怒涛の年度末&ネコスケを見送り、
やっとこさの鬼鷲レビューです。
メモも何も全くしてないけど
早く何か書かないとスッキリしないので
さらっと簡単に書くことにします。
現代版組踊「鬼鷲-琉球王尚巴志伝-」
2015年3月7日(土)
さわふじ未来ホール
阿麻和利の卒業公演で
ラスト1枚のチケットをゲットしてましたが
運よく夜公演のキャンセルが出たので
チケットを交代してもらって
夜公演のみを観劇できました。
今回は演出家としての平田大一さん完全復活公演!
「翔べ!尚巴志」(≒鬼鷲)は第1回から見てるし
かつてはミウチも複数出演していた舞台ということもあり
思い入れもひとしおのシリーズ。
パンフレットを見ると見覚えのある
懐かしい面々も。
皆大人っぽくなったな~~~
と時の早さを実感(笑)
気分はもうお母さんですよ。
今回はオキナワンロックの宮永英一さんを
ゲストに向かえての特別演出。
これまでにないロックサウンドと現代版組踊の融合!
冒頭のクーデターのシーンから
その「色」が前面に押し出されてて
現代版組踊観劇100回越えのワタシも
新鮮な気持ちで舞台の世界に入ることができました。
アカインコをストーリーテーラーに立てて
尚巴志の偉業を紹介していく、
鍛冶屋、鮫退治、きよらとの出会い、
北山討伐、首里城建築…
これまでの舞台と物語の柱は一緒でしたが
それ以外の部分では変化も大きかったです。
牢屋に入れられたアカインコとオモロ、
そこで出会った謎の男「シンさん」
シンさんにせがまれて、
琉球を統一した尚巴志の物語を語ってゆく。
尚巴志の目指した国づくり、
そして第一尚氏王統の崩壊、
第二尚氏王統の樹立。
実はシンさんの正体は若き尚真王だった。
新しい国づくりを進めるために
尚巴志からヒントを得ようとしたのだった。
なーるーほーどーねー。
物語のリンク具合がたまらない
興味深いストーリー展開でした。
尚真をメインに入れてきたことで
金丸に対するフォローも上手くされてたし。
“尚の姓に第一も第二もない”
ヒーロー金丸像で見た時に
尚姓を継いだ理由としては
この本での設定が面白いかな。
*
“天の時 地の利 人の和”
っていうこれまであったキーフレーズは
今回は無くなってました。
個人的に気になったのは
冒頭と、それとラストにも出てきた
“今語られている歴史が真実とは限らない”
というフレーズ。
単純に捉えると、
“歴史書に書かれている
正義の金丸、悪の尚徳(=第一尚氏)
が真実とは限らない”
という意味になるかもしれませんが、
ワタシはこう感じました。
“今語られている歴史が真実とは限らない”
↓
“たった今演じられたこの物語もまた、
真実とは限らないのだ
だから、
何が歴史の真実なのか、真実だと思うのか。
それはそれぞれが学び
それぞれが考えていくのだ”
ってね。
舞台が上演されてそれで完結するものではなく、
誰かが考える「歴史の真実」を押しつけるのではなく、
見た人それぞれ一人ひとりがその「次」に進むための
バトンメッセージのような気がしました。
舞台をきっかけにして
今度はそれぞれが学んで考えてゆく、
それこそが現代版組踊の意義の
ひとつでもあるような気がします。
*
各キャラ、各演者さん、
それぞれ光ってました!
(個々に詳しく書けなくてスマン。
書きかけたけど長くなるからやめました;)
初参加もコタチもいただろうに
そうは思わせない
全体的にレベルの高い舞台でした!
スタッフ・保護者の皆様もお疲れ様でした!
また「次」を期待しています
一応、即日ミニレビューはこちらにも。
「砂を吐く」って分かる?
甘々で見てらんないわ(笑)ってことよ。
現代版組踊「百十~MOMOTO~」
2015年1月18日(日)
きむたかホール
昼の招待公演と、夜公演と2回見させていただきました。
本当は招待公演の1回観劇の予定でしたが、
観終わったあと「あと1回見なきゃ後悔するかも」と思い、
マッハで帰宅し、残ってた仕事をマッハで終わらせて
再度、当日券を買って見ました(笑)
さて、今回は
Team NEXT TAO(基本現代版組踊のOG・OB+α)
のメンバーと、
現役の阿麻和利メンバー(一部)との共演作。
現役の阿麻和利メンバーで
スピンオフ的な舞台をやってみてもいいのでは?
と常々思っていたのですが
今回はその試み的な感じでできたのではないでしょうか☆
現役メンバーにとっても今回の経験が
肝高の阿麻和利を演じる上で
さらなる刺激や勉強になったと思います!
そして阿麻和利メンバーが加わった分、
演舞シーンもより華やかに、
ダイナミックになっていて見ごたえもありました!
(特にエイサーシーンが印象的。
女子の囃子の入り具合がなんとも良かった)
まさに相乗効果
オープニングは戻ったような形に。
月照らす涙星での演舞復活と、阿麻和利の昇天。
んー、これは好みかもしれませんが、
個人的には前回の映画的な「静」の作りが好きかな?
*思徳金*
土曜日公演は違うキャストみたいでしたが
ワタシが見たのはずっと同じ子。
「母上!母上ー!」の叫び具合も
より必死さが増して相変わらず涙を誘う…。
ワタシは、思徳金が田場を振り切って
百十踏揚に別れを告げる
小さいながらも「察してる」感じと、
その後、一切振り返らず、歩みも緩めずに
きりっと退場していく様が好きです。
前も書いたけど、
思徳金、武士やね…。
原作の小説の方はもっと幼児(3歳)なんだけど
1458年~1469年までの時の流れとかを考えると
(その間に百十踏揚が再婚・妊娠・出産)
舞台の少年・思徳(8~9歳くらい?)の方が
リアリティはあるんだね。
※↑の1458年、タイプミスでなぜか1948年って書いてた…(大汗)
なんでか全く分からない(^^; 訂正します;
*思戸*
安定感抜群のナレーションに
たっぷりの情感がプラスされ
更に磨きがかかってました。
すばらしい。
将来、アナウンサーとかナレーターとかなれますね!
*尚泰久と金丸*
どちらも女の子役者さんでした。
男の子の役者も増えるといいなー。
ふと思ったんだけど、
尚泰久は城間との一人二役なので、
同じ役者さんが舞台の前半と後半で
立場が全く逆転してるという(笑)
内容とは全く関係ありませんが、
なんかちょっと面白かったデス(笑)
*百十踏揚と大城賢雄*
最後のカーテンコールで中央に立っている彼女を見て、
主役としての威厳と言うか
格というのもを感じました。
なんだか輝きオーラが
でも最後の挨拶はちょっとあると良かったなー。
せっかくのスペシャルコラボでもあったし
一言聞きたかったです。
今回は、百十踏揚が昇天するときに
紅のうちかけを落として行くのが印象的でした。
そのままそれが百十踏揚の「肉体」として
現世に残ると言う。
昇天した百十踏揚と、
現世の思徳金との会話は
初演の時から好きなシーン。
(これと、賢雄が死ぬトコ)
でもその時、舞台端に天上の賢雄が
残っていたのが意味深でした。
その意味はちょっと読み取れなかったけど…。
んー。
思徳金の「父」として
見守りたかった的な感じかな?
あと、
二人のラブっぷりがアップ!?
賢雄が百十踏揚の肩に手をまわして
寄り添って…ってゆーのが多くなってる気がして
ちょっとキャってなりました(笑)
また賢雄は攻められるシーンの
吐血感が良かったデス(笑)
あのシーンって、
初演の時に音楽の雰囲気的には
「北山の風」に似てるって書いてるけど、
北山の風じゃなくて、「アカハチ」だ。
(初演の時はまだアカハチ見たことなかったから…)
で、その時の賢雄の長刀を落とすまでの剣舞
もっとスピード感あるといいな。
曲のテンポに合わせているのかもだけど
せっかく体格がいいので
もっとダイナミックに力強く見せると
もっと死に際がかっこよくなると思いました!
(曲の倍速で動けば拍子は合うだろうし)
今回、現代版組踊初見の同僚と
一緒に行ったのですが
やっぱり賢雄の「声」に聞き惚れてました。
すばらしい武器です。
さて、今回見た2回の舞台で、
1番のツボだったのが夜公演のコレ。
クーデターが起こり、
賢雄に使者・城間が金丸の言葉を伝えるシーン。
巻き物を逆に持って「あれれ?」ってひょうきん者を演じる城間に
まさかの賢雄ツッコミ。
「逆だ(ぼそり)」
はぁっ!!Σ(゜∀゜;)
あのシリアスで緊迫したシーンで
まさか賢雄からツッコミが入るとは(笑)
アドリブっぽかったけど、
どうなんだろ??
個人的にはあの渋い低音ボイスで、
しかも大真面目なシリアスな顔で
ぼそっと言い放ったツッコミがかなりのツボで、
爆笑ではなかったけど、
新鮮な驚きとおかしみがありました(笑)
*以下、個人的な意見・要望*
年代のこと。
前回書いた百十踏揚没1499年は
1477年に修正されてました
…がっ!!
百十踏揚が死ぬ直前の、思戸のセリフ、
「(前略ナントカカントカ)1477年。その後、玉城で余生を過ごされ…」
1477年没なのに、
"その後、玉城で余生を過ごされ"…!?
ん~~~~!惜しいっ!!
1469年(70年)のクーデター&逃亡劇の後、
玉城で7年ほど余生を過ごして没。
そういう意味を言いたかったのだろうけど、
セリフの組み立て方からは
1477年の後に余生という風になってました
実に惜しかったです
こういう時間経過の描写や数字のつじつま、
スタッフでもキャストでも、
誰か一人でも事前に気付けたらいいんだけどな…。
(同公演ばかり3回連続となるとちょっとさすがに…;)
*
ところでクライマックスの演舞、
んーーー…、しつこいようだけど、
やっぱりやっぱり囃子や掛け声や効果音
(例えば扇子やサンバやエークなどの小道具や、
手をたたく、踏み込むなどの動作などによるものでも)
が欲しいな―。
そういうので観客を巻き込んで
拍手なり手拍子などを引き出すってあると思う。
(今回2回とも演舞中は手拍子なかった、できなかった)
百十踏揚が前に出てきてソロ演舞して、
お辞儀してすぐあとの所とか
全体の掛け声とかあると絶対手拍子引き出せるよ!
って思ってたら夜はちょっとやってた感じ?
…が、あまり聞こえず
観客を圧倒するほどの大合唱でもいいし、
全体のエネルギーの集大成がもうひとつ欲しいと思いました。
やっぱりイメージは肝高の阿麻和利の
「肝高の詩」の構成なんだよな。
*
今回招待公演を見たというのもあるけど、
「観客力」ってのも大事だよねーと
改めて感じました。
観客がどれくらいいて、
どのような熱量(テンション)なのか、で
舞台の印象ってだいぶ変わると。
舞台も「ライブ」だからね。
招待公演はやっぱり観客人数も少なかったので
(半分…以下…くらいよね?)
なんだかちょっと妙でした
(今回なんで招待公演を分けて設定してたんだろ?)
歌舞伎みたいに観客からの掛け声
…とまでは言わないけど
指笛とか手拍子とか拍手とか、
やっぱりそういうのがあると全体が盛り上がるし
演者さんたちもそれに乗せられるっていう
側面は絶対にあると思う。
ワタシたち観客を、是非「利用」して欲しいです(笑)
ちなみに、観客力が1番強いのが
「肝高の阿麻和利」の卒業公演の最終公演です。
前も書いたけど、熱すぎる(笑)
個人的には初見者は火傷しないように
卒業公演でも別日をおススメしてます。
なぜならばそのノリに上手くハマればいいけど
すごすぎて引いてしまう危険性も秘めてるから(笑)
*
あと、可能ならキャラごとに衣装のテーマカラーは
違うといいな~~~。
阿麻和利と賢雄が一緒すぎる
頭巾+向立(つまり髪型・頭部の見た目)が外せないのなら
せめて衣装のテーマカラーは替えたほうが
どれが誰というのを分かりやすく提示するのは
歴史モノでは必須だと思いますデス。
費用的なトコもあるかもしれませんが、
次に衣装を作るときは意識して変えてもらえたら
いいなーと思いました☆
以上、備忘録レビューでした。
ところでせっかく1月に百十公演があったというのに、
今年の百十の日(1月10日)、すっかり忘れてた!!
完全に、100%忘れきってました(^^;)
南島詩人舞台 UNIWASHI-鬼鷲-
2014年11月24日(祝)
かでな文化センター
念願の平田大一さんの舞台!
桑村さんとのミニイベントや
現代版組踊でのコラボ出演
(例えば花織の宴初演とかREQUIOSとか)
はちょこちょと見たことがありましたが
平田さんがメインの舞台で、
照明や舞台美術もある本格的な「南島詩人舞台」を観るのは
実は初めて!
それもそのはず。
南島詩人舞台としては7年ぶりだそうです。
7年前だったら、
まだワタシが現代版組踊とか琉球史とかに
出会う前だもんね。
さて、そんなワタシが初めて観た
南島詩人舞台。
圧巻
の一言でした。
魂が震える舞台だった
と言ってもいいかもしれない。
肝高の阿麻和利を初めて観た時の、
花織の宴の初演を見た終わった時の、
あの感じと似てる。
劇ではないので
分かりやすい物語があるわけではないのですが
平田さんによって紡がれる詩や
音楽や舞がこれほど魂に迫ってきて
あんなにボロボロ泣いたのは初めてです。
かずーの詩も
群星の詩も、
これまで観て、聴いてきた物も
たくさんあったのですが
今回は特に心に響きました。
響いたというか、
グサグサと刺さってきたって感じかな。
平田さんの、そして人の
生き方とか在り方とか
そういう深い部分を
まざまざと見せられた感じ。
やっぱり、やっぱり
ただものじゃないです、平田さん。
舞台上ではあんなに
鋭くて厳しくて神がかりすら感じるほどなのに
ある所では無邪気で楽しんでいて遊び心もいっぱいで。
とってもとっても不思議な人。
恐るべき感性と
恐るべきカリスマ性。
照明や舞台セットも良かった!
これまでの舞台のセットオールスターって感じで、
全然飽きなくて見ごたえもあった!
花織の宴ホール公演(初)で使われていた
座喜味グスクのセットもまた観れて良かった♪
(てっきりアレンジされて残ってないのかと思ってた…)
そしてそして“幻の共演者”(笑)たちも外せません!!
闘鶏のシーン、やっぱり最高!大好き!
(浪漫の会ブログで練習風景写真でやるの気付いてたので
楽しみにしてたのです♪)
そしてグランドフィナーレで披露された
各現代版組踊チーム+塾生合同の
大演舞も流石の迫力だった!!
久しぶりのシンカヌチャーにダイナミック琉球。
そこでも感動で泣けた。
↑最近涙線ゆるい(笑)
予定よりちょっと伸びてたっぷり2時間。
最高の、最高の、最高の舞台でした。
いい舞台に立ちあうことができて
とても光栄でした
これまで人づくり、と言っていたが
最近は自分自身の背中を見せることが
人づくりになるんじゃないかと思う
と言っていた平田さん。
やっぱりパフォーマーとしての平田さんも
今後はもっと観られることを期待したいです!
11月の連休イベント、メインはやっぱこれですなぁ。
22日・23日は肝高の阿麻和利。
でもいつもの肝高の阿麻和利ではなく、
平田大一さんと藏當慎也さんのW演出で
原点に戻って今一度舞台をリニューアルしてみるという、
新しい、もう一つの肝高の阿麻和利。
ストーリーと楽曲は一緒でも
演出が変わるとどうなるのか!?
すっごく興味津々です!
これは過去に阿麻和利を見たことある人も、
いや、見たことある人こそ、必見です!!
そしてそして、
連休最終日は、
なんと平田大一さんの舞台!
アーティストとしての平田さん、
ものすっごいオーラです。
空気ががらっと変わります。
魂に響くとはこのことか、
という感じです。
まだ見たことのない人は
このチャンスに是非!!
プレミアム舞台になること
間違いなしです!!
詳しくはTAO Factoryのサイトへ!
現代版組踊「百十~MOMOTO~」
2014年10月17日(金)
国立劇場おきなわ小劇場
Ship of the Ryukyuの枠としては
2回公演のうちの2回目。
前回(→8/22)に引き続き行ってきました!
前回は期待が高まりすぎてしまったのか
過去の記憶が美化しすぎてしまったのが
個人的にはどこか物足りなさを感じていたので
今回、どのようにレベルアップされているか
とても楽しみにしていました。
結論から言うと・・・
ナイスバージョンアップ!!
スタッフ&キャストのみなさん!!
グッジョブ!
いやー、これはガラリと変わりましたね。
お見事でした
もう泣かないかなーと思ってたのに、
今回は泣けました
さて、そんな舞台レビュー。
思い出せるかな。
最近記憶力が低くなってる気がするので
(今年度は定期公演観劇お休み中であんまりレビュー書いてないから鈍ったかも(笑))
前回との比較で記憶違いのこと書いてたらご容赦を。
*
オープニングの、
映画で言えばタイトルバック的なシーンって
前回もあったっけ?
阿麻和利が死ぬシーンがあって、昇天して、
そのままハケずに上の方にいて、
中央に正座している百十踏揚と、
左手に立ったままの賢雄。
セリフも動きもなく、
背景に演舞もなく、
ただ音楽だけが流れる
ちょっとしたシーン。
映画だったらきっとここでタイトルでるよね!
みたいな。
大城賢雄、百十踏揚、阿麻和利の
3人が位置関係がすごく印象的で
これから始まる物語にドキドキさせるような
そんないいクッションになってました。
*
今回、アンサンブルの演舞シーンが
だいぶ(?)カットになったなーと感じました。
モダンな振り付けが特徴的だった
冒頭の「月照らす涙星」の演舞もなし。
その分、じっくり演技で見せるシーンが
増えていたんです。
まず、百十踏揚の歌(琉歌)とソロ演舞!
肝高の阿麻和利の、嫁入り前のあれ!
音楽はちょっとだけアレンジして。
そしてそれに合わせた百十踏揚の心の葛藤も
思戸とのやりとりで表現されていて。
阿麻和利を想いつつもも
賢雄に嫁がなければいけなかった身の上。
賢雄の心も分かってる分むげにもできない。
そんな中、子を生み、
母としての生きがいも芽生えてきた
そんな複雑な心内。
しっかりと見せてくれました
また、賢雄と成長した思徳金の稽古、
父と子としての会話など
今回、家族をじっくり描いているなーと感じました。
ちなみに賢雄が赤子の思徳金を抱くシーン、
最初、大砲持ちしよったのにはちょっと笑いました(笑)
賢雄の不器用な感じが前回にも増して出てて良かったデス
賢雄の死ぬシーンはやっぱりイイですね。
音楽がいいんだよなー。
戦いのシーンで、悲劇のシーンなんだけど
メロディーラインがとてもキレイ
アンサンブルさんのもってる小道具、
トーチ(松明)じゃなくてふさふさな布とかリボンとか
そういう動きに合わせて揺らぐものがいいんじゃないかなーと
思ってましたが(音楽のイメージから)、
そうか、最後の明かりがポイントなのね。
今回は旗隊も参入!(…よね?)
長刀で自害する賢雄がかっこよかったッス。
*
今回泣けたのは、百十踏揚が田場を説得するシーン。
見せてくれましたね、百十踏揚の強さ。
思徳金との縁を切り、田場に預けたいとお願いするも
それはできないと拒む田場。
説得する百十踏揚と、田場の葛藤。
これまでよりもじっくり取られていて、
胸にぐっときました。
拒む田場の手を握って懇願する
百十踏揚の必死さと強さがよかった。
個人的には泣きの表情は無くてもいいくらい
ここは強気な百十踏揚でもいいかもと思ってる。
凛とした、王女としての意思の強さと気高さ。
でもいざ我が子を前にすると思わず…
ってくらい差が出ると好み(笑)
ま、ワタシの好み(妄想?)は置いといて!
今回は田場と百十踏揚に泣かされた感じですね。
その後の思徳金との別れもやっぱり鉄板。
抱き合う母子。
田場を振り払い、叫ぶ思徳金。
すすり泣く客席。
思徳金も表現が力強くなってて良くなってたな!
*
さて、クライマックスの百十踏揚晩年のシーン。
どでかい位牌は…やっぱりありました
うーん、個人的な糸暖簾とか長い布のような、
垂直的で白っぽくてきれいなセットのイメージなんだけど。
ま、この勝手な妄想も置いといて。
百十踏揚が昇天するシーン、
今回、阿麻和利・賢雄が連れて行くという感じじゃなく
見守って行くという感じででした。
阿麻和利や賢雄に手を取られ、ではなく、
百十踏揚ひとりで昇天したの。
なるほどねー。
*
ところで、15世紀に修正されていたのは安心したのですが、
やっぱり気になったのでもうひとつ。
今回もパンフレットの年表に書かれていて
舞台のセリフでも出てきた百十踏揚の1499年没のこと。
この年は舞台の設定としてアリとして、
それならその時、思徳金もイイ年のおっさんになってるのに
見た目子どものままじゃーんっていうのも
まぁ、目をつぶるとして(笑)
でもでも、ストーリーテーラーの思戸が
「あの動乱(→クーデター勃発)から7年後、ようやく穏やかな…」
っていう意味のことを言ったよね?ね?
で、百十踏揚が天上の二人と会話して
そのまま死ぬんだけど、
クーデター&賢雄討伐は1470年(頃)だから
7年後だったら1477年(頃)ってこと?
…1499年じゃないじゃん…。
んーと……
年が謎な部分を自由に設定するのは
別にいいと思うんだけど(1499年没もあり得なくもないし)
でも物語上で数字を出す時は出した数字どうしが
つじつまが合うかどうかはチェックしてほしいです~;
(○年後、とか、○才になった時、とか、○世紀とかそういう系の)
こーゆーの、他舞台でも
ちょこちょこあったりしたから気になります…
(年が)歴史的に正しいかどうかってことじゃないのだ。
舞台はフィクションだから仮定でも全然いいのだ。
でも同じ舞台の中で数字のつじつまは合わないと
見てる人に「ん??」ってひっかかりを残してしまうでしょ。
それはやっぱり作り手としては避けた方がいいと思うのですよ。
*
さて話を戻してと。
百十踏揚が死んだあと、思徳金の独白のシーンも追加。
そして続いて百十踏揚の人生を語ったまとめのナレーション。
最後の演舞とのつなぎができてましたね!
もっと前奏かぶせても良かったかもだけど、
でも前回のような違和感はなくって良かったです!
でもあの声は一体…誰?(金丸?)
ナレーションはここも思戸が良かったな。
そのほうが統一感があって。
あ、ふと思ったのでついでに書きますが、
クライマックスのあの演舞、
肝高の阿麻和利と似た構成ってできないかな?
主役が最初の方にバーンと踊っちゃって
それからアンサンブルの群舞になって、
後半、他の役者(チーム)が一緒に踊って、
主役が前に出てまとめる
って感じ。
賢雄と阿麻和利の演舞も、
少しくらいはあってもいいのでは!?
ナゼナラバ、あの曲と演舞、
大合唱って感じでもないし、
囃子や掛け声も無いし、小道具での効果音もないので
役者さんが前半ずーっと後ろで立ってるだけなのが
もったいないな―と思ったんです
百十踏揚が踊りに加わって
役者チームが動き出すまでに結構時間もあるので、
ちょっとだけ間延び感を感じしてしまいました。
*
そうそう、前回、ガン見しようと決めてた金丸。
百十踏揚の自殺未遂のシーン。
いやぁ、よかったね!
「まさかあのおとなしい百十踏揚様が!」
というような驚きと、直視できないばつの悪そうな表情。
対して賢雄は百十踏揚を追いこんでしまったと
己を責めるような苦悩。
二人の対比がうまくでてました!
このシーン、次は尚泰久だな(ニヤリ)。
(はっ!!尚泰久と城間が同一キャストって今パンフみて気付いた…へ~!(゜∀゜))
あ、あと金丸と賢雄の身長差もツボでした(←マニアック)
身長2メートル伝承の賢雄。
大地君、ハマりすぎ
(今回はポニテなしでカタカシラオンリーでした)
真五郎、相変わらずかっこよすぎ…。
賢雄と真五郎、まともに張りあったらどっちが強いんだろーね?(笑)
*
さて、とりとめのないレビューになってしまいましたが、
最後に嬉しいお知らせ!
泣ける舞台の定番になったと言ってもいい
この現代版組踊「百十~MOMOTO~」
1月17日・18日にきむたかホールで公演決定だそうです!
でもって、
肝高の阿麻和利メンバーも出演!
前々から希望してた、
肝高の阿麻和利メンバーによるスピンオフ舞台公演!
(オンリーではないと思いますが)
もしやその足がかりに!?
金丸主人公の「尚円王回顧譚」も是非!!!
ってゆーか、いつか尚徳主人公の舞台も見たい!!
ヒロイン(→国笠)もいることだし!(笑)
(…って、前も書いた気がする!(笑))
写真は再掲載。
百十踏揚の墓(2010年7月撮影)
今はお墓手前の木はありません。
現代版組踊「百十~MOMOTO~」
2014年8月22日(金)
国立劇場おきなわ小劇場
待望の再演、観てきました!
阿麻和利死後の百十踏揚の生き様に
スポットを当てた物語。
ストーリー展開は前回の公演と大きく変わらず、
My favorite book「琉球王女 百十踏揚」(与並岳生著/新星出版)を
ベースに進んでいきました。
*百十踏揚*
前回とは違って装飾や髪形などのビジュアルも
肝高の阿麻和利と一緒で、スピンオフ感が2割増し☆
衣装(打ちかけ)も3回変わって華やかさもありました。
百十踏揚本人は、
一言で言うと「かわいかった」です。
やっぱり百十踏揚は絵にかいたようなTHE姫であってほしい派(笑)
でも姫でありつつも時には凛とした表情も垣間見え…
心情表現がとーーっても難しい役柄・内容だったと思いますが
よく演じていたな―と思います。
でもまだまだ深化・パワーアップできそう!
今回は自殺未遂のシーンが追加。
百十踏揚がある種の「強さ」を見せる所。
緩急効いた展開は迫力ありましたね。
このシーン、次は金丸ガン見しよ。
飛んで行った懐剣の鞘はどこへ…(笑)
個人的には同じくらいの強さが後半にも欲しかったかな。
田場を説得するシーンとか。
諭すというよりも、むしろ是が非でもというような必死さ。
「THE姫」からの脱却、的な。
*大城賢雄*
(そう言えばこの舞台での明記は賢勇じゃなくて賢雄なのね)
キャストとしての賢雄はもちろん、
賢雄歴の長い“真五郎”、“賢雄衣装”の田場大親と
なんだから「わ~、賢雄がいっぱ~い (´∀`)」ってなりました(笑)
賢雄の籠手(リストバンド)にちゃんと夏氏の家紋入れてたの、
ちゃんと気付きましたよ。うふふ。
あと、個人的には賢雄の眉と目の距離が詰まった感じの
濃ゆくてワイルドなメイクがツボでした。
これで顎髭がもうちょっと濃かったら、
体格・声含めてもろイメージ通りど真ん中(笑)
それにあれだけ体格良くて長髪ポニテとかね。
もー、開幕早々悲劇のシーンなのに満面の笑みになってしまったよ(笑)
子どもをあやすのに不器用な感じもよく出てたし(ほほえましい(*^m^*))
ワイルドさももちろんあったし(VS真五郎いいねぇ~♪真五郎かっこよすぎ。三白眼のガリ台無し(笑))
やっぱりハマり役!
(肝高の阿麻和利と違ってセリフ量もあるし♪(笑))
*思徳金*
小説にはないオリジナルの描写。
百十踏揚と思徳金の別れのシーン。
思徳金の最後の叫びって、小さくても“武士”だなぁ…と。
分かってないふりして実は彼なりに分かってる。
子どもながら武士として男として、気持ちを押し殺して。
でも思わず想いは溢れ…ってね。
小説ではもっと小さい(幼児くらい)んだけど、
少年に押し上げ舞台ならではの表現として、
いい見せ場ですよねー。
音楽との演出もニクイ。
お隣に座ってたお姉さんが号泣してました。
*金丸*
まるで棒読みのような、淡々と事務的で無機質な感じが良かったです。
でもだからこそ、最後の最後にちらりと見せる迷いのシーンでは
人間性がもっとでると良かったな♪
対比(変化)がもっと大きいといいのかな?
前半の「悪っぽさ」さえ出さないくらい
無機質でもいいのかもしれない。
やっぱり金丸、演じがいがありますね。
全然違う人物表現でもイケると思う☆
*演舞*
百十踏揚の演舞(神舞のような)もあると良かったな~。
全てセリフとやり取りでコトが進んでいたので
複雑で繊細な内面に趣を置いた舞台だからこそ
感情表現としての百十踏揚の舞があると
ぐっと深みが出ると思いました。
百十踏揚の舞は最後の演舞にちょっとだけありましたが
どうしてもオマケ的なので
メインで舞うシーンがあるといいな!
花織の宴でのチルーやAMAMIKIYOのような。
そしたら同じく賢雄にもあるといいな―と思ったのですね。
例えば首里軍に攻められるシーンは割とそのまま交戦のマイムって感じの動きでしたが
そこを思いきり抽象的にしちゃって剣舞のようにしてみたり。
詳しくは分からないのでアレですけど、
見得のような振りもあったので、そういう歌舞伎や組踊のフォーマットのようなものを
前面に出してしまってもいいと思いました。
ちなみにこのシーンの音楽が1番好き!
そういや、クライマックスの演舞シーンにちょっと違和感あったんだけど
なんでかちょっと分かったかも。
たぶん、前シーンで暗転して場面転換して
すぐ音楽・演舞だからだはず(だった…よね?)。
ストーリーテーラーとかキャストとか、
物語の一部とクライマックス演舞がリンクしないで
最後の演舞シーンだけが独立してるから
イマイチつながりと言うか気分的な盛り上がりがなかったのかも?
冒頭だけでもしっかり融合させられたら
観てるほうもこれまでの感動の気持ちがわーって高まって
最後の最後の手拍子や拍手まで盛り上がって繋がっていくはず。
肝高の阿麻和利なんか、その点スゴイよくできてるな―って思います。
*別れ*
小説「百十踏揚」ファンとしては
賢雄と百十踏揚・思徳金の別れのシーンはほしい所。
小説読んで、賢雄に対して1番ほろりと来たシーンだし、
百十踏揚の、賢雄に対するわだかまりが本当の意味で溶けて
“賢雄を許し、受け入れられた”のはこのシーンだと思うから。
(舞台では百十踏揚が心を許すの結構早かったけど)
ああ、でもすぐに百十踏揚と思徳金との別れのシーンもあるから
そこに比重を置くためにカットというのもあるのかも?
時間的制約もあるだろうしね…。
ここは原作のお楽しみ、というのがいいのかな?
と言う訳で原作小説も、おススメです!!(`・ω・´)ノ
まずは読んで!!
(過去記事→小説・百十踏揚のススメ)
*位牌*
前回1番心揺さぶられた天上の阿麻和利・賢雄との対話シーン。
…ゴメン、どでかい位牌には笑っちゃいました(^^;
あれだけ具体的にどーんとでっかく出されたら、う~ん…;
(大きさ的にも位置的にも阿麻和利や賢雄、喰ってたような…)
抽象的できれいなセット(垂直的な何か)にするか、
もしくはなくてもいいかも~(^^;
百十踏揚を二人がどう連れて行くかは
前回のこともあったのでガン見ですよ。
うん、自然でしたね。今回はツッコミなし(笑)
*年号*
ところでタオのFBやチラシやパンフレットを見て
ずーっとずーっと思ってたんだけど
…なんで14世紀??
護佐丸・阿麻和利の乱の1458年は、
百十踏揚が生きた時代(少なくてもメイン)は15世紀だよ??
舞台内のナレーションでも14世紀って言ってたし…。
あと、百十踏揚の没年が1499年って明記してたのは
何か資料やこだわりが??と気になりました。
(1499没なら再会した思徳金、30代半ば~40代だね(-_-;))
資料や伝承があるなら詳しく知りたい♪
ちなみに小説では1474・5年没って設定です。
(1499年は死後の時代ということでエピローグに出てくるけどネ)
*
ってなことで、正直なトコロ、
前回の印象が美化されすぎてしまったのか
期待しすぎてしまったのか
決して悪くはなかったんだけど、
どこか何か物足りないといういうか、
ちょっと「あれれ?」という気持ちが残ってしまいました。
なんでかなってめっちゃ考えたので
分析みたいなレビューになっちゃいました;
ワタシ自身の、見る側の問題もあるのかもしれないけどね。
うむむ。
まぁ、それも今回の正直な感想として、
ちょっと迷ったけど書いておくことにします。
次回も行くので(チケット予約済み♪)
またどのような進化・深化があるのか楽しみにしてますよー。
応援してます(`・ω・´)ノ*
カーラジオから流れてきた
オリオンビールのCMの「走り出せレキオスよ~♪」が
頭から離れないまま家路についたら、
(この曲フルで聞きたい。どっかで聞けないかな?)
TAO Factory10年記念CDが届いていました!
AMAMIKIYOと花織の宴の2舞台のサントラ
カナサの舞台楽曲はとても好きなので待ってました~って感じ
(舞台楽曲CD出してーってこちらもしつこく書いてましたしね(笑))
うーん、やっぱり曲を聞くと舞台の記憶がよみがえってきますね
特にAMAMIKIYO。
花織の宴はDVD借りてて持ってるのでそこで聞いたりしてたけど
AMAMIKIYOは無かったので。
しばらく現代版組踊の曲は聞いてなかったのですが、
今日からしばらくはヘビロテ決定です(笑)
公開まで、あと一ヶ月!
このブログでも幾度となく再演希望のコールをしていた
現代版組踊「百十踏揚~第一尚氏のヒロイン~」が
「百十~momoto~」として(やっと)再演決定です!!
(先月発表を見た時は高熱中にも関わらずガッツポーズでした(笑))
この舞台は現代版組踊でワタシが唯一落涙した
個人的にも忘れられない思い出深い作品。
色々リニューアルされるのだと思いますが、
前回の良さをそのままに、バージョンアップして欲しいです!
メンバーとか内容の詳細等はまだ分かりませんが、
…期待しちゃってもイイですか!?(*^m^*)
ポスターは電通沖縄作かな?
素材がトヨタのCMでの百十踏揚っぽよね♪
そう言えばトヨタ(カローラ)の百十踏揚と言えば、
先月から新しいCM放送されてます。
麻乃さん演じる百十踏揚と、パペットあまわり&ももちゃんとのコラボ。
かわいいCMになっています。
(データまだ受け取ってないからネットでの公開はしばしお待ちを―)
現代版組踊「百十~momoto~」
平成26年度沖縄県文化観光戦略推進事業
8月22日(金)
18:30開場/19:00開演
国立劇場おきなわ小劇場
10月17日(金)
18:30開場/19:00開演
国立劇場おきなわ小劇場
料金:2000円(一律)/全席指定席
お問い合わせ/TAO Factory 098-983-0144
ほー、初の女アカインコ!(・0・)
(次は賢雄あたりがくるかなと思ってたんだけど…(笑))
現代版組踊絵巻『読谷山花織の宴』
2014年5月4日(日)
13:00開演(昼の部)
18:00開演(夜の部)
※開場はそれぞれ開演の1時間前
読谷村文化センター・鳳ホール
【入場料】
大人2500円/小人2000円(高校生以下)
※全席自由
【お問い合わせ】
TAO Factory(平日10時~18時半)
TEL:098-983-0144
info@tao-factory.com
肝高の阿麻和利かっちんグスク公演に合わせて催された
「現代版組踊フェスティバル」
平田大一さんが来て直接お話が聞けるなら
行かないとデショ!
というわけで、土曜日のに行ってきました。
イベントなどでちらっとお見かけすることはあったのですが
直接お話を聞くのは実に久しぶり。
もしかしたら、数年ぶりかも!?
でもお話を聞いて、ワタシが言うのもなんですが
ホントに変わらないというか、
(見た目はちょっとほっそりされましたが☆)
あの熱量もユーモアも、パフォーマンスも
現役の頃のままだだ!と感じました。
いや、公職についてそこでの経験もしっかり糧にして
しっかりパワーアップしてる、という感じ。
平田さんのチーム作りの話(THE県庁版!)
世界に広がるきむたかメソッドも興味深かったです!
そして笛や歌・太鼓のパフォーマンスも
あんなにシンプルなのにすごく心に響く。
なんだか泣きそうになりました。
会うと元気がもらえる、
抜群のカリスマ性を持ち見る人を虜にする
不思議な人ですネ。
二部の肝高の阿麻和利卒業生とのシンポジウムの中で
現代版組踊の取り組みは人づくり、
だから卒業して、舞台と関係のない道を歩んだとしても
“肝高の阿麻和利のお陰で今の自分がいる”
(阿麻和利の経験が今の自分に役だっている)
と、言える人が増えると嬉しい
という意味ことを言っていました。
ワタシは卒業生でも塾生でもスタッフでもなく
そういう意味で舞台とは全くの無関係者だけど、
肝高の阿麻和利のお陰で今のワタシがいます。
平田さんがいなければ、今のワタシはいないです。
平田さんと肝高の阿麻和利は、
間違いなく、ワタシの人生を変えた人です
そんなことをしみじみと思って、
直接お礼が言いたくなったんだけど
やっぱりタイミング逃してできなかったなぁ~
残念なのはやっぱりお客さんが少なかったこと。
もっとたくさんの人に聞いて欲しかったな!
TAO Factoryさん、イベント告知はせめて1か月前にはお願いします!
(そのためにも、ドタバタ企画にしないのも大事よね…)
土曜日の最終プログラムは伊平屋ちむドンキッズの
「屋蔵大主物語」でした。
40分くらいだったかな?
アトラクションなどで踊っているのは
何度か見てましたが
実際に演じているのは初見でした。
噂のストーリーテーラー「自称・琉球歴女」ちゃんも
見れて嬉しかったな(笑)
でもあんまり「自称・琉球歴女」って連呼するもんだから
なんだか恥ずかしくなった…のは私だけだはずね
(帰りに会えたら握手したかったけどいなかったな)
自称って取ってもいいんじゃない?
資格というわけでもないんだし、
ワタシが特許取ってる呼称でもないし(笑)、
歴女だろうが幕女だろうが、
山ガールだろうが釣りガールだろうが
はたまた美肌研究家とか○○研究家とか、
そういう類の呼称はそもそもみんな自称ですよ(笑)
ちびっこたちがメインの伊平屋チーム!
成長してメンバーに中学生も増えていったら
またどんどん変化していくんだろうね!
世のおじちゃんおばちゃんはね、
ちびっこたちの健気ではちきれんばかりの元気さ、
チームとしての一体感が見られれば
それだけでも満足なのよ?
元気いっぱいに仲良く、
これからもがんばれ~
あ、カナサの挿入歌ステキでしたー!
また聴きたい!
カナサの舞台楽曲CD、実現が難しければ、
一度ライブやってみてほしい!
舞台楽曲ONLYのライブ。
裏カナサ、的な。
数名のバックダンサーつけて。
(もちろんカナサが踊ってもいいんだけど)
あ、見たいわコレ(ね?YMさん♪)
絶対行く。お花持って行く。
今日もご訪問ありがとうございます。
ぽちっとクリック応援してくれたら嬉しいです☆
フェスティバルは日曜日もありましたが
見れませんでした。
肝高の阿麻和利第2回公演DVD上映会に、
てぃんぬむい、見たかったなー。
昨日のTAO Factoryのサイト、
今日の沖縄タイムスでも広告が出ていたので
こちらでもご紹介します
来る1月26日(日)
読谷村のむら咲むらでイベントがあります。
1つ目は現代版組踊「読谷偉人伝」
花織の宴をベースにアレンジしたショート舞台です。
ホール公演とはまた一味違った雰囲気をお楽しみください
ここでワンポイントアドバイス
会場のククル奏劇場は「野外ステージ」です。
充分に防寒対策をしてお越しください。
日曜日は気温回復しそうですが
昼夜の寒暖差はあるし、海の側のむら咲むらなので
風もあるかと思われます。
これくらいでいいかな~?
と思った服装に、更にプラス1を推奨します。
もし暑ければ取ればいいんだしネ。
ひざかけとか準備されているものもあるんですが
もしかしたら充分じゃないかもしれないし。
油断しないで十分な対策を!
じゃないと舞台鑑賞どころじゃなくなっちゃいますよー(笑)
(ワタシ、モニターの時野外って知らなかったから大変だった(>_<))
2つ目が「アカインコの読谷観光案内」
補足です。
今回の「読谷観光案内」は
村内を周って史跡等を巡るのではなく、
むら咲むら園内を歩きながら、
読谷や琉球にまつわるアレコレを紹介をしますよー!
ってことですのであしからず
むら咲むらはかつては大河ドラマのスタジオだったので
琉球を感じられる建物や風景が随所に見られます。
(ドラマ「テンペスト」のロケ地でもありますヨ☆園内のどの場所か探してみて―)
そんな園内を巡りながら、
ただ歩くだけでは見落しがちなポイントや関連するうんちく(!?)を
アカインコ君が楽しく案内&紹介をしてくれます!
いずれ園内も飛び出して、村内の史跡を巡るツアーもやると思いますが
今回は園内のみ、ということでご了承くださいm(_ _)m
なので舞台の時間に合わせてくるよりも、
ちょっと早めに来て、
園内も一緒に楽しむのがオススメですよ。
お食事どころもあります!
(そばとかテビチとか。テビチの食べ放題が有名かなー(笑))
むら咲むらって行ったことないわー
っていう沖縄人の方も案外多いと思いますが、
この機会にいかがですか?
体験王国むら咲むらHP→ ★
今日もご訪問ありがとうございます。
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広告のイラストは琉球戦国列伝からのものですが
描き下ろしもしましたのでお楽しみに♪
(でも公開はもうちょっと先かな?)