そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

短歌練習帳-20

2014年02月15日 | 三十一文字

2014/02/15

「十四首の歌に大和の言葉にてなれる歌をば探してみよと(『大和言葉で詠まれた歌』)」
「音訓の二通りなる読みがあり音は漢語で訓は和語なり()」
「たとえれば『山脈』なるは『やまなみ』と『さんみゃく』と読む二つがあれり(前者:和語,後者:漢語)」
「万葉は四千五百余首あれど漢語ふくむは十数首らし()」
「ややこしい例は音仮名ありといい和語に漢字を当てたるを言う(例:紀伊、伊勢)」
「新潮の国語辞典は和語なるは平仮名で書き他は片仮名(漢語や外国語はカタカナで)」
「和語だけで詠まれた歌の優しさや柔らかさ・伸びやかさなど味わい見よと()」
「例:人も 馬も 道ゆきつかれ死にゝけり。旅寝かさなるほどのかそけさ(釈迢空)」
「例:たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり(河野裕子)」
「例:田の神をまねかむ匂ひそこはかと乳のにほひて山ざくら咲く(米田靖子)」

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