろ。

という言葉には、笑ってしまった。

 私もいささか不謹慎ではあるが、映画なのでご容赦願いたい。

 

 この映画は殺人事件そのものよりも、

  *無責任なネット拡散

  *一部を捉えて思い込みが広がり事実としてこじつけ伝える悪意無き一般庶民

  *悪意無き一般庶民の魔女狩り的な無意識の発想

  *伊津部を都合よくつなぎ合わせて編集したマスコミ

  *事実に反する一方的なマスコミ報道による甚大なる冤罪被害

  *冤罪で人を陥れ、一歩間違えてバイト胃さえ奪う危険性

  *事実が判明した時の、マスコミや悪意なき人間の無責任さ

  *教師の、子供のその後の生き方までをも傷つける、無神経な言動  他多く

など事実に基づいたであろう上記内容が私としては空恐ろしかった。

 

 この映画は井上真央と綾野剛と貫地谷しほりが出演ということだったので見てみた。

 アップテンポでネットの書き込みをも使い淡々と進められていく筋書きが面白かった。

 今回印象に残った出演者は、井上真央 綾野剛 菜々緒 貫地谷しほり 生瀬勝久プラス 吉田羊似の犯人であった女優。

 特に井上真央がいつもと違う暗い表情で演じておられたが、後半、彼女の良さが出てきて安堵感を覚えた。

 最後のヘロヘロになり、物事(井上真央)を認識できないまでものスコミ報道の怖さを知った綾野剛。

 井上真央の暗さのない人が変わったような運転のブレーキさばきに加え、

「きっと、いいことあるよ(要約)」

との言葉は印象に残る。

 

 今回も簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

  

 

 

 2014年

 126分

 

監督 中村義洋

脚本 林民夫

原作 湊かなえ

主題歌/挿入歌 芹沢ブラザーズ

出演者 井上真央 綾野剛 菜々緒 金子ノブアキ(金子統昭) 小野恵令 奈谷村美月 染谷将太 蓮佛美沙子 貫地谷しほり 生瀬勝久

データーベースより

 

あらすじ

 国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。全身をめった刺しにされ、その後火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫。同期入社した被害者の三木典子とは対照的に地味で特徴のないOLだ。テレビ局でワイドショーを制作するディレクター・赤星雄治は、彼女の行動に疑問を抱き、その足取りを追いかける。取材を通じてさまざまな噂を語り始める、美姫の同僚・同級生・家族・故郷の人々。「城野さんは典子さんに付き合っていた人を取られた・・・・・・押さえていたものが爆発したんだと思う、あの事件の夜」「小学生の頃、よく呪いの儀式をやってたって。被害者の殺され方が呪いの儀式と同じでしょう?」「犯人です、間違いありません!」。テレビ報道は過熱し、ネットは炎上。噂が噂を呼び、口コミの恐怖は広がっていく。果たして城野美姫は残忍な魔女なのか? それとも──。

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