「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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春山社長の言葉の中に…。

2005-05-18 | ●介護録(~2015.2月)
父が入院していたのは64~65歳。確かに高齢者だが孫もいない父に看護師は「じいちゃん、○○かい?」と声をかけた。(いかにも田舎の病院ぽいけど)
モルヒネを投与され、微熱もある父にそれをどうこう思う気力も体力もなかったろう。
側で聞いていた私は正直「嫌な感じ」ではあった。でも、それを声にする強さはない。じいちゃんと言われても仕方ない年齢、私に子供がいれば間違いなくジジイだ…などと納得してみた。

今朝のTVで、筋ジスと闘いながら仕事をしている春山社長の講演の様子が流れ、その中にまさしく私のあのときの思いを代弁するような言葉があった。
「日本の医療や介護は保育所になっている」と。
春山社長は高齢者向けの「終の棲家」となる住宅建設を進めていて、そのための人材募集セミナーでの講演だった。
社長は「スリッパを履いた医者は許さん」とも語っていた。

社会人として活動している間は人間として守られている尊厳。それが患者になったら、施設入所者になったら、いきなり奪われたような感覚…。
なぜ看護師は「○○さん、どうですか」と言わないのか?名前を呼ぶのはごく当たり前の行為ではないのか?
なぜ高齢者に、小さな子供を相手にするような言葉使いをしなくてはならないのか?
何度もかみ砕いて説明しなくてはならなくなるし、とくに認知症は一度に多くの情報を与えることも出来ないから、自然と「保育所」のようになってしまうかもしれないんだけど…。

ケアセンターでは利用者を「○○子さん」と名前で呼ぶ。
これは実際に利用者に、どう呼ばれたいかを聞いた結果らしい。
女性は特に、奥さんとか、○○ちゃんのオカーサンと呼ばれ続け、最後にオバーチャンで終わる。
考えたらそんなのイヤだ。母親でもないのに「オカーサン」祖母でもないのに「オバーチャン」って言うのはホントはおかしいんだもの!
名前で呼ぶ…単純なことだけど大切なことかもれしない。

ショートステイに行きました

2005-05-18 | ●介護録(~2015.2月)
なんだか医療やらなにやらに文句ばかり言って申し訳ないけど、今朝のお迎えは約束より1時間も早い!!1時間はちょっとひどくない??

ケアマネは、あちらのスタッフはプロだからということで、ショートの朝はヘルパーなしなのだけど、前回も今回も、お迎え側は、「はい、迎えに来ました、車に乗ってください」という感じで、こういうものに拒否ある母に、事前に何も話していないという状況を理解してくれてない様子。
(事前面談のおりには話しているのだけど、その時の方が迎えにくるわけではないし)
スタッフは一人、車にはすでにお一人乗っているので、母を誘い説得するスタッフに代わって、私は車を見張る…(鍵は掛かっているし心配はないと思うけど、でも心配だよね~)

やはり、ヘルパーさんに入ってもらわないと毎回これでは……。
ああ、でも、約束より1時間早いなんてことが毎回起きたらヘルパーさんの時間設定もムズカシイじゃないの~~。