乱鳥の書きなぐり

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初版 グリム童話集 1/白水社

2006-11-09 | 読書全般(古典など以外の一般書)

  初版 グリム童話集 1 全4巻

1/白水社

 訳者 吉原高志

      東京外大ドクター終了 ドイツ文学専攻

     吉原素子

      東大ドクター終了 ドイツ文学専攻

 白水社

 1997年5月15日第1刷発行

 1997年8月31日代刷発行

 1600円+税  215ページ

 

 岩波の子ども版と比較しながら読んだ。

 初版は1812年のクリスマスに出版。

 日本に入ってきたのは先日読んだ『グリム童話のふるさと』にもあったように、明治時代。

 赤ずきんなどは『赤帽サン』と変えられているところが興味深い。

 

『初版 グリム童話集』は初版のために興味深く読めた。

 一般的には7版のグリム童話に集中しているらしい。

『内容が不十分で子ども向きでない』或いは『語り口調があまりにも飾り気がない』との講義の手紙がグリム兄弟に殺到し、しばらくは1版だけは世界に翻訳されていなかったらしい。

 

 岩波の子ども版徒読み比べるとその特徴は顕著に現れていた。

 


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