乱鳥の書きなぐり

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『半七捕物帖~人間万事廻り燈籠』1999年 勘九郎 中村福助 英太郎 染五郎 高麗蔵 吉弥 橋之助 八十助

2014-09-30 | TVで 歌舞伎・能楽
( 『稲生物怪録絵巻集成』(杉本好伸編 国書刊行会出版)から『稲生逢妖談』(宮内庁書陵部所蔵)  )




   『半七捕物帖~人間万事廻り燈籠』




前に一度ばかり見た『半七捕物帖~人間万事廻り燈籠』を見たよ。

 これは15年位前の舞台だね。

 勘九郎時代の十八世勘三郎さんが出ておられて、懐かしく感じたよ。

 橋之助さんの見得は美しく、いい具合に浮世絵のえぐみさえ出しておられ、見とれたよ。

 好きな役者さんたちばかりが出ておられて、おまけに芝居の筋書きもおかしくって、見ている間中ずっと楽しい気分をあじわえたよ。

 こういった楽しい芝居もたまには良いな。
      
             あっぱれじゃ





本編尺:86分
製作年:1999年
出演:中村勘九郎(十八世勘三郎) 中村福助 英太郎 市川染五郎 市川高麗蔵 坂東吉弥 中村橋之助 坂東八十助(現・三津五郎)

小説家としても名高い劇作家岡本綺堂が書いた小説「半七捕物帳」はのちに続出した各種捕物帳の元祖といわれている。「人間万事廻り燈籠」が初演されたのは平成七年の「第四回 勘九郎の会」小野田勇の脚色によって、勘九郎(十八世勘三郎)が颯爽とした半七親分ともう一人の小心な岡っ引き甚五郎という二役を演じ、多いに盛り上げた。
今回ご覧頂くのは初演をさらに練り上げた平成11年8月納涼歌舞伎の舞台。勘九郎(十八世勘三郎)の半七と甚五郎、福助のお浜、英太郎のお力、橋之助の金蔵、八十助(現・三津五郎)の善兵衛で、明るく可笑味のある舞台をお届けする。

(1999年/平成11年8月・歌舞伎座)








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