がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

涙は心の洗濯

2015年11月23日 | ・現代版組踊レポ

ずっと更新しなかったクセに、本日2投目(^^;)

 

 

MOMOTO、観てきました!

やっぱり泣かせる現代版組踊、ナンバーワンですね!

でも前回のMOMOTO公演よりも
すごい泣けたー
MOMOTO初演の時くらい泣いたー。

 

はぁ~…、久しぶりこの感覚…。

 

満足です

 

 

肝高の阿麻和利では
ワタシはたぶんもう、この感覚は戻らないかもしれない。

これだけ見すぎた故、
どうしてもしょうがないことでもあるわな…。

もちろん、これだけ見てるなら見てるだけの
違った楽しみ方があると思うけどね。

模索中デス。。。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理解<感じる

2015年11月23日 | ・肝高の阿麻和利レポ

大変ごぶさたしております

ぜーんぜん、ブログ書けなくてすみません
せめて週に1回は書くと心に決めてたのに、
それも突破してしまいました…orz

 

特別に忙しいとか、時間がないわけじゃないのですが、
(それを言ったら2010年とか2011年のほうがヤバイ)
最近どうもエネルギーがでないのですよ。

地味~な体調不良もしょっちゅうだし。

…厄年?


…いや、はい、そうです、トシです。

これまで通りにはいかんみたいです。

とほほ

 

さて、こちらもひっさびさに観てきました。

肝高の阿麻和利11月公演。

 

 
新パンフレットも買いましたー。

 

肝高の阿麻和利
2015年11月21日(土)・昼公演
きむたかホール

 

去年の卒業公演以来、
そして今年度初の現代版組踊観劇でした。

なのでこのメンバーさんたちで見るのは初。

キャスト表を見ても、知ってる子(名前覚えてる子)いなくなったなー。
阿麻和利君は固定だからもちろん覚えてますが、変動型の役とか。

これまではいわゆる贔屓の役者(配役)さん、
というのがいたんだけど、去年から意識して観劇の期間を空けているからか
だんだん卒業していって、特にいなくなっています。

そういう意味でも、自分の中をリセットしていってますね。

でもリセットしきれてるかというと、
もちろんそんなはずはなく。

劇中のセリフ、たぶん同時進行で全部言えるし

なんかね。
観ながらセリフが頭の中を同時に流れていくんですよね。
カラオケの字幕みたいに。
60回も見てりゃ、そりゃーなー 

 

さて、前回見た時はどうだっけ?
と、去年の卒業公演レビューを一読。
(やっぱり自分のための記録として必要だわ(笑))

なるほどー。

演出などの変更点なども含め、
感じることは特に変わらず、かな。

良いトコも、こうしたほうがいいんじゃ?というトコも。

「間」はねー、やっぱり大事にしてほしいー。
「鏡で動く」のもやってみるといいよー。

阿麻和利君、戦を決意するときの「間」はやっぱりピカイチですね。
このシーンは今の阿麻和利君が断トツでウマい!
(4代目君からしか見てませんが)

他のシーンでは結構お調子者キャラっぽいのにね(笑)

 

他で敢えて書くなら、アレだね。

オネェな望月按司。

望月按司Sって確か役者チームの新人さんたちがやるのが多いんだよね?
カナエさん演じる貫禄たっぷりな望月按司妃が忘れられませんが、
新人さんたちの精いっぱいの創意工夫が見れるのも
密かに楽しませてもらってますよー。

ちゃんとね、屋慶名に色目使ってるトコとか、
パニくって「えーい!この役立たずものめが!」って言った後に
「まぁ、私ったらはしたない言葉遣いを!」って
やってたのとか、芸が細かい(笑)

その分妃は影が薄かったですけど

ってゆーか、このキャラなら恐るるに足らぬわ!って感じですけどね。

屋慶名たち…何をそんなに苦悩してたんだか(笑) 

いつかお笑い要素一切なしのTHE悪人な望月按司も見てみたいよね。

 

男サンも人数増えたねー

「肝高の詩」での笑顔でアイコンタクト(胸キュン
まだまだ演舞に余裕がないのか観れなかったですけど
どんどん場数を踏んで、イイ男に育ってって下さーい

 

 

トコロデ、 今回は阿麻和利初観劇のお姉さんがお隣さんでした。

1幕が終わっての中休み、
そのお姉さんとお連れ様の年配の方との会話が聞こえました。

 

 

 

「何言ってるかほとんどわかんない…」

 

 

 

……わかるっ!!

分かるよお姉さん、その気持ち!!

 

私も初観劇の時はそうだったもんね。

ほぼ聞き取れなかったし、理解できなかった。
(その時の2幕の首里場面はまさかの全滅。
席とスピーカーの関係もあったはず)

 

「何言ってるかわかんない」には、

方言などセリフ構成の問題、
マイクやスピーカーなど機器の問題、
発声やスピードなどの演じる側の問題、
音楽とのかぶりなど演出の問題、
歴史用語などの知識の問題、

など、色々ありますね。

発声とかスピードとかそういうのは
少しでも聞き取りやすくなるよう今後も精進してほしいのですが、
(これはやっぱり長年の課題ですよねー)
方言とか専門用語はこれ以上削れないよね。

私、いまだに
「しかし、志魯・布里の乱でこの首里城が焼け落ちたのはわずか5年前のこと。
わしはもう、骨肉の争いで血を見るのは嫌じゃ!」
(BY尚泰久)

このセリフがカットされたの惜しいとおもってますからね。

 

本でもなんでもそうだけど、
最初で全部「理解」しようとしなくても大丈夫。
セリフの一言一句、多少意味が分からなくても、
全体から何かを「感じ」ることができればいーんです。

理解 < 感じる

だよね。

感じて、そこで興味がわいて、
そこから知ろう・学ぼうという気がわけばいいのですから。
(ワタシはまさにこのパターン)

 

だからワタシも初観劇の人を連れていくときは
必ず琉球史としての予備知識はあらかじめ伝え、
(一緒に行けない場合はパンフレットやコレ読んどいて!って)
セリフも聞き取りにくいはずってことは
前もって言っておきます。

でも気にしないでいいって。

 

ま、でもこのお姉さんも
「すごい」「子どもも入れさせたい」っても言ってたので
ばっちり感じていたようですが☆

 


ねりまの阿麻和利のサイトリンクきれてるなー。
相関図、パンフレットから載せてもいいかな??


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする