初版 グリム童話集 1 全4巻
1/白水社
訳者 吉原高志
東京外大ドクター終了 ドイツ文学専攻
吉原素子
東大ドクター終了 ドイツ文学専攻
白水社
1997年5月15日第1刷発行
1997年8月31日代刷発行
1600円+税 215ページ
岩波の子ども版と比較しながら読んだ。
初版は1812年のクリスマスに出版。
日本に入ってきたのは先日読んだ『グリム童話のふるさと』にもあったように、明治時代。
赤ずきんなどは『赤帽サン』と変えられているところが興味深い。
『初版 グリム童話集』は初版のために興味深く読めた。
一般的には7版のグリム童話に集中しているらしい。
『内容が不十分で子ども向きでない』或いは『語り口調があまりにも飾り気がない』との講義の手紙がグリム兄弟に殺到し、しばらくは1版だけは世界に翻訳されていなかったらしい。
岩波の子ども版徒読み比べるとその特徴は顕著に現れていた。
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