そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/08/26)

2017年08月26日 | 日めくり帖

2017/08/26

「つくねんと坐し居れば桐の一葉落つ(M28)」
「O・ヘンリー最後の一葉に似た叙情より寂しきか子規の想いは()」
「この話『淮南子』にあり凋落の秋の寂しさ歌っていたり
 (『一葉落ちて天下の秋を知る』)」

「赤じそのゼリーの氷菓一人占め(『赤じそシロップのかき氷』)」
「赤じそは七、八月が旬らしい酸っぱすぎたら練乳いれよ
 (アレルギー:ロズマリン酸
 /抗酸化:カロテン、ビタミンE
 /紫外線対策、花粉症:効果あり)」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子規の一句と時候(2017/08/25)

2017年08月25日 | 日めくり帖

2017/08/25

「秋凄し大きな星の空に飛ぶ(M27)」
「教えでは凄いを具象映像にしろと言うけどなぜ許される()」
「星と空逆転をさせ主役には星もってきて凄しと言った()」
「宝暦の七年この日柄井川柳は万句合わせの興行をせし(『川柳発祥の日』)」
「川柳は下句に対し上の句をつける形の文芸なりし(宝暦七年1757)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子規の一句と時候(2017/08/24)

2017年08月24日 | 日めくり帖

2017/08/24

「林檎くふて又物写す夜半哉(M30)」
「もの写す夜のひととき写生するたぶんリンゴで食われし仲間()」
「子規の句のあらたに五句が見つかると昨日のニュース伝えていたり()」

「処暑初候綿ワタ柎ハナシベが開くといふ朔果弾けてコットンボール(『綿ワタ柎ハナシベ開く』)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子規の一句と時候(2017/08/23)

2017年08月23日 | 日めくり帖

2017/08/23

「きのふ活けて今日蕣アサガオの花もなし(M28)」
「朝顔を活けるはあまりないけれど子規は承知でがっかりもして()」
「かろうじて朝顔を植え観察の授業の記憶あるはうれしき(自分で植物を育てた記憶はないので…)」
「立秋に続く季節は処暑なりし慶応四年白虎隊死す(『処暑の白刃』)」
「朝風や夜鳴く虫の声などにほつと人心地つける季節に(立秋の後十五日目、八月廿二、三日頃)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子規の一句と時候(2017/08/22)

2017年08月22日 | 日めくり帖

2017/08/22

「青青と障子にうつるはせを哉(M21)」
「『はせを』なる言葉見つけてつっかかり芭蕉と知るも見たことはなし()」
「障子には影が映りて色はなし青々なるはタイムラグかな()」
「儚さの象徴なりし蜉蝣は初秋の季語でよく詠われし(『蜉蝣のはかなさ』)」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする