乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

桜  満開の桜ずずんと四股を踏みわれは古代の王として立つ    佐佐木幸綱

2021-04-04 | 和歌、短歌

 

 

 今年はどういうわけだが、一日二日を除いて、ほぼ毎日満開の桜を見ている。

 それも近場の散歩ばかりで、十分な桜並木を満喫していた。

 その桜も、そろそろ散り際を心得、地面には桃色の絨毯が広がる。

 

 今年の桜は少し小さめで、色濃く、花付きよく、いわば桜の当たり年であった。

 今やコロナ第四波を迎える。

 コロナが問われ、よほどの用がない限り府県をまたぐといった事は無くなった私だが、その分、近くの散歩が増えた。

 

 今日は空がどんよりして、今にも雨が降りそうだ。

 今一度シャシャッとバイクにまたがり、少し遠くの桜を見てこようか。

「お好きになさいまし。」

といった声が聞こえてきそうだなと、鳥 ほくそ笑む。

 

 

 

今年の桜は、まさに、この歌だと感じる^^↓

 

  満開の桜ずずんと四股を踏みわれは古代の王として立つ    佐佐木幸綱

 

 

佐佐木 幸綱

 佐佐木 幸綱(ささき ゆきつな、1938年10月8日 - )は、日本の歌人、国文学者、日本芸術院会員。

「心の花」主宰・編集長。現代歌人協会前理事長。

早稲田大学名誉教授。曽祖父の佐々木弘綱、祖父で文化勲章受章者の佐佐木信綱、父の佐佐木治綱、母の佐佐木由幾、長男の佐佐木頼綱、次男の佐佐木定綱も歌人である。

 本名は佐々木幸綱で、祖父、父に倣って「佐佐木」を称する。

 

主な受賞歴

第15回現代歌人協会賞(1971年)

第5回詩歌文学館賞(1990年)

第28回迢空賞(1994年)

第2回若山牧水賞(1998年)

斎藤茂吉短歌文学賞(1999年)

芸術選奨文部大臣賞(2000年)

紫綬褒章(2002年)

山本健吉文学賞(2004年)

現代短歌大賞(2004年)

読売文学賞(2012年)

 

子供 佐佐木頼綱(長男) 佐佐木定綱(次男)

親族 佐佐木治綱(父) 佐佐木由幾(母)

佐佐木信綱(祖父) 佐々木弘綱(曽祖父)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画『水曜日が消えた』2020... | トップ | 『枕草子』九曜文庫 20 □段... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして~ (そらママ)
2021-04-05 09:55:17
こんにちは、
難しいことはよく分かりませんが、
佐佐木信綱の生誕地鈴鹿市石薬師は、以前私が住んでいたところです、
もう直ぐ卯の花が咲く頃だと思います、
その頃に訪ねてみたいと思っています、
桜の歌は宣長の
敷島のやまとごころを人とはば朝日ににほふやまざくら花
小学生の頃、父にこの歌を諳んじることが出来ず、酷く怒られた記憶があります。
返信する
コメントをありがとうございます。 (そらママ様へ Ranchoより)
2021-04-05 12:04:41
こんにちは、
鈴鹿市には遠足などで何度か行ったことがあります。
お恥ずかしいことに佐佐木信綱など全く知らずに、桜の歌を読んでいたらこの歌に出会いました。
なので、書いていることが間違っているかもしれません。

宣長の歌を覚えるようにですか^^
素敵なお父様ですね。
宣長は、言葉遣いや説得力のあれこれ好きです。

今後とも、よろしくおねがいいたします。
返信する

コメントを投稿

和歌、短歌」カテゴリの最新記事