「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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ホテルでショートステイ

2005-05-16 | ●介護録(~2015.2月)
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 川崎日航ホテル:介護付き宿泊プラン 食事や入浴、散歩まで--来月から /神奈川
スゴイねーホテルでショートステイなんて。需要はどのくらいあるんたろ?
うちみたいなアルツだと、ホテルだろうとどこだろうと余り関係ないかなって思うけど、例えば身体的な問題で介護サービス受けている方ならば、経済的に余裕があるのなら、「家族がお出かけ、それじゃオトーサンはホテルでショートを」とか、「気分転換にたまにはぜいたくを」なんて場合もありかもしれない。

たけど費用が五万円。これはかなりのものだ。
ヘルパーがずっと専任でつくという。
部屋代が二万いくらで、残り三万いくらはケア報酬代。このケア報酬代っていうのがどんなものなのか、ちょっと詳しく覗いてみたい気がする。

私は一人で母を旅行に連れて行く勇気がない。
だけど、今のうちに、温泉に行くとか、おいしいもの食べに行くとか、そんなことをしたいと思う。温泉やホテルで「患者と介護者お泊まりプラン」みたいなものがあったらいいなと思う。
ちょっと時に、手を貸してもらえるようなそんなプラン


考える…この先の介護

2005-05-16 | ●介護録(~2015.2月)
デイサービスを増やす提案があった。一つは病院のデイケアにトラブルが起こるので、それをやめて別な施設(今通っているデイサービスは満員)でのデイサービスをということ。もう一つはお役目のような感覚でデイに毎日出かけるほうがヨイのでは…という考えから。
結果として、診察と薬…やはり病院のデイをやめた場合に考えなければならない、改めての受診を考えると今のほうが母にも私にも負担がない。やはりデイケアははずせない。
そして、もう一つの、役目として日課としてデイに行く日を増やすという考えは、ケアマネが母と会話していく中で(デイの話をしたわけではない)
「K子さんには、この家のなかで遠慮のない人と過ごす時間が重要かもしない」という印象を持ち回数は増やすことは保留に。

母は神経質、気配りタイプ。ある意味八方美人的に他人からよく思われたい意識が強く、嫌なことでもガマンしてしまう人。
子供時代の話をしながら、母は、戦争という時代背景もあり貧しい暮らしの中で長女の自分はあれもこれもガマンしてきたと言った。親にいいたいこと甘えたいこと全てガマンしてきたと。あのころの子供はみんなそうだったかもれしない。子供らしく生きることが許されなかった時代かもしれない。
もしも、ガマンしていた分を大人になってから、趣味等にぶつけて発散していたらどうだったのだろう??
「昔ガマンしたんだから、今、好きなことをするわ。好きなことだけする、嫌なものは嫌」と言える性格だったら??
アルツの原因がこれだけではないだろうが、そんなことを考えた。

私自身、二人で家にいるとどうしても妄想がひどくなる母に、GHなどに入った方が…と考えることはよくあった。悩んでもいた。
今も悩んでいるけれど、ただ、ケアマネの言うように、娘と思っていなくても本能的に遠慮のない相手と感じている私だけと過ごすことも、実は大切なのかもしれないと思うようにもなった。
デイを日課として毎日続ける…刺激としては必要。母にも私にも良いことでもある。けれども、拒否感のある母は、刺激と同時にストレスも感じているかもしれない。

今朝、ヘルパーとその話をしたところ、手芸も担当してくれている彼女は「デイの送り出しの時のK子さんと、私が手芸におじゃました時のK子さんはやっぱり違う」と言った。
(この手芸、どんな作品を選ぶか難しくなっている。自分は出来ると思っている母は簡単すぎるとバカにしてしまう。でも現実はかなり出来なくなっている)

まあ、そんなこんなで、これからどうなっていくのか手探り状態。辛くなったらデイは増やしましょうというところに落ち着いた。