万葉集#12.3006-12.3008

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「月夜よみ門に出で立ち足占アウラして行く時さへや妹に逢はざらむ(#12.3006)」
「月きれい門前にたち足占して出掛けるときも妻に逢えぬか()」

「ぬば玉の夜渡る月のさやけくはよく見てましを君が姿を(#12.3007)」
「真っ黒な夜渡る月が冴えたればよく見ただろう君の姿を)」

「あしひきの山を木高コタカみ夕月をいつかと君を待つが苦しさ(#12.3008)」
「あしひきの山の木高く夕月をいつかと君を待つは苦しい()」