乱鳥の書きなぐり

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歌舞伎『梶原平三誉石切』 2006年 平成18年2月・歌舞伎座  幸四郎 芝雀 歌六

2014-04-23 | TVで 歌舞伎・能楽
  (イラン パサルガダエ)



『梶原平三誉石切』


 先日見た『梶原平三誉石切』 (2006年 平成18年2月・歌舞伎座  幸四郎 芝雀 秀調 歌六 彦三郎)は古典歌舞伎に飢えているわたくしにとっては大変感動にに値するお舞台だった。
 なので『名作歌舞伎全集 第三巻』より「梶原平三誉石切」 (東京創元新社 昭和四十三年)を読んだ上で、再び『梶原平三誉石切』を見る。
 読書記録(『名作歌舞伎全集 第三巻』より「梶原平三誉石切」)には松本幸四郎さんについて、ほんの少しだけ触れております。



 幸四郎さんも仁左衛門さんもその他の役者さんもそれぞれに素晴らしい梶原を演じて下さいます。
 
 今回の幸四郎さんのお舞台は、ラストの満足感で、一度目も二度目も涙があふれるのでございました。

     関西で歌舞伎らしい歌舞伎、古典歌舞伎が見とうございます。





 データーは全て衛生劇場 公式HPよりお借りしました。
本編尺:78分
製作年:2006年
出演:松本幸四郎 中村芝雀 片岡愛之助 坂東亀寿 澤村由次郎 大谷桂三 尾上松也 坂東薪車 坂東秀調 中村歌六 坂東彦三郎

源氏ゆかりの青貝師(螺鈿細工師)六郎太夫は、娘の許嫁の源氏の武士に金を用立てるため、家伝の刀を平家の侍大庭三郎に買い上げてもらおうと、大庭のもとへやってくる。大庭は居合わせた梶原に刀の目利きを頼むが、さらに一度に二人の人間の胴を切ることができるので「二つ胴」の異名をとる刀ゆえ、試し切りを要求。そこで死罪の罪人が引き出されるがあいにく一人だけ。そこで六郎太夫は自分が試し切りに加わると申し出る。切り手は梶原。さてさて…。

梶原平三景時は源氏の重臣として知られるが、一時は平家に仕えていたという。この作品は、梶原がその当時もひそかに源氏に心を寄せていたというエピソードとして描かれる。


(2006年/平成18年2月・歌舞伎座)




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