そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

沙翁のソネット#71 ~#77

2015年11月11日 |  /シェイクスピア

2015/11/11

「きみの愛わが死のあとにひきずるなわたしの肉が朽ちるまでだと(#71イントロ)」
「さかしらな世間が君を覗き込みわたしを種に笑うは困る(#71)」

「亡骸のそばに埋めよという名とはペン名なのか本名なのか(#72イントロ)」
「書きもので恥をさらせりこのわれはつまらぬものを愛せば君も(#72)」

「吾の中に君が見るもの秋であり夕暮れであり消えゆく焔(#73イントロ)」
「世の無常見るゆえ君はなおさらに愛を強めて別れを惜しむ(#73)」

「肉体は死んでしまえば蛆虫の餌にすぎないよきは汝のもの(#74イントロ)」
「魂があるから肉体意味があるわが魂はこの詩でありし(#74)」

「わが思い君との間で葛藤し常に満たされることはなかりし(#75イントロ)」
「日々に餓え日々に満ちるを繰り返しすべて食らうがすべて失う(#75)」

「わが詩にはいつも着古しきせているわたしのテーマは君への愛だ(#76イントロ)」
「陽は日々に新たで古いわが愛も語りしことを語り続ける(#76)」

「記憶にはとどめきれないことあらば紙に記せよ中で育てり(#77イントロ)」
「鏡とか日時計知らせる滅びなど手帳に書けば豊かになれる(#77)」

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能百番[右近]

2015年11月11日 |  / まんが能百番

2015/11/11

「世阿弥作『右近』というは桜葉の女神が天に昇れる能と
(前シテ:貴婦人
後シテ:桜葉明神
ツレ:侍女
アイ:在所の者
ワキ:鹿島神宮の神職
ワキツレ:従者)」

「神職ら北野天神の桜見に右近の馬場に到着をせり()」

「ややありて花見車の貴婦人ら向かいの木陰に車を停める()」

「神職が業平の歌口ずさみ聞いた貴婦人話しかけたり()」

「見ずもあらず見もせぬ人の恋しくはあやなくけふや眺め暮らさん(在原業平)」

「貴婦人は車を降りて花眺め辺りの社を教えたまえり()」

「貴婦人は末社の桜葉明神であること明かし月の夜待てと()」

「やがて来た桜葉明神現れて花に戯れ春を祝える()」


 

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互除法

2015年11月11日 | 理系語呂合わせ

2015/11/11

「二つある数の最大公約数求むる方法を考えてみよ(因数分解する方法と互除法がある)」

「互除法は長方形の長辺を短辺で割る方法なりし(繰り返し割って商が1になるか、あまりが0になるまで繰り返す)」

「互除法は1次不定方程式を解くときに利用できる術であるなり(1次不定方程式の定義と性質をよく理解すること)」

「整数を自然数にて割れるとき余りが同じを合同という(a≡b[mod m]と表記)」

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