2014/10/10
『思考のトラップ』という本を買った。中身はともかくタイトルと目次を見て手を出した。はじめに、のところで人の性として、『人はみんなだまされている。しかしそれでいいのだ。正気でいられるのはそのおかげだから。』 とある。確かに論理的・合理的に考えることができ、世界をあるがままに見ることができる、というのは難しい。論理的・合理的に考えられてもその前段のところででたらめを入力してでたらめな認識をする。著者はこれを『だまされている』という。言っていることは当たっているので、もう少し深読みを続けるが、願わくばわたしの認識プロセスをくすぐるように書いてほしかった。読むのに苦労する。まずは、報告まで。