2015/06/05
「嫉妬する女は怖いその害は家業や器物・命に及ぶ()」
「神主の娘の磯良は優美にて和歌・筝よくし優しくもあり()」
「吉備の国釜占いの無視をして結婚すれど不幸に至る()」
「正太郎若い磯良と結ばれど放蕩が出て浮気をしたり()」
「袖という遊女を身請け里近く宅を構えて一緒に住める()」
「親からは座敷牢にといれられど磯良だまして出奔をせり()」
「病気にて磯良死せれどその嫉妬夫の回りにおよびたり()」
「まず始め浮気相手の袖をして病を与え死に至らしめる()」
「墓参りする正太郎だましてはお化け屋敷に招待をする()」
「後家に化け磯良の霊は恨み言『辛き報いを報せまいる』と()」
「刀田の里の祈祷師いうに札貼ってただただ祈れ救われんかな(7日前に死んだから42日間は謹慎、49日で忌明け?)」
「最終日彦六の声に戸を少しあけた途端にとり殺される()」
「御釜祓いの凶兆が事実になったと神意真に尊ぶべしと()」