乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

啓蟄

2011-03-06 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 

 家事を終え、一息つき気がつくと、今日は啓蟄。

 ミミズもカエルもみなおいで~って感じだけど

 生憎、今日は寒い。

 おまけに小雨が降ってきた。

 

 雨の中少し歩いてみたが、

 ところどころに紅梅や白梅が風景に入り込み、華やかだ。

 畑が呼吸し始めた感じがする。

 すっかり、春だなぁ。

 






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古今和歌集7 巻第十一  恋歌より紀貫之 471、475

2011-03-06 | 紀貫之




 日本古典文学大系8

 新日本古典文学大系5


 やまとうたは、ひとのこゝろをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける。世中にある人、ことわざしげきものなれば、心におもふことを、見るもの、きくものにつけて、いひいだせるなり。花になくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、めに見えぬ鬼神をも、あはれとおもはせ、お(を)とこ女のなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるは、歌なり。

 つづき

 このうた、あめつちの、ひらけはじめける時より、いできにけり。あまのうきはしのしたにて、めがみをがみとなるたまへることをいへるうたなり。しかあれど、世にツタ晴子とは、久方の雨にしては、仕立てる姫にはじまり、したてるひめとは、めはかみこのめなり。あせうとの神野かたち、ををかたににうつりて、かゞやくをよめるえびすうたなるべし。これらは文字のかずもも定まらず、歌ののようにもあらぬ事どもなり。(日本古典文学大系8 P,93 今日はここまで



  



 今日から新日本古典文学大系5も併用することにした。

 実は家には新日本古典文学大系5が二冊。

 うひょひょ 書き込みできるな^^

 まだ開かずの新日本古典文学大系5を使いこなせればいいのだが、さて一まで続くのか…。



 上は「仮名序」(新日本古典文学大系5)

「仮名序」とは巻末の「まな序」と対応。

 日本古典文学大系8では仮名で描かれているが、新日本古典文学大系5では漢字まじり。

「仮名序」においては新5の方が説明が多く、漢字まじりなのでわかりよい。

 ただ印刷物とはいえ仮名の方が感じが響きやすいような気がするが、これもまた感覚でしかすぎないので、今後感想は変わるかもしれない。



『古今和歌集』と簡単に思っていたが、実際には決まりごとが多く、偉いことになっている。

 二冊をぱらぱらとめくると、わたしにとっては難易度は高い。

 気楽に一首づつ歌を読むにか、ノートを取りながら解説も頭に畳み込むかで、直接芝居には関係はないが、人生や趣味を楽しむ点でも、これからの楽しめ方が大きく違ってきそうだ。

 あはは、悩みに恥じ入る

 マイペース最高~☆と、笑って過ごそう。



 昨日、古今和歌集 春歌 紀貫之を全て楽しんだ。

 全てといえども二十二首

 二十二首とは言え、時間はかかった。

 結構面白い。


 
 次に読むのは春歌の他の人か、或は夏秋冬貫之と進むのか、他の巻で貫之にするかでちょっと悩む。

 家族に聞くと、二人は、
「好きにすれば。」
とひとこと。

 全くその通りだと感じた。

 唯一ひとりだけは興味本位か、或は適当に流して答えてくれた。

 猿知恵で考えた結果、恋歌つらゆきでつらぬく(ことにした……だじゃれで〆ですかい!


  





「古今和歌集」 巻第十一

           恋歌(一)から紀貫之

           (引き続き 日本古典文学大系8を 引用し書きます)
             
              日本古典文学大系8
              新日本古典文学大系5


  


 
 古今和歌集 巻第十一  恋歌471
                              紀つらゆき

      よしのがはいはなみたかく行く水のはやくぞ人を思ひそめてし


 古今和歌集 巻第十一  恋歌475

      世中はかくこそありけれ 吹くかぜのめにみぬ人もほひしかりけり



 
  

  




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池田市で見た地蔵堂 二ヶ所  如来と大師でございます。(10景)

2011-03-06 | お出かけ


 


            池田市の地蔵堂






 大阪府池田市五月丘の方向に行くと、池田城跡公園や逸翁美術館や小林一三館や池田文庫があります。

 小林一三館を植物園の方向に歩くと、アチョーチョーとブルースリーのような声が出るくらいの 超高級なお屋敷がありました。

 この辺りは風致築になっているらしいのです。

 落ち着いた雰囲気でステキですが、お散歩なさっている人は少なめです。

 

 一方、駅周辺は別の顔を持っています。

 古くからの格子戸のついたような重厚な民家と、下町の雰囲気が混雑した感じです。

 商店街を抜けると 表装屋さんがあったり、熱帯魚点があったりですが、食べ物屋さんが少ないのには驚きました。

 商店街が活気的で息づいており、地域に根付いた雰囲気で、お年寄りの姿も多く見かけました。



 ここからは写真を記録してみようと思います。




 ご年配の方がお元気でした

 



 熱帯魚屋さん

 歩道にまで旗が出ています













 地蔵堂 1









 地蔵堂 2

  大師とは、偉大なる師という意味で、仏などに対する尊称。また、高徳の僧への敬称として使われる。
  ここの地蔵堂には、・・崇拝もあるようでした。




 地蔵堂にはてを合わせる人もいらっしゃいましたし、ご近所のご婦人方の井戸端会議も楽しそうでした。






 見て下さいまして、ありがとうございました。

 とてもうれしいです。





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古今和歌集 春歌 紀貫之  6  春歌 下(全11首) 115、116,117、118、124、128 (春歌 上下全22首終わり)

2011-03-05 | 紀貫之






 昨日は日本古典文学大系8の「古今和歌集」春歌(下)から紀貫之


  


 
 古今 春歌115
        しがの山ごえに女のおほくあへりけるによみてつかわしける   つらゆき

      梓弓(あづさゆみ)春の山邊をきえくれば 道もさりあえず花ぞちりける


         梓弓  春の枕詞(弓をはるの意味で言いかけた)



 古今 春歌116
        勘平御時記載の宮の歌合の歌

      春の野にわかなつまんとこし物を ちりかふ花に道はまどいぬ



 古今 春歌117
        山でらにまうでたりけるによめる
  
      やどりして春の山邊のねたる夜は 夢のうちにも花ぞちりける



 古今 春歌118
        勘平御時記載の宮の歌合の歌
  
      吹く風と谷の水となかりせば み山がくれの花をみましや



 古今 春歌124
        よしのがはの邊(ほとり)に山ぶきのさけりけるをよめる    つらゆき
  
      吉野河岸の山吹ふく風に そこの影さへうつろひにけり



 古今 春歌128
        やよひに、うぐひすのこゑのひさしうきこえざりけるをよめる    つらゆき
  
      なきとむる花しなければ 鶯もはてはものうくなりぬべらなり


  

  



「古今和歌集」春歌(上)11


 やまとうたは、ひとのこゝろをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける。世中にある人、ことわざしげきものなれば、心におもふことを、見るもの、きくものにつけて、いひいだせるなり。花になくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、めに見えぬ鬼神をも、あはれとおもはせ、お(を)とこ女のなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるは、歌なり。



  ふるとしに春たちける日よめる

  袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ  紀貫之   古今和歌集 春歌 二番



  雪のふりけるをよめる

  霞たちこのめもはるの雪ふれば花なき里も花ぞ散りける    古今和歌集 春歌 九番

    

  歌奉れとおほせられし時、よみて奉れる

  春日野の若菜つみにや白妙の袖ふりはへて人のゆくらむ  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十二番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  わがせこが衣はるさめふるごとに野辺のみどりぞ色まさりける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十五番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  青柳の糸よりかくる春しもぞみだれて花のほころびにける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十六番




 古今 春歌39
        くらぶ山にてよめる   つらゆき

      梅花にほふ春べは くらぶ山やみにこゆれど しるくぞありける


 古今 春歌42
        はつせにまうづるごとに、やどりける人の家に、ひさしくやどらで、程へて後にいたれりければ、かの家のあるじ、かくさだかになむやどりはあると、いひいだして侍りければ、そこにたてりける梅の花ををりてよめる  つらゆき

      ひとはいさ心もしらず ふるさとは 花ぞむかしのかににほひける


 古今 春歌45
        家にありける梅の花のちりけるをよめる  つらゆき

      くるとあくとめかれぬ物を 梅花 いつの人まにうつろひぬらん


 古今 春歌49
        人の家にうえたるさくらの、花さきはじめたりけるをみてよめる  つらゆき

      ことしより春しりそむる櫻花 ちるといふ事はならはざらなん

 古今 春歌58
        お(を)れるさくらをよめる

      たれしかもとめてお(を)りるる 春霞立ちかくすらん山のさくらを

 古今 春歌59
        歌たてまつれとおほせられし時によみたてまつれる

      桜花さきにけらしもあしひきの山のかひよりみゆる白雲



  



「古今和歌集」春歌(下)


 古今 春歌78
        あひしれりける人のまうできて、かへりにけるのち
        に、よみて花にさしてつかはしける    つらゆき

      ひとめみしきみもやくると さくら花けふはまちみて ちらばちら南



 古今 春歌82
        さくらの花のとりけるををよみける    つらゆき

      ことならばさかずやはあらぬ さくら花 みる我さへにしづ心なし



 古今 春歌83
        さくらのごと、とくちる物はなしと人のいひければ
  
       よめる

      櫻花とくちりぬともおもほえず 人の心ぞ風もふきあへぬ



 古今 春歌87
        ひえにのぼりて、かへりもうできてよめる    つらゆき
  
      山たかみ見つゝわがこしさくら花 風は心にまかすべらなり



 古今 春歌89
        亭子院歌合歌    つらゆき
  
      さくら花ちるぬるかぜのなごりには 水なきそらに浪ぞたちける


 
 古今 春歌115
        しがの山ごえに女のおほくあへりけるによみてつかわしける   つらゆき

      梓弓(あづさゆみ)春の山邊をきえくれば 道もさりあえず花ぞちりける



 古今 春歌116
        勘平御時記載の宮の歌合の歌

      春の野にわかなつまんとこし物を ちりかふ花に道はまどいぬ



 古今 春歌117
        山でらにまうでたりけるによめる
  
      やどりして春の山邊のねたる夜は 夢のうちにも花ぞちりける



 古今 春歌118
        勘平御時記載の宮の歌合の歌
  
      吹く風と谷の水となかりせば み山がくれの花をみましや



 古今 春歌124
        よしのがはの邊(ほとり)に山ぶきのさけりけるをよめる    つらゆき
  
      吉野河岸の山吹ふく風に そこの影さへうつろひにけり



 古今 春歌128
        やよひに、うぐひすのこゑのひさしうきこえざりけるをよめる    つらゆき
  
      なきとむる花しなければ 鶯もはてはものうくなりぬべらなり




  




「古今和歌集」春歌(下)の紀貫之の最後は次の歌でございました。

 せつないですねぇ……。




      なきとむる花しなければ 鶯もはてはものうくなりぬべらなり



                                


 間違いやお気づきの点がございましたら、教えていただければ嬉しいです。

 どうぞよろしくお願い致します。






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雑   封切り

2011-03-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 昨日一昨日は冷え込んだけれど、今日は暖かだな

 晴れていて、空は青いよ

 

 映画に行きたいんだけれど、

 今日は忙しいし

 いっそ 水曜日のレディースディに行こうかな。


 三月五日☆

 
「五十両 百両…、、百 五十両、、、、に ひゃ く りょぉおぉぅ………、、、」

 あはは

 そりゃ、封印切だったわ(^^)


 映画、みたいナ

 でもちょい ジョニデ、◯ったんじゃない?






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徒然   『恨の介』や お水取り…

2011-03-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 ひな祭もすぎ、きょうは三月五日

 先日から仮名草子『恨の介』を読み始め、昨夜はとうとう『恨の介 下』

 上にもまして下が面白いので、徹夜に近い状態で遊んでしまった。

 たいそうに書いているが『恨の介』は短い。

 せいぜい3、40ページといった短編

 急用が生じなければ、今日明日には読めそう



 逸翁美術館展示品を見ていると平安の和歌の◯◯切といったものが多く出てきた。

 会場の説明を丹念に読んだが、今ひとつ頭に入りきってない。

 今回の図録には事細かに説明がある。

 これに関連した内容が、『古今和歌集』の冒頭解説にも一部載っている。

 前後を見ると、和歌の基本が説明されていた。

 …三月は忙しい。



 世の中にはいろいろな意味で利口な人たちが多いと驚く日々。

 まぁ、マイペースで

 うっきっき



 息子が大阪に用事があるらしく、帰宅するらしい

 天気がいいので、彼の布団を干す

 今日は忙しくなりそうだ



 お水取りが始まっている。

 素晴らしく尊敬できる中高の先生がクラブ顧問をお辞めになった。

 今年は子どもはお水取りに行かないらしい。

 旅行帰りで朝になっても、できるだけ参加したお水取り。

 この季節になると、朝帰りではつらつとした彼の笑顔を思いだす。



 大学までドドーンと一緒になった友人たちとは今でも出会い、旅をしている。

 お友達が卒業の年で、今回も一緒に卒業旅行だという。

 息子はすでにサラリーマン。

 皆が社会人になっても いつまでも声かけあえる状態を、親として願う。

 

 




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池田文庫 2   池田文庫外観と歴史石灯籠レプリカ  (12景+4枚)

2011-03-05 | 美術・文様・展示物





         池田文庫外観と歴史石灯籠レプリカ






 池田文庫です。




 近代産業遺産 池田文庫とあります。




 入り口




 洒落た造りです。




 池田文庫案内とポスター




 二階階段との間を遮られており、民俗芸能や歌舞伎資料を見ることができませんでした。

 これはわたしにとっては、残念な気がいたしました><




 興味深いのは石灯籠

 池田文庫には歴史石灯籠のレプリカがずらりと並んでいます。

 実際には向かって池田文庫左並びにある阪急学園寮(?)の入り口植え込みにも石灯籠が並べてありました。

 しかし、寮ですから、いくら誰もいないとはいえ、敷地内に入ることは私にはできません。

 当然トホホと、あきらめました。



























  



 池田文庫 1   池田文庫には歌舞伎関連資料あり

 池田文庫公式HP





 みなさま

 おつきあいいただき、ありがとうございました。

 とても嬉しいです。








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池田文庫 1   池田文庫には歌舞伎関連資料あり

2011-03-04 | 舞台・音楽 雑感メモ




       池田文庫




 池田文庫を訪れる。

 資料閲覧者はいない。

 中には係員がお一人ではさみを持って何か作業をなさっていた。

 資料室を見たかったが、階段は棒で塞がれている。

 尋ねるのはおこがましいので、静かにその場を去った。

 残念だなぁ。

 歌舞伎関連の資料が多いはずなんだが、残念だなぁ…。


 



 池田文庫公式HP









 Oh! 何と☆

 
 昨年、池田文庫では次のような資料展が開催されていたらしい。

 当代(十五代目)仁左衛門丈より池田文庫に寄贈されたという、十三代目片岡仁左衛門丈 嵐璃寛関係の資料だとさ@@

 見そびれた! ><::





池田文庫公式HPより引用▼



  第79回

   十三代目片岡仁左衛門旧蔵 嵐璃寛関係資料展

    平成22年4月16日(金)~5月30日(日)



 平成21年1月に、十三代目片岡仁左衛門丈(平成6年<1994>没、以下「十三代目」とする)が守り続けられた嵐璃寛関係の資料が、当代(十五代目)仁左衛門丈より池田文庫に寄贈されました。
 三代目嵐璃寛・四代目嵐璃寛を描いた極美の大量の錦絵をはじめ、明治初年の歌舞伎番付、これまで知られていなかった二代目嵐璃寛の一代記『橘草紙』(写本)、顔見世で贔屓連中と行う「手打の儀式」に使用されたと思われる拍子木、十三代目も使用したと伝わる五代目嵐璃寛の姿見等を、十三代目の十七回忌でもある本年、お披露目する運びとなりました。
 代々の片岡仁左衛門と嵐璃寛は深い縁がありました。三代目嵐璃寛と八代目片岡仁左衛門の妻女が、ともに初代中村歌六(安政6年<1859>没)の息女であり、この時から親戚の関係にあります。千代之助時代の十三代目は五代目嵐璃寛をたいへん慕っていたそうです。五代目嵐璃寛が大正9年<1920>に没した後、そのご遺族より十三代目に託された資料です。
 なお、今回の展示では「嵐」の姓を名乗った近代の名優も併せて回顧します。寄贈された嵐璃寛関係の資料を中心にしつつ、文庫所蔵の他の資料で補い、江戸時代から今日までの「嵐」の流れも紹介していきます。

展示期間
:平成22年4月16日(金)~5月30日(日)
★前後期で一部展示替え 5月8日(土)より後期
開館時間
:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
:月曜日(但し5/3は開館)、5/6(木)、5/7(金)
観覧料
:200円
展示品
:嵐璃寛の錦絵、姿見、拍子木など十三代目仁左衛門旧蔵資料ほか




 
 










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古今和歌集 春歌 紀貫之  5  春歌 下 82、83、87、89、94

2011-03-04 | 紀貫之





 昨日は日本古典文学大系8の「古今和歌集」春歌(下)から紀貫之





 
 古今 春歌82
        さくらの花のとりけるををよみける    つらゆき

      ことならばさかずやはあらぬ さくら花 みる我さへにしづ心なし



 古今 春歌83
        さくらのごと、とくちる物はなしと人のいひければ
  
       よめる

      櫻花とくちりぬともおもほえず 人の心ぞ風もふきあへぬ



 古今 春歌87
        ひえにのぼりて、かへりもうできてよめる    つらゆき
  
      山たかみ見つゝわがこしさくら花 風は心にまかすべらなり



 古今 春歌89
        亭子院歌合歌    つらゆき
  
      さくら花ちるぬるかぜのなごりには 水なきそらに浪ぞたちける





       亭子院歌合(ていじいんのうたあわせ)とは

       歌合。一巻。913 年 3 月 13 日、宇多上皇が亭子院で主催。三〇番六〇首。詠者は紀貫之ら一〇人。

       勅判で、判詞は現存最古のもの。「天徳歌合」とともに、歌合の範とされた。(大辞林(三省堂)より)



       ……


       亭子院歌合(ていじいんのうたあわせ)とは

 913年(延喜13)3月13日、宇多(うだ)法皇が故七条后温子(しちじょうのきさきおんし)の邸宅で上皇御所となっていた亭子院において催した歌合。題は二月(初春)・三月(季春)・四月(夏)・恋で、各10番20首をつがえる予定だったが、時間の都合で夏と恋とを半分にして、30番60首が披講された。判者(はんじゃ)は宇多法皇の勅判で、判詞(はんし)は記録されているものではもっとも古く、滑稽(こっけい)味があっておおらかな行事の雰囲気を伝えている。作者は、法皇、凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)、藤原興風(おきかぜ)、紀貫之(きのつらゆき)、坂上是則(さかのうえのこれのり)、伊勢(いせ)、大中臣頼基(おおなかとみのよりもと)など当時の有数の歌人が参加、「桜散る木の下風は寒からで空に知られぬ雪ぞ降りける」(貫之)、「桜花散りぬる風の名残(なご)りには水なき空に波ぞ立ちける」(同)など秀歌も多く詠まれている。行事の経緯を記した仮名日記は伊勢の作といわれる。形式的にも整った晴儀であった。(yahoo百科事典より)



       ……


       亭子院歌合(ていじいんうたあわせ)とは

 亭子院歌合(ていじいんうたあわせ)とは、延喜13年3月13日(913年4月22日)に宇多法皇が自分の御所としていた亭子院において開いた歌合。

 本来は二月・三月・四月・恋を題材としてそれぞれ10番(40番80首)にて行われる予定であったが、何らかの事情によって、4月と夏が5番ずつ略されて計30番60首で行われた(ただし、記録には省略されたものも採録されている)。証本には伊勢によるものとされる仮名日記が付けられており、当日の次第・様子を知ることが可能である。なお、この日記は現存する最古の女流日記である。

 参加者は左右の頭・親王・歌よみ・方人・判者・講師・員刺(かずさし)などによって構成され、州浜・文台・奏状・奏楽・賜禄・紫檀の箱など、天徳の歌合をはじめとする後の歌合の範となった。

 歌よみとして知られているのは、藤原興風・凡河内躬恒・坂上是則・紀貫之であるが他に宇多法皇・伊勢・大中臣頼基の歌も含まれていた。判者は藤原忠房が任じられていたが、当日不参のため法皇が直接判を下した。法皇勅判による判詞は現存最古のものである。現存の証本には原型と考えられる10巻本と後世のものとされる20巻本がある。(ジャパンナレッジより)




 古今 春歌94
        はるのうたとてよめる    つらゆき
  
      みわ山をしかもかくすか 春霞 人にしられぬ花やさくらむ
  


「古今和歌集」春歌(上)11


 やまとうたは、ひとのこゝろをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける。世中にある人、ことわざしげきものなれば、心におもふことを、見るもの、きくものにつけて、いひいだせるなり。花になくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、めに見えぬ鬼神をも、あはれとおもはせ、お(を)とこ女のなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるは、歌なり。



  ふるとしに春たちける日よめる

  袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ  紀貫之   古今和歌集 春歌 二番



  雪のふりけるをよめる

  霞たちこのめもはるの雪ふれば花なき里も花ぞ散りける    古今和歌集 春歌 九番

    

  歌奉れとおほせられし時、よみて奉れる

  春日野の若菜つみにや白妙の袖ふりはへて人のゆくらむ  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十二番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  わがせこが衣はるさめふるごとに野辺のみどりぞ色まさりける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十五番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  青柳の糸よりかくる春しもぞみだれて花のほころびにける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十六番




 古今 春歌39
        くらぶ山にてよめる   つらゆき

      梅花にほふ春べは くらぶ山やみにこゆれど しるくぞありける


 古今 春歌42
        はつせにまうづるごとに、やどりける人の家に、ひさしくやどらで、程へて後にいたれりければ、かの家のあるじ、かくさだかになむやどりはあると、いひいだして侍りければ、そこにたてりける梅の花ををりてよめる  つらゆき

      ひとはいさ心もしらず ふるさとは 花ぞむかしのかににほひける


 古今 春歌45
        家にありける梅の花のちりけるをよめる  つらゆき

      くるとあくとめかれぬ物を 梅花 いつの人まにうつろひぬらん


 古今 春歌49
        人の家にうえたるさくらの、花さきはじめたりけるをみてよめる  つらゆき

      ことしより春しりそむる櫻花 ちるといふ事はならはざらなん

 古今 春歌58
        お(を)れるさくらをよめる

      たれしかもとめてお(を)りるる 春霞立ちかくすらん山のさくらを

 古今 春歌59
        歌たてまつれとおほせられし時によみたてまつれる

      桜花さきにけらしもあしひきの山のかひよりみゆる白雲





「古今和歌集」春歌(下)


 古今 春歌78
        あひしれりける人のまうできて、かへりにけるのち
        に、よみて花にさしてつかはしける    つらゆき

      ひとめみしきみもやくると さくら花けふはまちみて ちらばちら南



 82、83、87、89、94







 間違いやお気づきの点がございましたら、教えていただければ嬉しいです。

 どうぞよろしくお願い致します。




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徒然

2011-03-04 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

(写真は大阪池田の 小林一三記念館です)




 久しぶりに梅田を歩き、阪急に乗る。

 この阪急と梅田が私には嬉しい。

 懐かしい駅、懐かしい町。

 阪急電車がいっぱい入った駅構内が好き。

 奇数が好きなのに

 阪急電車って偶数みたいであったかだなと、好感を持つわたし。

 京都から何度利用したかな…。

 関西の電車の中で、阪急と嵐電は特別好きなんだ。

 昔なじみのあったものって、いつまでも好きなのね。








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古今和歌集 春歌 紀貫之  4  春歌 下 78  

2011-03-04 | ことのは




 昨日は日本古典文学大系8の「古今和歌集」春歌(下)から紀貫之



 
 古今 春歌78
        あひしれりける人のまうできて、かへりにけるのち
        に、よみて花にさしてつかはしける    つらゆき

      ひとめみしきみもやくると さくら花けふはまちみて ちらばちら南







  


「古今和歌集」春歌(上)11


 やまとうたは、ひとのこゝろをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける。世中にある人、ことわざしげきものなれば、心におもふことを、見るもの、きくものにつけて、いひいだせるなり。花になくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、めに見えぬ鬼神をも、あはれとおもはせ、お(を)とこ女のなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるは、歌なり。



  ふるとしに春たちける日よめる

  袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ  紀貫之   古今和歌集 春歌 二番



  雪のふりけるをよめる

  霞たちこのめもはるの雪ふれば花なき里も花ぞ散りける    古今和歌集 春歌 九番

    

  歌奉れとおほせられし時、よみて奉れる

  春日野の若菜つみにや白妙の袖ふりはへて人のゆくらむ  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十二番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  わがせこが衣はるさめふるごとに野辺のみどりぞ色まさりける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十五番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  青柳の糸よりかくる春しもぞみだれて花のほころびにける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十六番




 古今 春歌39
        くらぶ山にてよめる   つらゆき

      梅花にほふ春べは くらぶ山やみにこゆれど しるくぞありける


 古今 春歌42
        はつせにまうづるごとに、やどりける人の家に、ひさしくやどらで、程へて後にいたれりければ、かの家のあるじ、かくさだかになむやどりはあると、いひいだして侍りければ、そこにたてりける梅の花ををりてよめる  つらゆき

      ひとはいさ心もしらず ふるさとは 花ぞむかしのかににほひける


 古今 春歌45
        家にありける梅の花のちりけるをよめる  つらゆき

      くるとあくとめかれぬ物を 梅花 いつの人まにうつろひぬらん


 古今 春歌49
        人の家にうえたるさくらの、花さきはじめたりけるをみてよめる  つらゆき

      ことしより春しりそむる櫻花 ちるといふ事はならはざらなん

 古今 春歌58
        お(を)れるさくらをよめる

      たれしかもとめてお(を)りるる 春霞立ちかくすらん山のさくらを

 古今 春歌59
        歌たてまつれとおほせられし時によみたてまつれる

      桜花さきにけらしもあしひきの山のかひよりみゆる白雲



「古今和歌集」春歌(下)


 古今 春歌78
        あひしれりける人のまうできて、かへりにけるのち
        に、よみて花にさしてつかはしける    つらゆき

      ひとめみしきみもやくると さくら花けふはまちみて ちらばちら南
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京都に行ってきました☆…か? (5景)

2011-03-04 | お出かけ






 京都に行ってきました

 ゆのし屋さんがありました、

 ゆげできものをのばす ゆのしやさん

 たいへん懐かしい気がします

 ………とここまでは普通の京都に行き懐かしんでいるようす

 ですが、

 実はここは大阪の池田の商店街です。


 

 

 ここにも


 

 そこでも


 

 あこでも


 

 どこにも

 なぜかしらん

 大衆演劇のポスターが貼ってあります。

 やはりここは

 とっても楽しい大阪ですね。


  


       大阪池田 サカエ商店街にて
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徒然

2011-03-03 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





 大阪に行きました。

 梅が咲いていました。

 鳥がさえずっていました……


 成長の見られない 鳥だなぁ。

    

           乱鳥


 




 
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「十二丁」「十三丁」「十四丁」と坂道を下り、平群町の信貴山奥之院へ (23景)

2011-03-02 | お出かけ






 

 信貴畑にたてられた地図(写真下)を元に信貴山奥の院に行きました。

 信貴山奥の院はお正月、信貴山朝護孫子寺のあとに行ったので、今回で二度目です。

 信貴山奥の院 (多聞院)  日本最初の毘沙門出現霊地 1  (8景)

 信貴山奥の院 (多聞院)  日本最初の毘沙門出現霊地 2  (7景)








 地図と道路を挟む反対側の景色はこんな感じです。




 写真の左の道を進みぐんぐん下って行くと奥之院です。




 途中、トルコ人のようなかかしさんがお出迎えしてくれます。




 急な坂道をくだります。


 → 

「十二丁」

 ここでも…    お目めの青い、チャーミングな奥様がお出迎えです☆




 民家のない寂しい山道をただひたすら下ります。




 お家が見えてきました(嬉)




「十三丁」

 後ろの波型トタン板の水色ペンキが「十三丁」に飛んでいます。










 美しい段々畑

 こういう景色を見ると、こころが和みます。




 枯草が、こんなにのびています。

 寂しい景色に変わってきます。




「十四丁」




 狐が出てきそう。

 ここがぱっと御殿になって現れたとて、わたしは騙されませんからね!




 妖怪が手をこまねいているような、枯草。




 阿呆な恐怖感と好奇心に駆られながら進むと、奥之院に到着。


 

 左十三峠




 信貴山奥之院










 暗くなりかけてきたので、心細くなり、急いでおまいりさせていただきました。



 →  →  → 





 今回で2月27日の珍道中平群はおしまいです。

 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 感謝しています。






                信貴山奥之院

                奈良県 生駒郡平群町 大字信貴畑1474









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古今和歌集 春歌 紀貫之  3  春歌 58、59、  (春歌(上)完)

2011-03-02 | 紀貫之



 昨日は日本古典文学大系8の「古今和歌集」春歌(上)から紀貫之



 
 古今 春歌58
        お(を)れるさくらをよめる

      たれしかもとめてお(を)りるる 春霞立ちかくすらん山のさくらを

 古今 春歌59
        歌たてまつれとおほせられし時によみたてまつれる

      桜花さきにけらしもあしひきの山のかひよりみゆる白雲




「古今和歌集」春歌(上)から紀貫之を抜き出すと、たぶん、下の十一首。

 間違っているかもしれない…。

 下の抜き出し方で書いてみたが、どうもしっくりこない。

 次回 春歌(下)から、また記入方法が変わるかも…と、不安げなわたし。
 
  


  日本古典文学大系8  岩波



 やまとうたは、ひとのこゝろをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける。世中にある人、ことわざしげきものなれば、心におもふことを、見るもの、きくものにつけて、いひいだせるなり。花になくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、めに見えぬ鬼神をも、あはれとおもはせ、お(を)とこ女のなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるは、歌なり。



  ふるとしに春たちける日よめる

  袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ  紀貫之   古今和歌集 春歌 二番



  雪のふりけるをよめる

  霞たちこのめもはるの雪ふれば花なき里も花ぞ散りける    古今和歌集 春歌 九番

    

  歌奉れとおほせられし時、よみて奉れる

  春日野の若菜つみにや白妙の袖ふりはへて人のゆくらむ  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十二番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  わがせこが衣はるさめふるごとに野辺のみどりぞ色まさりける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十五番



  歌たてまつれとおほせられし時によみてたてまつれる

  青柳の糸よりかくる春しもぞみだれて花のほころびにける  つらゆき  古今和歌集 春歌 二十六番




 古今 春歌39
        くらぶ山にてよめる   つらゆき

      梅花にほふ春べは くらぶ山やみにこゆれど しるくぞありける


 古今 春歌42
        はつせにまうづるごとに、やどりける人の家に、ひさしくやどらで、程へて後にいたれりければ、かの家のあるじ、かくさだかになむやどりはあると、いひいだして侍りければ、そこにたてりける梅の花ををりてよめる  つらゆき

      ひとはいさ心もしらず ふるさとは 花ぞむかしのかににほひける


 古今 春歌45
        家にありける梅の花のちりけるをよめる  つらゆき

      くるとあくとめかれぬ物を 梅花 いつの人まにうつろひぬらん


 古今 春歌49
        人の家にうえたるさくらの、花さきはじめたりけるをみてよめる  つらゆき

      ことしより春しりそむる櫻花 ちるといふ事はならはざらなん

 古今 春歌58
        お(を)れるさくらをよめる

      たれしかもとめてお(を)りるる 春霞立ちかくすらん山のさくらを

 古今 春歌59
        歌たてまつれとおほせられし時によみたてまつれる

      桜花さきにけらしもあしひきの山のかひよりみゆる白雲


  


 図書館に行き、王朝の歌人シリーズを見つけたが、十巻中たった一巻、紀貫之だけ貸し出し中。
 
                   なんでやねん!!と、この時ばかりは、大阪弁で嘆く。


 図書館の美しいお姉様と、互いに珍しいことがあるものだと微笑みあっていた。

 仕方がないので藤原定家をお貸りする。

 業平は在庫。昨年前半は業平にこり、仁勢物語と比較しながら読んだが、今一歩 別方向に踏み出したい。



    
  


 最後まで雑談におつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 こゝろよりお礼申し上げます。

 間違いやご意見などお教えいただけましたらうれしいです。


 ありがとうございました。





       写真は2月27日  平群町 たつた川



                
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