歌舞伎のあるまち ミナミ 1 「お茶」
歌舞伎のあるまち ミナミで、お似合いの二人を見たよ。
「ねぇ、カノジョ!お茶しいひん?」
「・・・・・・。」
「ねぇ、ねぇ!これ、飲まへん? パックのジュース。おいしいでぇ。」
「いわんわ!そんなん。きっしょいなぁ。」
という、会話が交わされるまでもなく・・・
惜しいな、ニアミスか。
お互いが気づかないや。
あららららん。
彼女、通りすぎちゃったよ。
・・・っつうか、要らんおせっかい
私って、根本的におばさんやん。
ここはひとまず女形の声色で、
「Oh ! はずかし」
と誰に誘われるでもなし、わたくしひとりで茶を濁そう・・・。
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