眠れないのでブログを書こう~。日々の介護の様子とは別にガス抜きするためにカテゴリに「介護者は叫ぶ」を作った。
今日、市の介護アンケートに回答した。無作為抽出で当たってしまったのだ。(こんなのしか当たらない)郵送ではなく、担当ケアマネが用紙を持ってやって来た。
そのアンケートは利用者本人が答えることを想定していた。
つまり、自覚のない認知症者は答えられない。事態が分からない認知症利用者はどうでもいいのか?
認知症患者もしくは本人回答が困難な場合は介護をしている家族が……などの一言があってしかるべきだ。認知症への配慮は一切ない。
認知症患者が冷遇(言い過ぎかもしれないけどヨイ言葉が見つからない)されていると思うのは、例えば、認定更新の調査時、その質問項目は、何ができる、できない、という身体的な事が8割を占め、認知障害に関することは、日にちが分かるか、季節がわかるか程度の項目しかないこと。結果、認知症を抱える介護者は、日々の問題を切々と調査員に訴えるしかない。
ともかく、私は母に成り代わり回答した。その質問がまたとても抽象的で漠然としていた。こんな程度のアンケートでいいのか?と思ってしまった。中学生の学習発表じゃないんだからさー。それとも、回答者が介護サービス利用者だから簡単な質問にしたってこと?
よくある質問だけど「介護制度について理解していますか」…こんな程度。「理解」とはどの程度をさすんだろーね。自分が利用している範囲程度はそれなりに理解しているつもり。でも、制度そのもの、サービスの様々、理解しているかと聞かれたらNOだし。考えすぎかもしれないけど…。
「介護者に問題はありますか」の選択技は「問題ない」「高齢もしくは病弱」「子育てが十分に出来ない」「その他」の四つ。私のように高齢者でも病気でもなく子育てしてない人は「問題ない」になるの?……そんな単純な話だろうか?とりあえず「その他」にした。
「最終的にどのような介護を受けたいですか」そんな質問はどうみたって、心の元気なサービス利用者しか答えられない。自分に置き換えて答えてもいいけど、私は思いっきり「本人に自覚がないので回答不能」と書いた。
私が過剰反応なんだろうな~でも、認知症患者は置き去りなんだなーって、ちょっと思った。
祖父母がS町で介護認定受けていたときもアンケートを受けたけど、もっと、もっと細かかったよ、O市行政さん!!